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第4幕 盛り沢山な夏休み
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沢山のグッツになにがいいか思い悩む。手に取り大まかに決めていく。優柔不断はこういうときに困ってしまう。ただ、帰りにバタバタせずにこうして閉園まで考えることができるのは、両親が用意してくれたプレゼンのおかげだ。
「瀬菜、凄く真剣だね?」
「まぁな~。みんなになにがいいかなって物色中!」
「自分のものはいいの?」
「うーん……。俺、自分のものっていうか、悠斗とお揃いのものが欲しい!」
ニカっと笑顔で悠斗に言うと、目を広げて驚いている。
「それなら、お互いに内緒で選んで交換しようか。そしたら二つお揃いのもの持てるし、自分が欲しいなって思ったものも買えるよ?」
「おぉーー! それいいな! 明日家帰ってから交換しようぜ!」
滅茶苦茶悩みそうだけど、帰るまではまだ時間はある。相手のことを考えて買うのは、気持ちがこもるし嬉しいことだ。悠斗がなにを選ぶか楽しみでもある。時間が許す限り商品を見ていく。
いくつか目星を付け一日考えてから購入しようと、離れたところにいる悠斗をチラリと見る。マスコットキャラのウサギ耳を手にしているのが見え、悠斗くん……それは勘弁してくれよと心の中で静かにツッコミを入れた。
そうこうしているうちに閉園のアナウンスと音楽が流れ、あっという間に一日目の楽しい時間が過ぎていった。
ホテルに戻るとシャワーをそれぞれ浴びてから、お互いのベッドに横になり一日の思い出を話して笑いあった。
「明日は少し早めに起きて、ご飯たべたら開園前に並ぼうか」
「折角だしそれがいいな。それにホテルの特典で早く入れるし、人気のアトラクション並ばないで乗れるよ!」
「それは結構大きいね。頑張って早起きしないとね」
「俺が問題だよな……でもイベントあるときは意外と早起きできるから、きっと大丈夫! あとは悠斗アラームもあるし‼︎」
「俺目覚ましなの? 瀬菜は寝坊助さんだからね」
「へへっ……なぁ悠斗……俺さ今日はその、折角ホテルでお泊まりなのに、やっぱりその……」
躊躇い気味に悠斗に窺いを立てる。
「うん、瀬菜……分かっているよ? 俺だって明日楽しみたい。それにエッチをするためだけに、瀬菜と恋人になった訳じゃないよ? まぁ、恋人にならなくても瀬菜に手出していたと思うけど」
「お前~最後のそれ犯罪になるだろ!」
「ふふっ……でも、好きな子には触れたいからね? 好きな子が全く脈無しだったら躊躇うけど、瀬菜は俺を少しは意識してくれていたから。今はもっと意識しているよね?」
「だってさ、悠斗、今我慢しているだろ? 俺だって、そこまで鬼じゃないし。だからさ、俺──」
悠斗の寝転ぶベッドに移動し、悠斗のバスローブを捲り下着をずらすと、陰茎を両手で掴み赤くなりながら呟く。
「へたっぴだけど……口でするから……今日はそれで我慢しろよな!」
「うそッ──瀬菜、俺今の言葉だけでイケそう……」
いやいや、それは流石にないだろう……。
って……マジか……一気にデカくなってるし!
「瀬菜、凄く真剣だね?」
「まぁな~。みんなになにがいいかなって物色中!」
「自分のものはいいの?」
「うーん……。俺、自分のものっていうか、悠斗とお揃いのものが欲しい!」
ニカっと笑顔で悠斗に言うと、目を広げて驚いている。
「それなら、お互いに内緒で選んで交換しようか。そしたら二つお揃いのもの持てるし、自分が欲しいなって思ったものも買えるよ?」
「おぉーー! それいいな! 明日家帰ってから交換しようぜ!」
滅茶苦茶悩みそうだけど、帰るまではまだ時間はある。相手のことを考えて買うのは、気持ちがこもるし嬉しいことだ。悠斗がなにを選ぶか楽しみでもある。時間が許す限り商品を見ていく。
いくつか目星を付け一日考えてから購入しようと、離れたところにいる悠斗をチラリと見る。マスコットキャラのウサギ耳を手にしているのが見え、悠斗くん……それは勘弁してくれよと心の中で静かにツッコミを入れた。
そうこうしているうちに閉園のアナウンスと音楽が流れ、あっという間に一日目の楽しい時間が過ぎていった。
ホテルに戻るとシャワーをそれぞれ浴びてから、お互いのベッドに横になり一日の思い出を話して笑いあった。
「明日は少し早めに起きて、ご飯たべたら開園前に並ぼうか」
「折角だしそれがいいな。それにホテルの特典で早く入れるし、人気のアトラクション並ばないで乗れるよ!」
「それは結構大きいね。頑張って早起きしないとね」
「俺が問題だよな……でもイベントあるときは意外と早起きできるから、きっと大丈夫! あとは悠斗アラームもあるし‼︎」
「俺目覚ましなの? 瀬菜は寝坊助さんだからね」
「へへっ……なぁ悠斗……俺さ今日はその、折角ホテルでお泊まりなのに、やっぱりその……」
躊躇い気味に悠斗に窺いを立てる。
「うん、瀬菜……分かっているよ? 俺だって明日楽しみたい。それにエッチをするためだけに、瀬菜と恋人になった訳じゃないよ? まぁ、恋人にならなくても瀬菜に手出していたと思うけど」
「お前~最後のそれ犯罪になるだろ!」
「ふふっ……でも、好きな子には触れたいからね? 好きな子が全く脈無しだったら躊躇うけど、瀬菜は俺を少しは意識してくれていたから。今はもっと意識しているよね?」
「だってさ、悠斗、今我慢しているだろ? 俺だって、そこまで鬼じゃないし。だからさ、俺──」
悠斗の寝転ぶベッドに移動し、悠斗のバスローブを捲り下着をずらすと、陰茎を両手で掴み赤くなりながら呟く。
「へたっぴだけど……口でするから……今日はそれで我慢しろよな!」
「うそッ──瀬菜、俺今の言葉だけでイケそう……」
いやいや、それは流石にないだろう……。
って……マジか……一気にデカくなってるし!
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