ポーカーフェイスな悪役

マル

文字の大きさ
41 / 48
ゲームの始まり高等部

高等部編 図書館

しおりを挟む
  12月に入った、澪さんは充分に休めたようだ
あれから少し変わったことがある、中田が
王月に来なくなった、自主退学だそうだ

最後に見た中田は…鼻水と涙で顔を汚ならしくし、自分は悪くないと逆上し、ふと私と
目が合い‥‥気絶した、顔を真っ青にして

私は特にこれといってなにもしていない
特に思うこともなく、意識を本を戻した

それと中田姉も王月の大学だったらしくそちらもまた、自主退学をしたらしい

美住の周りには常にいる人がいる
美住は人を甘やかすのが得意だ
聴き手も話し手も上手い
人を引き付ける

ゲームに出てきた過去の問題はいつの間にかなくなってはいるが‥‥はぁー

一度にたくさん問題がでで来るのは疲れる
肩凝るよ

誰もいない、相変わらず静かだ‥
この誰も来ない、存在感のない図書館は、ゲームの登場人物の中の重要人物だけが来ることがはっきりわかった、私もそれに当てはまるから迷わずにたどり着けたと思う

ここの司書にカウンター業務を押し付けられてしまった‥まぁやることはないがね‥

ここの司書さんは勿論‥男だ
王月に男が多いのは無論BLゲームだからだ‥

?「黒葛さん‥」
 舜「おう、ハスキー」

そうか、日野もヒロインだったな‥まだ
中等部‥三年?

そう思いながら日野が持ってきた1冊の本と本の中身をを確認した‥
さすがの私も‥驚愕してしまった

パタン

っ!えぇ‥
 舜「‥‥読んでもいいもの?」
これ‥‥見つけてしまったか‥
まぁ普通は絶対に無いものだしね…

日「え?」

上級者向けの・・・官能小説
気づいてない?

 舜「こちら官能小説です‥」
日「・・・・!」

顔中真っ赤‥首まで、ボフンって効果音付きそう

 舜「知らずか?‥よくたどり着いたな
これからは気を付けろよ、これは私が戻しておく‥もし読みたいなら初心者向けの読んだら‥いいよ」

日「よっ読み‥ません!‥そっそれと、
黒葛さんは‥読むん‥ですか」
 舜「いいや、司書の趣味‥‥日野‥」

日「瑞季‥です」
ナイス、覚えるの簡単そうとか言ってたのに‥ワ忘れていた、危ないね

 舜「日野瑞季よ、そうおどおどするな
聞き取りにくい、少し抑えて」

日野を呼びつけ、ある本のコーナーに向かっている、私がおすすめする本を読みたいとのことで、案内をことになった

 舜「こちらです」
日「すごッ!」

 舜「ぁ、ここで待ってて」

日野が私に待てと言われ、待っている間なにか面白そうな本を探すことにしたらしい‥が、私がどこに行くのか気になっている様子だ、こちらをチラチラ見ている

それはまぁいいとして、さっき司書がいた‥官能小説を集めるという趣味を持ってはいるが、悪い人ではないと思う

自分の事を変態と自覚している分…まぁ‥ね
他にもそっちに詳しい部分があるが
悪い人ではないよ

聞き耳を立てよう

『‥ちょいごめん』

足跡がこちらに近づいてくる
さすがにバレた

 舜「やっほー」
司書「はぁい舜君♪」
やっぱりバレていたか

 舜「司書は理事長と仲良いの?
親友?恋人?」
司書「ううん違う、強いて言うなら親友だ」

どうやら司書と言う呼び方を良く思っていないらしい、名前を知らないのだから仕方がないが、今さら聞くのもめんどくさい

 舜「司書はそろそろ仕事に戻って
私も戻らないといけないから、じゃ」

司書「わかったよ、じゃあね~」
 舜「はいはい」

司書はそそくさと戻っていった
私は日野の元へ向かった

 舜「如月」
日「え、あっ黒葛さん」
どうやら良い本を見つけたらしく
読み耽っていたようだ

日「黒葛さんは‥恋愛してます?」

無意識に二人…本棚を背もたれに座り込んだ

 舜「恋愛か…したこと‥ないな」
日「ないの!」
 舜「良く考えたら無いね
恋をしようとすら思ってないね」

日「じゃッじゃあ、これ‥から?」
 舜「どうかな‥難しいね
これといってこだわりもないからね」

恋愛…恋か、随分難題だな
…私はきっと気づきたくない‥正直イラつくからだ、生意気にも私はそう思う

謝るのなら、言わないでほしいけど‥

 舜「君は?」
日「僕…は…気になっている人は‥います
でも‥振り向いてはくれません
僕にそんな勇気もありませんけど‥」

気になっているというよりか好きなんだな
恋愛に興味はないが人を好きになれる事は
良いなとこころなしかそう思う‥

 舜「なんだか君らしいね…」

日「そッれなら、最近嬉しかった事はありますか?」
 舜「……身長が伸びた…153になったよ」
日「それは♪良かったですね」
あぁ素晴らしいねぇ



しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢の去った後、残された物は

たぬまる
恋愛
公爵令嬢シルビアが誕生パーティーで断罪され追放される。 シルビアは喜び去って行き 残された者達に不幸が降り注ぐ 気分転換に短編を書いてみました。

悪役令嬢の末路

ラプラス
恋愛
政略結婚ではあったけれど、夫を愛していたのは本当。でも、もう疲れてしまった。 だから…いいわよね、あなた?

悪意には悪意で

12時のトキノカネ
恋愛
私の不幸はあの女の所為?今まで穏やかだった日常。それを壊す自称ヒロイン女。そしてそのいかれた女に悪役令嬢に指定されたミリ。ありがちな悪役令嬢ものです。 私を悪意を持って貶めようとするならば、私もあなたに同じ悪意を向けましょう。 ぶち切れ気味の公爵令嬢の一幕です。

逆ハーレムエンド? 現実を見て下さいませ

朝霞 花純@電子書籍発売中
恋愛
エリザベート・ラガルド公爵令嬢は溜息を吐く。 理由はとある男爵令嬢による逆ハーレム。 逆ハーレムのメンバーは彼女の婚約者のアレックス王太子殿下とその側近一同だ。 エリザベートは男爵令嬢に注意する為に逆ハーレムの元へ向かう。

悪役令嬢だったので、身の振り方を考えたい。

しぎ
恋愛
カーティア・メラーニはある日、自分が悪役令嬢であることに気づいた。 断罪イベントまではあと数ヶ月、ヒロインへのざまぁ返しを計画…せずに、カーティアは大好きな読書を楽しみながら、修道院のパンフレットを取り寄せるのだった。悪役令嬢としての日々をカーティアがのんびり過ごしていると、不仲だったはずの婚約者との距離がだんだんおかしくなってきて…。

未来の記憶を手に入れて~婚約破棄された瞬間に未来を知った私は、受け入れて逃げ出したのだが~

キョウキョウ
恋愛
リムピンゼル公爵家の令嬢であるコルネリアはある日突然、ヘルベルト王子から婚約を破棄すると告げられた。 その瞬間にコルネリアは、処刑されてしまった数々の未来を見る。 絶対に死にたくないと思った彼女は、婚約破棄を快く受け入れた。 今後は彼らに目をつけられないよう、田舎に引きこもって地味に暮らすことを決意する。 それなのに、王子の周りに居た人達が次々と私に求婚してきた!? ※カクヨムにも掲載中の作品です。

悪役令嬢の大きな勘違い

神々廻
恋愛
この手紙を読んでらっしゃるという事は私は処刑されたと言う事でしょう。 もし......処刑されて居ないのなら、今はまだ見ないで下さいまし 封筒にそう書かれていた手紙は先日、処刑された悪女が書いたものだった。 お気に入り、感想お願いします!

【短編】その婚約破棄、本当に大丈夫ですか?

佐倉穂波
恋愛
「僕は“真実の愛”を見つけたんだ。意地悪をするような君との婚約は破棄する!」  テンプレートのような婚約破棄のセリフを聞いたフェリスの反応は?  よくある「婚約破棄」のお話。  勢いのまま書いた短い物語です。  カテゴリーを児童書にしていたのですが、投稿ガイドラインを確認したら「婚約破棄」はカテゴリーエラーと記載されていたので、恋愛に変更しました。

処理中です...