1 / 1
第一章
プロローグ
しおりを挟む
すべてが…赤に包まれる
「さあ…選びなさい…抗い、戦うか…それとも、苦しみから逃れて魂までもが灰となって散るか…」
苦しい…身も心も裂けるように苦しい…目の前には実態のない赤いドレスの大きい帽子を被った女が僕にそう問いかける…
「ジョン…! だめだ!呪いに飲まれるな!」
親友の葵が必死に叫ぶ声が、赤く染まった視界の中で響き渡る。周囲は赤い炎に包まれ、耳に刺さるような熱気と煙の匂いが漂う。上を見上げれば、赤く血のように輝く満月――赤い月が、僕を見下ろしていた。
「あはははははは! 最高だよジョン! ボクはこうやって呪いにかけられた君と戦えるのだからね!」
目の前には、化け物のように変貌した男の姿があった。
「お前に…お前に今の僕の苦しみがわかるはずがない…!」
僕は、身も心も苦しい…! このまま自分の存在を消してしまいたいくらいだ…! いや、そもそも僕は…この世に存在する価値などあるのだろうか……
「赤い月の呪いよ!ボクは君に勝って、今度こそ叶えてみせる!君の命と引き換えになぁ!」
「…クソ…!」
身体も心も痛い…苦しい…!
「ジョーーーーーン!」
…僕は…僕は……
「さあ…選びなさい…抗い、戦うか…それとも、苦しみから逃れて魂までもが灰となって散るか…」
苦しい…身も心も裂けるように苦しい…目の前には実態のない赤いドレスの大きい帽子を被った女が僕にそう問いかける…
「ジョン…! だめだ!呪いに飲まれるな!」
親友の葵が必死に叫ぶ声が、赤く染まった視界の中で響き渡る。周囲は赤い炎に包まれ、耳に刺さるような熱気と煙の匂いが漂う。上を見上げれば、赤く血のように輝く満月――赤い月が、僕を見下ろしていた。
「あはははははは! 最高だよジョン! ボクはこうやって呪いにかけられた君と戦えるのだからね!」
目の前には、化け物のように変貌した男の姿があった。
「お前に…お前に今の僕の苦しみがわかるはずがない…!」
僕は、身も心も苦しい…! このまま自分の存在を消してしまいたいくらいだ…! いや、そもそも僕は…この世に存在する価値などあるのだろうか……
「赤い月の呪いよ!ボクは君に勝って、今度こそ叶えてみせる!君の命と引き換えになぁ!」
「…クソ…!」
身体も心も痛い…苦しい…!
「ジョーーーーーン!」
…僕は…僕は……
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる