ポーカーフェイスな悪役

悪役ここに誕生

8歳の悪役 新しい家族

　舜「教えて頂かなくても乗れると思います」
颯「前から思ったんですが、何故敬語なんですか？」
 舜「しゃべり方は気まぐれです。それに三咲さんも敬語です。」
颯「！‥‥‥確かに、でもそれは私が貴方の使用人だからです！」ぷんぷん！

私は無言で自転車にまたがった
 舜「‥‥‥‥‥」
颯「もう！無視しないでください！」

なにやってんだ、気満ち悪いぞ
 舜「気持ち悪いぞ」
あっ！まずいと思い口をふさいだ
颯「つ！！‥‥しゃべり方かわりましたよ」
喜んでいる、それどころじゃないだろ

ピンクを無視しペダルに足を置いた
足に力を入れ踏み込んだ
 舜「あっ、乗れた」
乗れた意外と簡単だったな、数分もしないうちに乗れてしまった、自転車‥‥楽しいな

颯「乗れましたね、さすが運動神経がいい」
褒められた
 舜「ありがとう」
颯「でも、何故急に自転車に？」
今さらそれ聞く？別にいいけど

 舜「今度の休みの日に美穂と美住とで少し遠いところにある面白そうな公園に行くことになったんです。しかも自転車で」
颯「面白そうな公園？どんなところですか」
 舜「知りません、美穂が見つけたらしいです。楽しみです。」
～～～～～～～～～
40分話ながら練習してしまった
 舜「そろさろ休憩しませんか？」
颯「それもそうですね、紅茶淹れて持ってきますね」

もう、しっかり乗れるようになったと思うんだがな

あっ！花園に行こうすぐそこだし
 舜「花だ～(棒読み)」
にゃ～‥‥にゃ～
ネコ？迷いこんだか？
 舜「ネコだ、‥‥っ！？」
可愛いんだが！えっ天使、天使舞い降りた？
 舜「野良猫ですか？」
にゃ～
 舜「そういうことにしましょう。さぁっ私に飼われましょう、そして家族になりましょうか！」
にゃ～
ピンクに紹介しよう！
私は猫を連れて戻った、物静かだなほんとに

颯「いました！どこにいたんですか、家でも放浪癖発揮しないでください！」
 舜「すみません」
颯「っ！その猫はなんですか」
 舜「花園にいたんです。今さっき家族になることになりました」
にゃ～にゃ～
享「えっ！なぜそんなことになったんですか」
 舜「まぁまぁ落ち着いて、母さんや父さんに知らせにいきましょう！ちょうど父は家にいますし！

あ～‥楽しみです