2 / 19
幼少期編
ケルトの成長1
しおりを挟む
オギャーオギャーとかわいらしい声が聞こえララがベビーベッドからケルトを抱きかかえ、お乳をあたえお腹いっぱいになったのかウトウトとララの腕の中で寝てしまったケルトを見ながらベビーベッドの傍にある椅子に腰かけゆっくり外を眺めながら洗濯物を干しているメイドに「ミリシア~少し休憩しましょ」と声をかけ、では紅茶の準備をしてきますねとミリシアは部屋の中に入っていった。そんなゆっくりな時間の中でケルトはすくすくと成長し、生まれて8か月ごろにはハイハイが出来るようになり小さな冒険が始まった。
ベビーベッドとはいえ高さも無くすぐ脱出できるような高さのベッドなのでケルトは毎日抜け出し自慢のハイハイで部屋の中を冒険していた。
壁には剣や木の棒?などが飾ってあり、大きな本棚には沢山の本がぎっしりと詰まっていた。光が差し込んでいるが窓までには高さがありケルトにはまだ外の世界を見るのはまだまだお預けのようだ。
そんな中本に目を付けたケルトは棚に摑まって本を取り出そうと引っ張った。しかしぎっしり詰まった本はケルトの力では抜き取れず、無理に引っ張ったため掴んでいる本と一緒に周りの本も一緒に落ちてきて「バサバサバサ~っと」大きな音を立て本に埋もれてしまった。
すると廊下からバタバタと足音がし勢いよく扉が開かれララとミリシアが飛んできて、悲鳴と共に本に埋もれているケルトを助け出すと痛みによって泣いているケルトに母ララは「癒しの力よかの者の痛みを治したまえ・ヒール」とケルトの頭に手お添えケルトの体の周りにキラキラとした光が舞い、しばらくすると泣いていたケルトがポカーンとした顔でララを見ていた。
そんなケルトをよそにララはどこかケガが無いかくまなく触り怪我がないことを確認しほっとした顔でケルトを抱きしめた。
その横でミリシアは散らばった本を本棚に仕舞っていると、ケルトがう~う~とミリシアが持っている本を指さしてララがこれ見たかったのかしらと、ミリシアから「精霊物語」と書かれた本を受け取りケルトに見せると小さな手でパンパン本を叩いたのだ。
それからというものララから毎日精霊物語を読み聞かせが始まった。
この世界には「火・水・土・風・光・闇の妖精」が居ると言われている。言われているというのは今の時代見たものがいない為である。太古の昔には精霊と契約し魔法を使う者は精霊術師として活躍していた。中でも上位精霊と契約していた者は一人で大国を滅ぼせる力を持っていたとされ、各国で魔物を退治して国を守っていたがその力に恐れた各国の王達は結束して上位精霊と契約していた精霊術師を亡き者にしてしまった。すると全精霊たちは怒りどこかに消えてしまい、それによって精霊術師たちが守っていた安全が無くなり、魔物による被害が増え始め人々は魔物の脅威に恐れ各地に散らばりもはや国を維持できなくなり、国は滅んで行ったのだ・・・。
お~お~と手足をバタバタさせながらケルトは楽しく聞いていた。そんなケルトを見ながらララは頭をナデナデし笑顔で見入っていた。
ベビーベッドとはいえ高さも無くすぐ脱出できるような高さのベッドなのでケルトは毎日抜け出し自慢のハイハイで部屋の中を冒険していた。
壁には剣や木の棒?などが飾ってあり、大きな本棚には沢山の本がぎっしりと詰まっていた。光が差し込んでいるが窓までには高さがありケルトにはまだ外の世界を見るのはまだまだお預けのようだ。
そんな中本に目を付けたケルトは棚に摑まって本を取り出そうと引っ張った。しかしぎっしり詰まった本はケルトの力では抜き取れず、無理に引っ張ったため掴んでいる本と一緒に周りの本も一緒に落ちてきて「バサバサバサ~っと」大きな音を立て本に埋もれてしまった。
すると廊下からバタバタと足音がし勢いよく扉が開かれララとミリシアが飛んできて、悲鳴と共に本に埋もれているケルトを助け出すと痛みによって泣いているケルトに母ララは「癒しの力よかの者の痛みを治したまえ・ヒール」とケルトの頭に手お添えケルトの体の周りにキラキラとした光が舞い、しばらくすると泣いていたケルトがポカーンとした顔でララを見ていた。
そんなケルトをよそにララはどこかケガが無いかくまなく触り怪我がないことを確認しほっとした顔でケルトを抱きしめた。
その横でミリシアは散らばった本を本棚に仕舞っていると、ケルトがう~う~とミリシアが持っている本を指さしてララがこれ見たかったのかしらと、ミリシアから「精霊物語」と書かれた本を受け取りケルトに見せると小さな手でパンパン本を叩いたのだ。
それからというものララから毎日精霊物語を読み聞かせが始まった。
この世界には「火・水・土・風・光・闇の妖精」が居ると言われている。言われているというのは今の時代見たものがいない為である。太古の昔には精霊と契約し魔法を使う者は精霊術師として活躍していた。中でも上位精霊と契約していた者は一人で大国を滅ぼせる力を持っていたとされ、各国で魔物を退治して国を守っていたがその力に恐れた各国の王達は結束して上位精霊と契約していた精霊術師を亡き者にしてしまった。すると全精霊たちは怒りどこかに消えてしまい、それによって精霊術師たちが守っていた安全が無くなり、魔物による被害が増え始め人々は魔物の脅威に恐れ各地に散らばりもはや国を維持できなくなり、国は滅んで行ったのだ・・・。
お~お~と手足をバタバタさせながらケルトは楽しく聞いていた。そんなケルトを見ながらララは頭をナデナデし笑顔で見入っていた。
0
あなたにおすすめの小説
聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした
藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると
土地を蝕む邪気となって現れる。
それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。
派手な奇跡は起こらない。
けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。
――その役目を、誰一人として理解しないまま。
奇跡が少なくなった。
役に立たない聖女はいらない。
そう言われ、私は静かに国を追放された。
もう、祈る理由はない。
邪気を生み出す原因に目を向けず、
後始末だけを押し付ける国を守る理由も。
聖女がいなくなった国で、
少しずつ異変が起こり始める。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
私がなぜ祈らなくなったのかを。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる