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そら汰★

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 ビクンとしながら爪先までピンと伸ばし硬直する。ハクハクと声にならない声を上げ、だらしなく口を開けてしまう。頭の中がキーンとし、血液までも静止したようにジワリと肌に汗を纏わせる。

「──ンっ……雪ちゃん……キツ──ッ。息っ……して……っ」

 蒼海は苦しげにそう言うが、息の仕方を忘れるほどの快感だ。強張る身体の力が抜けていかない。
 唇に柔らかなものが触れると、空気を吹き込まれる。

「──ふっ、ンッ……んんっ……」
「……んっ……そう……上手……」

 肺に送り込まれた蒼海の息が、俺の呼吸を再開させる。柔らかな唇が重なり、自ら舌を差し込み舌を絡めてしまう。キスに酔いしれると身体の強張りが緩み、くたりと力が抜けていく。

「動くよ……」
「ンッ……あっ、ああ……イイっ……」
「ふっ……素直になった……」
「あお……っ、うみぃ……あ、あんっ……はぁ、ンッ……」

 グチュグチャ……っと音をさせながら、緩々と先ほどよりもスムーズにペニスが粘膜を行き交う。

「はっ、はぁッ……らめッ……もぅっ!」
「ンッ……イきそう?」

 蒼海はそう言うと、腰を振りピストンをどんどん速め、俺を追い上げていく。
 直線を描くように。円を描くように。巧みな腰付に俺は脚を開きただされるがままだ。

「あ、あああっーー! イクッイクぅ! イグッイイ──ッ!」

 前立腺を掠めパンパンと粘膜を擦られ、快感に喜ぶ身体が震え渦巻くと、こみ上げる射精感に耐え切れず、すっかり薄まった密を吐き出した。

「あっ、ん……っ」

 まるで全力疾走したあとだ。ハァハァと息を荒げ恍惚としていると、頭をなぜか撫でられていた。

「うん。お尻でちゃんとイけたね? けど、もうちょっと付き合ってねッ!」
「イッ──ぅぅ! はっ、やぁっ、あああっあぅん」

 いい子のご褒美はすぐに終わり、代わりに蒼海の激しい攻めが再開される。

「んっ、雪ちゃんの中……凄く気持ちいい」
「まっ、まっれッ、あんッ……まらぁッ、イッれっ……ああっ」

 蒼海の抽挿は止まらない。射精の余韻で昂ぶる身体を、凶器のようなペニスがガンガンと抉ってくる。肉がパンパンと打つかる音が激しさを物語っている。
 ブワリと内部で一気に膨らみ脈打つペニスが、蕾のギリギリまで引き抜かれると、叩き付けるように最奥を穿ってきた。

「クッ────ンッ!!」
「あああひぃぅっ──! あ、あつぃッ! ひっ、あぅぅ……」

 ビュル、ビュル……っと大量に中出しをされ、グイグイと直腸に精液を塗りつけられると、浅く内壁をノックされ、緩々と残滓を搾り出すかのようにピストンされた。
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