【完結】どうやら私は婚約破棄されるそうです。その前に舞台から消えたいと思います

りまり

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 流石に今回の件は悪質と言うことで、悪事をすべて箇条書きにし公爵家に送りつけた。

 案の定というべきかもしれないが、証拠がないからと私の訴えを取り下げるように言ってきたのだ、上から目線に切れまして、証拠の品を提示すると尻尾を丸めて逃げていきました。

 本当にざまぁだ!!!!!

 そして今後二度とこのようなことがないようにと、厳重注意だけで済ませたのがいけなかった。

 またやらかしてくれたのだ。

 私はいささか、嫌かなり怒っていた。

 その為今回は手加減できそうにないのだ。

 セーラ様の婚約者様に前回のと今回の悪事をすべて見てもらった。

 婚約者さまはそれはそれは顔色が悪くなり、土下座して謝ってきてくれた。

 でも、私が欲しいのはセーラ様の謝罪だ!!!!!

 他の誰でもないのだ!!!!!!

 婚約者様は私に約束してくれたのだ。

 絶対謝らせると!!!

 私はその言葉を聞き入れた。

 あれから三日経つがいまだに来ないのだ。

 王子様の話では、平行線をたどっており頑なに来るのを拒んでいる始末だ。

 今回何をやらかしたかというと、誰に聞いたかは知らないがもう一枚のドレスも破こうとしてきたのだ。

 今回の件があり、厳重に警備に当たっているのでそれを突破できるものは、そうそういないだろう。

 それも噂として流したが、頭がお花畑になっているようで、いいように変換されてしまうようだ。

 決定的な現場も抑え、現行犯逮捕できたので言い逃れは出来ない。

 一部始終録画されていることなどしらないのだから、今回のこともすべて録画して有り音声付きだ。

 今度は言い逃れのできないようにすべて計画的にしてあるので抜かりはない。

 二度目となると王子様もキースさまも温情はかけるつもりがないようで、陛下に話に行きビデオを確認してもらったのだ。

 陛下も、それを見て顔がすごいことになっていたのは言うまでもありませんよね。

 陛下は勘違い親子とその婚約者様を呼び出してもらい、決着をつけることにしたのだ。

 
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