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柳沢戻る
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最近叔母の夢を見る。
思い出したように叔母のお気に入りの写真を取り出す。まだ30過ぎの頃の若い時の写真だ。でも周平の記憶にある叔母はこの若さのままで止まっている。
「奥さん?」
団長が覗き込む。
昨夜は団長も抱いた。カオルは3回だ。
「いや」
起き上がって、用意してくれたスパゲッティに箸をつける。
「周平に似てるね?」
「まさか、そんなのを言われたのは初めてだ。唯一の身内の叔母だ」
「へえ、でも目元なんかそっくりよ」
外からケイ君の声がする。
「入るぜ」
と言いながらも半分くらい覗いている。
「ケイ君も食べる?」
「何しろ兄弟だからな」
にやにやしている。
「柳沢昨日戻ってきたぜ。ママの兄貴も一緒だ」
「あのチンピラは?」
「行方不明のまま」
「信州に行ってたらしい」
轟の情報を伝える。
周平はさっそく轟に携帯を入れる。
「今会長の自宅を張っていたら、柳沢が入っていった」
「段取りがいいな」
「いや、元警察の力だよ。高速のカメラでママの兄貴の車を見つけたんだ。詳しことはまたする」
それで携帯が切れた。
「ものは相談だが、その兄貴の車を調べられる?」
「かなり汚れているから部下に洗わせるだろうね。2万も握らせれば」
「じゃあナビを見てくれ」
思い出したように叔母のお気に入りの写真を取り出す。まだ30過ぎの頃の若い時の写真だ。でも周平の記憶にある叔母はこの若さのままで止まっている。
「奥さん?」
団長が覗き込む。
昨夜は団長も抱いた。カオルは3回だ。
「いや」
起き上がって、用意してくれたスパゲッティに箸をつける。
「周平に似てるね?」
「まさか、そんなのを言われたのは初めてだ。唯一の身内の叔母だ」
「へえ、でも目元なんかそっくりよ」
外からケイ君の声がする。
「入るぜ」
と言いながらも半分くらい覗いている。
「ケイ君も食べる?」
「何しろ兄弟だからな」
にやにやしている。
「柳沢昨日戻ってきたぜ。ママの兄貴も一緒だ」
「あのチンピラは?」
「行方不明のまま」
「信州に行ってたらしい」
轟の情報を伝える。
周平はさっそく轟に携帯を入れる。
「今会長の自宅を張っていたら、柳沢が入っていった」
「段取りがいいな」
「いや、元警察の力だよ。高速のカメラでママの兄貴の車を見つけたんだ。詳しことはまたする」
それで携帯が切れた。
「ものは相談だが、その兄貴の車を調べられる?」
「かなり汚れているから部下に洗わせるだろうね。2万も握らせれば」
「じゃあナビを見てくれ」
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