真っ赤な血はアイの色

非魔神の架空日記

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6朝日が昇る空

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如月は探し物をして、そのまま疲れ寝た

そして真っ暗な部屋で目覚めた、、、

如月は起き上がり、部屋の電気をつける

そして、つけた時、目に入ったのは机にあった手紙だった、、、

如月は急いで手紙を手に取り読む、、

文字は全てひらがなで、字も汚く、読むのに苦労したが、文章を解読した後、直ぐに家を飛び出した

如月が読み取れた内容はこうだった、、

「貴方と過ごした、最後の時間が幸せだったよ、私は最後はきっと笑顔で貴方に顔向け出来ないから、離れるけど、悲しまないで欲しい、それともし、嫌でなければ私を忘れないで欲しい」


如月は走った、、場所の検討は付かない、、何処に居るのか、、、


ひたすら走った、、初めて会った公園、、初めて助けた路地裏、、

如月「ふざけるな、、、こんな別れで、、」

如月「こんな別れで納得出来る訳ないだろ!!」



どこか離れた場所で、、

カナン(怒ったかな、、、、)

カナン(あんなに優しくしてくれたのに、別れを直接言わないなんて、、)

カナン(でも、これで嫌いになってくれれば、あの人はカナンの事を助けれなかったなんて、考えず生きていけるかな、、)

カナンの頬からは涙が垂れて行く

カナン(嫌だなぁ、何で泣いてんだろ、、)

カナン(格好悪いな、、1人で出て来て、嫌われる事したのは自分なのに、、)

カナン(なのに、、あの人に嫌われるって考えると辛くて涙が止まらない、、)

カナン(忘れないで欲しいな、、私の為に悲しんで欲しいな、、あの温かい手で私の手を握って欲しいなぁ、、、)

カナン(あの温かい体で私を抱きしめて欲しいな、、、)

カナン(それに1番格好悪いのは、、、)



如月「やっぱりここにいたのか、、、」

カナン(実は追いかけて来てくれるかもって期待して、こんな所で待ってた事、、、)

如月「まさか、、ここに居るとは、、」

2人再開はあの日の星見の崖だった、、、


カナン「なんで、、きた?」

思ってない事をカナンは言う

カナン(本当は、、今すぐに抱きつきたい、、今すぐ手を握りたい、、今すぐ家に帰りたい、明日の月を2人で見たい)

カナン(でも、それは私が消えた後の彼の傷を増やすだけ、、してはいけない、、、)

カナン「かえって、、」

如月「嫌だね、お前見たいな嘘つきの言う事、聴いてやらない」

カナン「かえってよ!!」

カナンは叫ぶ、、悲鳴のように、、

カナン「なきがお、、おぼえて、、ほしくない」

如月「お前が言ったんだろ、忘れるなって」

如月「俺はお前の全てを知りたいし、お前の全てを忘れたく無い」

如月「だから、俺はお前の全てを知りに来た」

如月「忘れない為に、、」

カナン「お願い、、抱きしめて?」

カナン(やめて、、私をおかしくしないで、、)

如月「分かった、、」

如月は歩いて崖の先端にいるカナンの元まで歩く、、、

カナンは向かってくる如月に声をかける

カナン「大好き、、」

カナン(近寄らないで、、死にたくなくなる)

カナン「早く、来て?」

カナン(来ないで、、私にこれ以上幸せを与えないで、、)

如月はカナンの目の前に来る

如月「捕まえた、、ようやく」

如月はカナンを抱きしめる、、

そして、カナンも弱った体で力いっぱい抱き返す

カナン「会いたかった、、」

如月「カナンの体の大きさ、、覚えたよ、、」

カナン「もっと覚えて?」

カナンは如月の顔に顔を近づける、、でも途中で止まる

カナン(これ以上は、、)

カナンの思いは容易く破られる、如月がカナンの頭を抱き寄せてキスする、、

そして一度交わしてしまった口付けは、カナンの心を崩すには充分だった、、

カナンは気付けば自分から舌を絡め、、求めるままに互いの体を、心を蝕んでいく、、、

2人は互いに、互いの心と体を蝕み、侵していく


そして2人が互いを確かめ合っているうちに、時は来た、、、


朝日は昇り始め、カナンの肉体を消滅させるのは時間の問題だった、、、


カナン「最後に、もう一回、抱きしめて?」

如月「あぁ、、、」

2人は涙を流しながら、、抱き合った、、、

そして陽光は2人を照らし、如月の手の中にいたはずの1人の少女はそこには居なかった、、


如月は体が動かなくなるまで泣いた、、



そしてまた、月が昇りかけていた時、、、

如月「ごめん、、、俺もう、、無理だ、、」

スマホから電話が鳴る、、、

電話を取る


友人「なぁ、大丈夫か?」

如月は空元気に返す

如月「何が?」

友人「なんか、、さ、、急に気になって」

友人「お前が、、消えるような、、」

如月「心配するな」

友人「おい!まて!」

如月は電話を切る

如月「初めて、、あいつに嘘ついたな、、、」

如月「ごめん」



如月は星空が反射する星海を見つめ、、


崖から身を投げた


如月は星の海の一部となった、、、


そして朝日はまた昇る、、、







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