昇天魔法の使い道、貴女を天国へイカせます!

赤夢

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罪028

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こんにちは真白です。
この異世界にも漸く慣れてきましたが、まだまだ知らない事だらけです。
もっとこの世界の事を勉強しないといけないなと、つくづく思う今日この頃です。

そこで、少し説明を踏まえて、この異世界のことについて少し話をしましょうか。
この異世界ブルームワールドは、北の大地、南の大地、東の大地、西の大地と別れている。

ティン国やケンタウロス国があるのは北の大地だ。
そのティン国を中心に、北にあるのがインモー国、西にあるのがバーギナ国、南にあるのがケンタウロス国。東にあるのがニュウリーン国である。

そして俺達が今いる場所はティン国の東の国ニュウリーン国である。
なぜ、こんな遠い所まで来ているのかというと、ギルドでクエストを受け、レベルを上げるためである。

ケンタウロス国にはギルドは存在しないし、ティン国はハーピー達に破壊されたギルドを復興中の為、暫くは閉めたままであった。
そうなると、東のニュウリーン国にあるギルドが1番近いわけである。

そんなこんなで、片道5時間をかけてニュウリーン国へとたどり着いた俺達は、街の観光を楽しみながら、ギルドへと向かっている。

「ギルドか…楽しみだな。」

俺はワクワクが止まらない。
何故なら、異世界に来たらギルドは御約束と言ってもいい場所だからである。
ラノベとかアニメとかにも出てくるようなギルド。俺の想像は膨らむばかりである。
ギルド内は酒場みたくなっていて、戦士や魔法使いなどが沢山いる。
パーティ仲間を募集したり、クエスト報酬を見せ合ったりなどして、美味しい料理を食べながらワイワイガヤガヤと楽しそう話をしている。
そんなイメージである。

「主人様、楽しそうですね?」
「まさか新しいプレイでも思いついたのだろうか?」
「ん?いやぁ、ギルドとか、ちょっとした憧れだったんだよ俺。なんかもうワクワクしてさ。」

楽しく街を闊歩していると、聞き覚えのある声が聞こえてくる。

「4000ですって?安い!安過ぎるわ!こんなに良い薬草ならせめて6000は取りなさいよ!だから6000払うわよ!それ以上は出せないんだから!」

この声は…スノウ…。だめだめ、アイツに関わるとロクなことがない。
ここは知らん顔で通り過ぎるのが一番の選択肢だと思う。

「旦那様!あれはスノウでは?」
「主人様!スノウが…自分の買う薬草を値上げしてますね。」
「意味が分からん!無視だ!馬鹿に関わるな行くぞ!」

そそくさと退散しようとする俺達を見事に見つけるスノウ。
疫病神は純真無垢な笑顔で俺達を呼び止めるのであった。

「マシマシローっ!良いところで会ったわ!ちょっと来なさいこっちこっち!」

人をアルマジロのように呼び止める彼女は、札束を右手に振り上げ、薬草屋の前で笑顔で怒鳴り声を上げる。
街の人達の視線は雨のように注がれた。

「主人様…スノウが呼んでますが?」
「どうするのだ?無視するのか?」
「んー。仕方ない…。少しだけ話を聞いてやるか。」

薬草屋の前で怒鳴り上げていたのは、スノウだけでは無かった。
大きな白い耳をした獣人の男が、台に右脚を乗せて腕捲りをしながら、犬歯を噛み締めスノウを睨んでいる。
その横には、退屈そうに欠伸をし、呆れ顔の小さな獣人の女の子が居る。
一体…この状況はどうなっている?

「だから、俺が4000で買うつってんだよ。」
「ダメよ!4000じゃ余りにもこの子達が可哀想よ!この子達には6000の価値があるわ!」

とまぁ、こんな感じで…同時に薬草を購入し、取り合いをしている訳だが…。
相手のレベルと名前と称号をチラ見…っと。


ピッ

……………………………………………………
名前:ボルグ・ファング ♂
LV45  現金,700,236r
魔法・重力魔法
HP:4848/4848
MP:3939/3939

称号 (強欲の悪魔)
(白狼の獣人)(ロリ巨乳好き)
………………………………………………………
名前・クロネ・ネイリス  ♀
LV45   現金1,096,324r
魔法・風魔法
HP:3961/3961
MP:4931/4931
称号(バステト神)
(黒豹の獣人)(強者好き)
………………………………………………………

覗きのスキルレベルが上がって分割して覗けるようになったから楽である。
それにインキュバスのおっさんの余計なメモを見なくて済むのが有難い。
LV45か…。称号は強欲の悪魔だと?これは俺と同じ類の称号じゃないのか?
それに少女なんて神?
このへんの称号については良く分からんがスノウ達と似たり寄ったりな感じだろうか。

「ちょっと真白っち、聞いてよ。この犬ったら無茶苦茶なの。」
「無茶なのはテメーだよ!なんだアンタ、こいつの知り合いかよ?」
「まぁ、知り合いだが…どちらかと言うと関わりたく無い部類の知り合いだ。」

はぁ。この騒ぎを聞きつけて、いつの間にやら俺達の周りは人だらけになっている。
何とか収めないと…兵士とか出てきたらややこしい事になりそうだ。
2人の会話を聞いて、大体の話は分かった。
元々4000の物をスノウは6000で買おうとしている。犬の兄さんはそのまま4000で買いたいわけだ。それなら販売する側に意見を聞くのが得策だろうに…。

「購入しようとしたのが殆ど同時なら、この場合は店の親父に決めて貰えば良いんじゃないのか?親父さんも6000で買ってもらう方が、得では無いのだろうか?」

「は、はい。それは勿論そうですが…。」
「な、何だとオヤジ!なら俺も6000出す!」

獣人の兄さんはかなりヤケになっている。
これじゃもう、オークション状態だ。
値を張り合い、どちらかが折れるまでやらせておくべきだだが、そんな事をしていたら日が暮れちゃいそうだ。こういう時はあれしかないな。

「ジャンケンで決めたらどうだろうか?」

「「じゃんけん?」」

この異世界にはジャンケンは存在しない。
今のような状況に陥った時は、決闘して勝つのがこの世界のルールである。
そんな危ない決め方をすれば、この2人のレベルの闘いだと街にかなりの被害を及ぼすだろう。
だが、ジャンケンなら…平和的解決の糸口になる。

「拳を握り石を作るのがグー。そしてこれはハサミでチョキ。そしてこれが紙を表すパー。」

と、ジャンケンの説明をし、2人にルールを教え込む。街人達も真似をして隣のものとジャンケンを始めた。
そして、いよいよ恨みっこ無しの3回勝負が始まった。勝負は3-0で見事に獣人男が勝った。

「ヘヘヘッ。ざまぁみやがれ!俺が6000で頂くぜ。」

獣人男の奴、嬉しそうに勝ち誇っているが、最初の趣旨を忘れていいないか?
4000で買える筈だった薬草を6000で買うのだぞ?本当にそれで良いのか?
とは思ったものの、口に出すとまた面倒くさい事になりそうなので、そのまま平和的に事を終えたのだった。
後に、このジャンケン騒動がキッカケで世界中にジャンケンが広まり、無駄な争いをする者が減り、世界平和に一役買った事になったのだが、今の俺にはそんな事、知る由もなかった。

「よし!じゃあ次行くぞ!」
「やれやれなのです。」

犬男と猫少女は薬草の袋を抱え、大人しく何処かへと消え去った。
スノウも満足したらしく、アビリルの館へと鼻歌交じりに帰っていった。
毎日、無茶なスノウに付きっきりのユニコって凄いな。彼女の気持ちを心からお察しするよ。


◆◇◆


「さてと…ここだな。ギルド!」
「いよいよですね。」
「私達も今日から冒険者だな。」

俺は唾を飲み込み、大きく深呼吸すると扉を開けた!さぁ!冒険の始まりだ!
と思いきや、厳しい現実と言う名の洗礼を受ける事となった。

「え………?なぁ…ここギルドだよな?」
「ギルドですね。」
「あぁ、間違いないが…これは…。」

中に入ると、強面の男達がテーブルで金をかけて酒を浴びながら騒いでいる。
ヤクザの事務所か、はたまたギャングの巣窟かと思えるようなその雰囲気は、夢に見たギルドとは遠くかけ離れており、俺の夢を木っ端微塵に打ち砕いたのであった。

「おい。新入りじゃねーか。」
「うひょー。よい女連れてやがるぜ。」
「おい、俺はケンタ娘頂くぜ。」
「じゃあ、俺は緑髪の方な。」

おいおい、のっけから変なコソコソ話が聞こえて来るが…どうもこいつら胡散臭い。マトモ連中では無い。そんな荒れたギルド内に平然とした態度で飯を食べる2人組みが目に付いた。
あれは…先程の獣人男と猫幼女だ!
彼等は俺達に気付くなり声をかけてくる。

「よー!兄さん奇遇だな!お前達は冒険者だったのかよ?」
「良かったらここ空いてるのです!」
「取り敢えず相席させて貰おうか。」
「そうですね…。」
「…………。」

クルルはこの雰囲気が苦手らしくパルメの腕にしがみついている。
パルメは男達をキッと睨みつけながら俺の後を付いてくる。
周りの男達は二人の嫁を見てニヤニヤと笑いながら話しをしている。
なんか途轍もなく変な所に来てしまったな。
俺達は獣人の二人組と相席し、互いに自己紹介なるものをした。
男の獣人、彼の名前はステータスを見て知っているが名前はボルグ。そして、幼女はクロネ。

二人はある賞金首を追って旅をしている賞金稼ぎらしい。この街へ来る途中に狩った魔物の素材を換金しにギルドへと来たようだ。

するとボルグが小声で話しを始めた。 

「真白って言ったか?ここのギルドは厄介な連中が取り仕切ってる。いいかよく聞け!」

どうやらこのギルドを仕切っているのはテンプラー騎士団と言う大組織の騎士NO.98のマルタ。
そのマルタを筆頭にランクAの冒険者達が集まり。
マルタ団という名でギルドで悪い事をしているようだ。

「天婦羅?騎士団?初めて聞く名前だな。そんなに有名なのか?」
「ん?テンプラー騎士団って言やー、誰もが知ってる騎士団の1つじゃねーか?アンタ何者だよ!」

テンプラー騎士団とは東西南北全ての地に拠点を置いて影で暗躍している裏の組織。
神を崇め天使の称号を持つ者達が集う騎士団。
NO.100からNO.1までの100人の幹部を筆頭に全国、津々浦々に世界の情勢に関与していると噂されている秘密組織である。

「なぁ、ボルグ。数が少ないほど厄介なんだろ?じゃあ98ってのは下っ端って事か?」

「まぁ、大したことは無いだろうな。逆に、一桁Noの奴は4大王クラスって言われているが…それもあくまでも噂だしな。」

するとクルルが少し大きな声で真面目な返しをしたのだった!

「私、聞いたことがあります。一桁の数字を持つ者はシングルズと言って彼等が動く時は世界が動く時だと噂されていますね。」
 
そしてパルメも普通に返す。

「だが、クルル。そんな化け物供が出て来ることはまずないのではないか?」

その会話に猫の幼女が可愛い声で参加する。

「パルメさんの言う通りなのです。私はNO.100のパッキーって男と一戦交えた事があるのです。すんごく弱かったのです。奴を倒した後、上の奴らが出てくるかと楽しみにしていたのです。でも、奴等は仲間の敵討ちとかはしないみたいなのです。」

ふむふむ。話しをまとめるとだな。
テンプラー騎士団てのは1桁の数字を持つ騎士がやばい。彼等は個人の旗の元に自由に生きている。
その為、別のテンプラー騎士団が倒されたからと言って上の奴らが仇を討ちにくる事は無いようだ。
そしてボルグが話しを紡ぐ。

「ここからが本題だ!そのマルタって野郎は悪どい商売をしていやがる。」

どうやら、テンプラー騎士団NO.98のマルタは、年老いて働けない者や、借金をして首が回らない者、挙げ句の果てには幼い少年少女達をもギルドに登録させている。
金は欲しいが働くことができない。
そんな奴等の弱みに付け込んで莫大な登録料を請求し、更には素人同然の彼等を使い、クエストへ行かせ成功報酬の半分を掠め取っていく。
自分達は何もせずにただ金が入ってくる。
そんなシステムを作っている。
勿論、クエストに行った者達が死のうが、喚こうが、彼等にとってはどうでも良い事なのだ。
そんな中、俺達のテーブルに、二人の少女が怯えながら近づいて来たのだった。

「あ、あ、あの…。もし、良ければ私達とパーティを組んでもらえませんか?」

仲間になってくれと祈願する少女2人…。
彼女達はどう見ても素人だった。
2人は双子だろうか?腰までの黒い髪に瓜二つの顔と背格好。頭に鍋を被り、薄い鉄の板を身体に巻き、手作りの木の剣を握り締め今にも泣き出しそうな顔で震えている。
それを見てボルグが話しをする。

「お前達?そんな格好でクエストに行くのか?死んじまうぞ?」

「はい。死は覚悟の上です。私達のうちどちらかが幸い生き残れればそれで構わないんです。」

「あ?死にに行くってのか?」

ボルグは苦虫をすり潰した様な顔で少女達を見ている。それに少し怯える少女達。
ここは俺が話しをする方が良さそうだな。

「ボルグ、俺が話すよ。なぁ、君達はどうしてそんなにまでしてクエスに行くんだい?」

「そ、それは母様が!」

彼女達の話では、母親が病で倒れ、薬代が必要らしい。だがこんな幼い少女を雇ってくれる所などどこにも無い。金を稼ぎたくても稼げないんだ。
そこにマルタが甘い誘惑を持ちかけ、ギルドへと登録させた。
そして、クエストに行かせ、彼女達の報酬の半分を頂こうとしている訳だ。
彼女達は死ぬ気でクエストに行くつもりだろう。
たが、2人じゃ100%の確率で死ぬ。
ならば仲間を増やして死ぬ確率を下げようって考えのようだが…。
俺達の顔から笑顔は消え伏せた。
クルルもパルメも何かを堪える様に下を向いている。俺だってそうだ。どこにぶつければ良いか分からない怒りが込み上げてくる。
するとクロネが椅子からヒョイと飛び降りて子供達に近づいて行く。
そう言えばクロネもこの子達と同じ年頃に見えるが、何歳なのだろうか?

「これをあげるのです。これはファイアーグリズリーの核。これだけあれば充分な治療が受けられるのです。」
「おい!おまっ!クロネ!そりゃ俺の分の核も入ってるんじゃねーのか?」
「うるさいのです!黙りなさいです!フニャチン!」

クロネが目を三角にしてボルグに怒鳴りつけると、彼は耳をショボンとさせ身を引いたのだった。
尻に敷かれているのか?この2人はどういう関係なんだろう。
クロネの好意に目を丸くして驚く少女2人。

「え?これを下さるのですか?」

「うん。その代わり約束して欲しいのです。これからは命を粗末にしない事!あなた達が死んでしまったら母様は誰が面倒を見るのです?もう、危ない事はしてはいけないのです。約束できますか?」

「本当に?良いのですか?こんなに沢山の核。」

「構わないのです。だから、約束は守るのですよ?」

「ありがとうございます!」
「ありがとう!猫のお姉ちゃん!」

少女達は嬉しそうに核の入った袋を持ってギルドを飛び出して行ったのだった。
どうやら、この2人は悪い奴じゃなさそうだ。
少女達の笑顔が伝染し、俺達のテーブルにもまた、笑顔が戻ったのである。
そして、そのひと時の楽しみは音もなく崩れ去った。
暫くしてギルドの扉が開いた。
4人の甲冑を着た男達が足を踏み入れるとギルド内の空気は一変したのだった。
その4人は同じ甲冑を纏い。胸には大きな赤い十字架のマークが入っている。
ギルド居た全ての強面達が青褪めた顔で4人の騎士を見ている。そして口々に話し出す。

「マルタさんだ!おはようございます!」
「おい、マルタさんに道を開けろ!」
「マルタさん!どうも!」

皆、口々に4人の騎士に頭を下げて挨拶をしている。4人の男は俺達のテーブルを横切り、カウンターへと向かった。
彼等の愉しげな話し声が聞こえてくる。

「いやぁ、マルタさん!とんだ臨時収入ですね!」
「しかし、あのガキども最後までマルタさんに食ってかかっていきやがって、生意気なガキだったスネ。」
「最後まで核を離さなかったもんな。」
「全くだ!危うく殺しそうになっちまったぜ!おい!姉さん!このファイアーグリズリーの核を換金してくれや!」

あの核は…さっきクロネが子供達にあげた物だ。
それを見て…俺達5人は同時に席を立った。
溢れ出る感情を抑え込みながら…
その中、先陣を切ったのはパルメであった。

「貴様達!その核はどこで手に入れた?」


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