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そら汰★

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 カウパーでびちょびちょに濡れたペニスに触れた途端にビクッと痙攣し、あまりの快感に腰を突き上げてしまう。

「あああっ……うっ、ああっ……すごぃッ、きもちぃ、あひっ!」

 竿を撫で鈴口を抉り快感の渦に飲み込まれていく。
 イきたい一心で、壊れた機械のようにシコシコと上下に両手で握り締め擦り上げる。蜜を絶え間なく垂らすペニスを、腰を跳ねさせながら絶頂へと導いていく。

 凄い……こんなに気持ちいいの初めてだ。
 イクッ……もうイクッ──。

「ああっ、いっ、イッ──ひっぐぅっ!!」
「雪ちゃん出し過ぎ。それじゃこのあと持たないよ?」

 すぐそこに訪れそうだった絶頂を、ペニスの根元を抑えられ堰き止められる。痛いほど張り詰めたペニスがヒクヒクと泣いている。

「ふぅぅ……んんッ、やっ……はなしてッ! イきたぃ……」
「おかしいな。さっきは前は痛いって言っていたのにね。それでもイきたい? それじゃイかせてあげるよ……こっちで……ね?」

 ハクハクと唇を喘がせると、蕾を掻き分けるように俺の中に指先が入り込んでくる。最初に挿れられたときのような痛みはない。
 まるで挿入されるのが当たり前だと肉壁は柔順に飲み込んでいる。むず痒かった粘膜に与えられる後孔の刺激に、戸惑いながらも喜んでいる自分を軽蔑しそうになってしまう。

 蒼海はそんな俺を置き去りに、緩々と指を蠢かせ内部を探るように、ジュプ、ジュプリと濡れた音を響かせる。

「う、やだぁっ……そんなとこっ、ああっ、なんでッ──ひぃッ!!」
「ここだ……いい声だね。前立腺は知っているでしょ? 凄く気にいると思うよ?」
「ひぐっ、ああゔぐっ、やらめッ、あああっ、あぅぉあっ」

 コリコリと重点的に骨ばった長い指先で、シコリになっている部分ばかりを攻められる。ペニスに与えられた快感よりも遥かに大きい刺激に、出したくもない声が引っ切りなしに溢れてしまう。

「イぃ──ッ! きもちィっ……うああっ、イグッイグッ──ッ!!」

 ゴリっと強めに抉られると、射精していないというのに出したような絶頂が全身を駆け巡る。グッタリと脱力するとハァハァと荒い息を吐くが、どういう訳かイキ足りない。精子を出していないからなのだろうか。
 前立腺に与えられる初めての刺激。蒼海は俺が空イキしたあとも、何度もシコリを嬲り絶頂へ導いていく。全身から汗が吹き出し、瞳から溢れる涙を目隠しの布地が吸い上げ目元が重くなっていく。

 一体何度イけば治るのか……。
 後孔に入れられた指が尻穴を緩めどんどん拡げていく感覚。身体が学習するように変えられていく。

 快楽がもっと欲しい……。
 もうこれ以上はやめて欲しい……。

 二つの気持ちが交錯し考えがまとまらない内に、また前立腺を強く押されイかされる。永遠と続くような快感に、敏感な身体は跳ね上がり朦朧としながら、蒼海の指で何度も何度もイかされ続けた。
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