昔話

kamesato

文字の大きさ
上 下
36 / 45

昔話36話

しおりを挟む
黒鬼「それはある日のことだった」

黒鬼「雨が降らない日が続き俺ら鬼は食糧不足になりかけていた」

黒鬼「その時俺の奥さんの桜は人間の住む町に出かけて食料を買っていってくれたのだ」

黒鬼「俺は、桜が人間の住む町に食料を買いに行ってるのを途中まで知らなかったのだ」

黒鬼「桜は俺に気を使って伝えてなかったのだ」

黒鬼「ある日のことだった、桜が人間の住む町に買い物に行ってからなかなか帰ってこなっかたのだ」

黒鬼「俺は、気になって人間の住む町に行ってみたのだ」

黒鬼「すると・・・桜が鬼が島に戻る途中の川で死んでるのを発見したんだ」

黒鬼「桜は人間に殺されたのだ!」

黒鬼「そこから俺は人間を恨むようになったんだ」

黒鬼「本当にすまないことをした」

黒鬼「俺らのことを許さなくてもいいから新しい鬼が生まれたら仲良くしてあげてくれ」

黒鬼「お願いします」

続く
しおりを挟む

処理中です...