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第2幕 逃亡劇の果てに
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モグモグと食べていると、横からニョキっと顔を出した悠斗が口を開けた。たこ焼きを一つ口に放り込むと満足そうに食べている。
「自分で食べろよ」
「ふふっ、美味しさ倍増するでしょ? はい、瀬菜も」
差し出されたフランクフルトに口を開けると、喉に当たるかと思うほど深く差し込まれ息を詰める。咄嗟のことに涙目になる俺に構わず悠斗はフランクフルトを前後させ遊びだす。そんな悠斗に若干殺意が湧いてくる。
「──ぐっ‼︎ ふぐっ……ん! むぅ────っん‼︎」
突っ込み過ぎだっつうの!
噛めないだろがっっ!
ぐ、ぐるしい……。
少ししてから口内からフランクフルトが引かれ噛み切ると、クスクス笑う悠斗をジロリと睨みグーでパンチをお見舞いするが、手のひらで簡単に受け止められてしまう。
「ふふふっ……ごめん、つい入れ過ぎちゃった♡」
「卑猥な感じで言うな!」
「さっきしてもらえなかったからからかな? でも、いい練習になったでしょ?」
「アホか! 俺で遊ぶな! こういうのは女の子にしてもらうものだろ。俺だってして欲しいのに……明日絶対彼女作ってやる!」
そう言うと悠斗はスッと笑顔をなくし、能面のような無表情で呟いた。
「明日? 彼女ってなに?」
「ほら、明日は合コンがあるだろ?」
さらりと口にしてからハッとする。
──ヤバイ、悠斗に言うの忘れていた!
なにその怖い顔!
「ふ~ん……瀬菜、俺にはなんだかんだ言うくせに、自分は言わないとか変じゃない?」
「違くて……悠斗もちゃんと誘おうと思っていたし! S女の子達と合コン! 俺らほら、バタバタしていたじゃん? 言うタイミング逃していたっつうか⁉︎」
「瀬菜が行くならもちろん参加はする。けど……今日は色々嬉しいこともあったし、瀬菜をいじめるのはやめようって思っていたけど……やっぱりお仕置き決定だね♡」
揚げ足を取られた俺は、お望み通りにと浴衣の裾を割られ、下着の上から陰茎を撫で上げられていた。ついこの間性を放ったばかりだというのに、与えられた感覚にゾクリと身体が震える。じかに触られるのとはまた違った感触に、快感を覚えたばかりの俺のペニスは、嬉しいとばかりに涙を流し始めていた。
「うっ……んッ」
「クスッ……もう濡れてきてる。パンツ、シミができちゃうね?」
「ん、ヤダッ……脱ぐっ」
「だーめ。凄くエッチだから我慢して」
悠斗の手で下着ごとグチュグチュとペニスの全体を擦られ、手で口を押さえていても鼻から抜けるような声が漏れてしまう。気持ちが良くてお仕置きというよりもご褒美みたいな快感に打ち震えていた。このまま出してしまいたい……トイレを我慢できない幼子のように耐性がない。
俺のちんこなんでこんなに……ゆるゆるなんだよ!
自分でも驚くぐらい敏感な身体に嫌気がさす。
「ふっ……うっ……」
悠斗の顔を恥ずかしくて見ていられなくなり目を瞑り視界を遮ると、暗闇の中、手とは違ったしっとりとした感覚を受けゾワっと肌が粟立った。
「ちょっ! なに舐めてッ! あっ、ああっ!」
「ひもひいい?」
「自分で食べろよ」
「ふふっ、美味しさ倍増するでしょ? はい、瀬菜も」
差し出されたフランクフルトに口を開けると、喉に当たるかと思うほど深く差し込まれ息を詰める。咄嗟のことに涙目になる俺に構わず悠斗はフランクフルトを前後させ遊びだす。そんな悠斗に若干殺意が湧いてくる。
「──ぐっ‼︎ ふぐっ……ん! むぅ────っん‼︎」
突っ込み過ぎだっつうの!
噛めないだろがっっ!
ぐ、ぐるしい……。
少ししてから口内からフランクフルトが引かれ噛み切ると、クスクス笑う悠斗をジロリと睨みグーでパンチをお見舞いするが、手のひらで簡単に受け止められてしまう。
「ふふふっ……ごめん、つい入れ過ぎちゃった♡」
「卑猥な感じで言うな!」
「さっきしてもらえなかったからからかな? でも、いい練習になったでしょ?」
「アホか! 俺で遊ぶな! こういうのは女の子にしてもらうものだろ。俺だってして欲しいのに……明日絶対彼女作ってやる!」
そう言うと悠斗はスッと笑顔をなくし、能面のような無表情で呟いた。
「明日? 彼女ってなに?」
「ほら、明日は合コンがあるだろ?」
さらりと口にしてからハッとする。
──ヤバイ、悠斗に言うの忘れていた!
なにその怖い顔!
「ふ~ん……瀬菜、俺にはなんだかんだ言うくせに、自分は言わないとか変じゃない?」
「違くて……悠斗もちゃんと誘おうと思っていたし! S女の子達と合コン! 俺らほら、バタバタしていたじゃん? 言うタイミング逃していたっつうか⁉︎」
「瀬菜が行くならもちろん参加はする。けど……今日は色々嬉しいこともあったし、瀬菜をいじめるのはやめようって思っていたけど……やっぱりお仕置き決定だね♡」
揚げ足を取られた俺は、お望み通りにと浴衣の裾を割られ、下着の上から陰茎を撫で上げられていた。ついこの間性を放ったばかりだというのに、与えられた感覚にゾクリと身体が震える。じかに触られるのとはまた違った感触に、快感を覚えたばかりの俺のペニスは、嬉しいとばかりに涙を流し始めていた。
「うっ……んッ」
「クスッ……もう濡れてきてる。パンツ、シミができちゃうね?」
「ん、ヤダッ……脱ぐっ」
「だーめ。凄くエッチだから我慢して」
悠斗の手で下着ごとグチュグチュとペニスの全体を擦られ、手で口を押さえていても鼻から抜けるような声が漏れてしまう。気持ちが良くてお仕置きというよりもご褒美みたいな快感に打ち震えていた。このまま出してしまいたい……トイレを我慢できない幼子のように耐性がない。
俺のちんこなんでこんなに……ゆるゆるなんだよ!
自分でも驚くぐらい敏感な身体に嫌気がさす。
「ふっ……うっ……」
悠斗の顔を恥ずかしくて見ていられなくなり目を瞑り視界を遮ると、暗闇の中、手とは違ったしっとりとした感覚を受けゾワっと肌が粟立った。
「ちょっ! なに舐めてッ! あっ、ああっ!」
「ひもひいい?」
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