【完結】どうやら私は婚約破棄されるそうです。その前に舞台から消えたいと思います

りまり

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 ああ、なんて平和なんでしょう!!!!!

 リーフが来ないと言うだけでこんなに平和になるなんて……

 たった一人いないだけでこうも穏やかに過ごせるなんて!!!!!!!!

 それに勉強がはかどるんですよ!

 リーフはテストで赤点を取ってしまったので、補修と宿題の山で帰ってからもそれらを終わらせるのに、明け方までかかり終わらせ、寝不足のまま学園に来るので、寝不足の為教室で寝ているそうだ。

 すべてリーフのクラスの子から聞いた話です。

 情報をくれた子たちを交えて、学力向上を目指し勉強会なるものを実地し、お互いの交流を深めています。

 そのおかげで学園始まって以来の成績をたたき出したんですよ!!!!

 私たちが教えていた子たちは、上位クラスでもやっていけるだけの成績を出したのです。

 その話を聞きつけた下級生たちも交じり盛大な勉強会になってしまったのです。

 私たちは下級生に教えつつも自分たちの勉強はおろそかにするはずないじゃないですか。

 勉強会のおかげか、参加した子たちの成績はかなり良かったようで、クラス替えも視野に入れなければならないぐらいの成績をたたき出した子まで出たのだ。

 「やはり先生たちはSクラスばかり優遇して、他のクラスは適当でしたね」

 「これについては俺から父上に話しておくよ」

 ルーカス様もこのままでは、いい人材が育たないと思ったのか素早い対応で動いてくれた。

 その結果は、教師の見直しと平民でも成績次第では王宮に就職できるよう取り計らってくれたのだ。

 それを聞いたDクラスの生徒は勉強の意欲が湧き高みを目指すために猛勉強し始めたのだ。

 他のクラスも同じだ。

 成績が落ちれば入れ替わりもありになったので、クラス替えは免れたい上位貴族は死に物狂いで勉強に励んだ。

 生徒がやる気になれば教師も馬鹿にされたくないものだから、さらに上を目指し勉強すると言うサイクルができ、あっという間に学園自体の学力が上がったのだ。

 ただ一人を除いてとだけ言っておきます。


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