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short mission 4 宅配戦線、異常あり!
絶望と希望
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Side-デュエル 6
「む…むっかつく~!!!」
領主の好意で一泊させてもらうことになり、俺たちはそれぞれ部屋に案内された。一般の領主の屋敷の例に漏れず、それぞれ広く立派な作りの客室だ。俺はようやく鎧を脱いでくつろぐと、息をついた。
依頼が失敗した今、この先の事を考えるとアタマが痛いが休息は必要だ…。
だが…誰からともなく俺の部屋に集まるのはどういうことなんだ?
…お前ら、自分の部屋はどうした?
アーシェは上記の第一声を放つと、手近なクッションに連続でチョップを繰り出している。
…いや、だからここ俺の部屋…。
「あンの、ニヤけ下マツゲ! 証拠さえあればあんな奴、げっちょげちょのぶりッぶりにしてやるんだから!!!」
「どんな扱いする気なんだ、それ?」
つい思わず突っ込んでしまったラスファ。怒りが収まらないのか、アーシェは兄を振り返る。
「兄貴は悔しくないわけ? あんな好き放題言われて? アレ絶ッ対ワザとよね?」
「予測された結果の一つだ」
極めてドライに答えると、彼は手近な椅子を引き寄せた。
…いや、なんでお前もここでくつろぐ気満々なの? 言っても無駄なのわかってるけどな?
「とりあえず…外で倒した奴を捕らえて締め上げるか?」
「いや…オレ、別の事がなーんか引っかかってるんだけどな?」
キツネ二匹が次の策を練っている。
…考えてみれば、ここには俺たち以外の者がいない。それは同時に内通者もいないということだ。それは。堂々と策を練る事ができるということ
「あ…ああああああああぁぁぁっ!!!」
出し抜けにアーシェが奇声を上げた。ラグも何かに気づいたように振り返る。
「おい? なんだよ一体?」
怪訝そうにアーチが弟子の額に手を置く。熱はないだろ?
「葡萄酒! 割れてるけど…割れてないんです!」
「そう! 割れてないの!」
「「「は?」」」
「何言ってるんだ一体? 確かにあの木箱からは赤い葡萄酒が…」
「いいから! あの木箱!」
「回収してください! 使用人さんたちに片付けられる前に!」
言うが早いか、少女たちはダッシュで飛び出して行ってしまった。
なんなんだ、一体?
「む…むっかつく~!!!」
領主の好意で一泊させてもらうことになり、俺たちはそれぞれ部屋に案内された。一般の領主の屋敷の例に漏れず、それぞれ広く立派な作りの客室だ。俺はようやく鎧を脱いでくつろぐと、息をついた。
依頼が失敗した今、この先の事を考えるとアタマが痛いが休息は必要だ…。
だが…誰からともなく俺の部屋に集まるのはどういうことなんだ?
…お前ら、自分の部屋はどうした?
アーシェは上記の第一声を放つと、手近なクッションに連続でチョップを繰り出している。
…いや、だからここ俺の部屋…。
「あンの、ニヤけ下マツゲ! 証拠さえあればあんな奴、げっちょげちょのぶりッぶりにしてやるんだから!!!」
「どんな扱いする気なんだ、それ?」
つい思わず突っ込んでしまったラスファ。怒りが収まらないのか、アーシェは兄を振り返る。
「兄貴は悔しくないわけ? あんな好き放題言われて? アレ絶ッ対ワザとよね?」
「予測された結果の一つだ」
極めてドライに答えると、彼は手近な椅子を引き寄せた。
…いや、なんでお前もここでくつろぐ気満々なの? 言っても無駄なのわかってるけどな?
「とりあえず…外で倒した奴を捕らえて締め上げるか?」
「いや…オレ、別の事がなーんか引っかかってるんだけどな?」
キツネ二匹が次の策を練っている。
…考えてみれば、ここには俺たち以外の者がいない。それは同時に内通者もいないということだ。それは。堂々と策を練る事ができるということ
「あ…ああああああああぁぁぁっ!!!」
出し抜けにアーシェが奇声を上げた。ラグも何かに気づいたように振り返る。
「おい? なんだよ一体?」
怪訝そうにアーチが弟子の額に手を置く。熱はないだろ?
「葡萄酒! 割れてるけど…割れてないんです!」
「そう! 割れてないの!」
「「「は?」」」
「何言ってるんだ一体? 確かにあの木箱からは赤い葡萄酒が…」
「いいから! あの木箱!」
「回収してください! 使用人さんたちに片付けられる前に!」
言うが早いか、少女たちはダッシュで飛び出して行ってしまった。
なんなんだ、一体?
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