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十分に人数が集まり、いざ出陣となった。
それぞれの家族との別れを惜しむ、私は父と話していた。
母と姉はキョロキョロとあたりを見回し、団長と副団長を見ると彼らめがけで突進したのだ。
「あれはいったい……」
「ああ、また不機嫌になる」
「ソフィア、助けに行ってあげてくれ」
私は父と兄に見送られ、団長と副団長の所に行くと、猛アタックをしている姉がいたが、二人の顔は絶対零度だ。
「お二人ともよろしいでしょうか?」
「あ、ああ今行く」
「わかった」
二人が私のところに来ようとするのを姉は邪魔してきたのだ。
「何邪魔するのよ!!!」
「本当に平民の卑しい娘はこれだから……」
「私が平民と言うなら、お二人もそうなんですよね?
お二人は、父や兄に恥をかかせる気ですか?
今から、討伐に向かうんです。
それを指揮を下げるようなことしないで下さい!!!!」
「生意気なのよ!!!」
姉は私めがけて平手打ちをしてこようとしたので、それをよけた。
「何でよけるよの!!!!」
「よけなければあたりますから、なら私もいいですよね?
お二人に受けた仕打ちそのまま返してあげましょうか?」
二人はいまだ私の正体に気付いていないようなのだ。
そのに、ようやく父が登場です。
「二人ともいい加減にしないか!!!」
「あなた、この生意気な娘を処罰してください」
「お父様、聞いてください」
父に縋りつこうとしたところを父は二人に平手打ちしたのだ。
父にしては珍しいことだ。
「自分の産んだ娘に向かって、平民だと!!!!
娘と息子が討伐に加わり出陣するというのになんて情けないんだ!!!」
父に言われ改めて私の顔を見て驚愕していたのだ。
「だって……痩せて……」
「まさか……」
二人はその場に崩れ落ちたが無視した。
はっきり言ってあの顔は傑作だ。
痩せたことにびっくりしていた。
少しは自分たちの行いを顧みてくれるとありがたい。
それぞれの家族との別れを惜しむ、私は父と話していた。
母と姉はキョロキョロとあたりを見回し、団長と副団長を見ると彼らめがけで突進したのだ。
「あれはいったい……」
「ああ、また不機嫌になる」
「ソフィア、助けに行ってあげてくれ」
私は父と兄に見送られ、団長と副団長の所に行くと、猛アタックをしている姉がいたが、二人の顔は絶対零度だ。
「お二人ともよろしいでしょうか?」
「あ、ああ今行く」
「わかった」
二人が私のところに来ようとするのを姉は邪魔してきたのだ。
「何邪魔するのよ!!!」
「本当に平民の卑しい娘はこれだから……」
「私が平民と言うなら、お二人もそうなんですよね?
お二人は、父や兄に恥をかかせる気ですか?
今から、討伐に向かうんです。
それを指揮を下げるようなことしないで下さい!!!!」
「生意気なのよ!!!」
姉は私めがけて平手打ちをしてこようとしたので、それをよけた。
「何でよけるよの!!!!」
「よけなければあたりますから、なら私もいいですよね?
お二人に受けた仕打ちそのまま返してあげましょうか?」
二人はいまだ私の正体に気付いていないようなのだ。
そのに、ようやく父が登場です。
「二人ともいい加減にしないか!!!」
「あなた、この生意気な娘を処罰してください」
「お父様、聞いてください」
父に縋りつこうとしたところを父は二人に平手打ちしたのだ。
父にしては珍しいことだ。
「自分の産んだ娘に向かって、平民だと!!!!
娘と息子が討伐に加わり出陣するというのになんて情けないんだ!!!」
父に言われ改めて私の顔を見て驚愕していたのだ。
「だって……痩せて……」
「まさか……」
二人はその場に崩れ落ちたが無視した。
はっきり言ってあの顔は傑作だ。
痩せたことにびっくりしていた。
少しは自分たちの行いを顧みてくれるとありがたい。
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