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39 ローザside
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あたしはローザ。
このハットフル子爵の長女よ。
両親からも兄からもかわいがられあたしの人生順風満帆よ!!!!
でもそれも妹が生まれるまでだった。
妹が生まれると、妹に意識がいきあたしをかまってくれなくなったのだ。
妹ばかりかまう兄に何度もかまってほしくって言った。
両親にも同じように言ったが、同じように愛情を注いでいると言ったのだ!!!!
あたしはあたしだけに愛情を注いでほしいの!!!!!
そんなイライラが募るばかりの日々が過ぎた。
妹が生まれてあっという間に三年が過ぎていたのだ。
使用人に連れて行ってもらった市場で怪しい魔道具のお店を覗くと、あたしの探し求めていた物があったから即買ったわ、もちろん使用人には口止めも忘れずにしておいたけどね。
魔道具で妹の容姿を劣って見えるようにしてやったの!!!
そうしたらね、あたしを見てくれるようになったんだ!!!!
当たり前だよね!
あたしが一番きれいなんだから!!!
さらにかわいがられたラッキーだったわ。
月日が流れ、あたしに縁談が舞い込んだの、なんと侯爵家からよ。
あたしを見て侯爵さまは固まっていたけど、すぐに優しそうな笑みを浮かべたの。
おとぎの国の王子様みたいだったわ。
きれいなドレスに宝石、どれもあたしに似合う物ばかり、それに比べて妹はどんどんみじめになっていったわ。
本当にいいきみよ!
侯爵さまはそんな妹にも優しくって、妹にもプレゼントをしていたけど、すべて取り上げてやったんだから!
当たり前よね。
あたしの婚約者なのになんで妹だからといって、プレゼントもらわなければならないの?
こんな薄汚れた子にきれいなドレスは似合わないわ!!!
とことんいじめぬいてやったら、いつの間にか屋敷からいなくなっていたけどそんなの知らないわ。
妹が屋敷からいなくなったと同時に何人もの使用人が辞めていったの、でもすぐに新しい使用人を雇ってもすぐに辞めて行ってしまうのよ。
本当に嫌になっちゃうわ。
気にしていなかったのだけど、侯爵さまがお見えにならなくなっていたの、どうしてかしらとそれぐらいにしか思っていなかったけど、ある日結婚破棄を言い渡されてしまったの。
どうしてと聞いたけど、理由を教えてくれなかった。
すぐに新しい婚約者が見つかると思っていたし、王子様だってまんざらじゃなさそうだったのに、なぜどこからも縁談が来ないのよ!!!!!
おかしいじゃない!!!!
焦っていたのもあるけど、王子様にかなりしっつこく付きまとっていたら、私は修道院に入れられてしまった。
それから来る日も来る日も神に祈りだとか、神に感謝だとか、ふざけんじゃないわよ!!!!
あたしが何をしたというの!!
そんな時風の噂で聞いたの、侯爵さまが結婚したって、相手はなんと妹よ!!!
あいつがあたしをはめたに違いないのよ。
あいつに復讐してやる!
あいつにもどん底を味合わせてやるんだから!!!!
このハットフル子爵の長女よ。
両親からも兄からもかわいがられあたしの人生順風満帆よ!!!!
でもそれも妹が生まれるまでだった。
妹が生まれると、妹に意識がいきあたしをかまってくれなくなったのだ。
妹ばかりかまう兄に何度もかまってほしくって言った。
両親にも同じように言ったが、同じように愛情を注いでいると言ったのだ!!!!
あたしはあたしだけに愛情を注いでほしいの!!!!!
そんなイライラが募るばかりの日々が過ぎた。
妹が生まれてあっという間に三年が過ぎていたのだ。
使用人に連れて行ってもらった市場で怪しい魔道具のお店を覗くと、あたしの探し求めていた物があったから即買ったわ、もちろん使用人には口止めも忘れずにしておいたけどね。
魔道具で妹の容姿を劣って見えるようにしてやったの!!!
そうしたらね、あたしを見てくれるようになったんだ!!!!
当たり前だよね!
あたしが一番きれいなんだから!!!
さらにかわいがられたラッキーだったわ。
月日が流れ、あたしに縁談が舞い込んだの、なんと侯爵家からよ。
あたしを見て侯爵さまは固まっていたけど、すぐに優しそうな笑みを浮かべたの。
おとぎの国の王子様みたいだったわ。
きれいなドレスに宝石、どれもあたしに似合う物ばかり、それに比べて妹はどんどんみじめになっていったわ。
本当にいいきみよ!
侯爵さまはそんな妹にも優しくって、妹にもプレゼントをしていたけど、すべて取り上げてやったんだから!
当たり前よね。
あたしの婚約者なのになんで妹だからといって、プレゼントもらわなければならないの?
こんな薄汚れた子にきれいなドレスは似合わないわ!!!
とことんいじめぬいてやったら、いつの間にか屋敷からいなくなっていたけどそんなの知らないわ。
妹が屋敷からいなくなったと同時に何人もの使用人が辞めていったの、でもすぐに新しい使用人を雇ってもすぐに辞めて行ってしまうのよ。
本当に嫌になっちゃうわ。
気にしていなかったのだけど、侯爵さまがお見えにならなくなっていたの、どうしてかしらとそれぐらいにしか思っていなかったけど、ある日結婚破棄を言い渡されてしまったの。
どうしてと聞いたけど、理由を教えてくれなかった。
すぐに新しい婚約者が見つかると思っていたし、王子様だってまんざらじゃなさそうだったのに、なぜどこからも縁談が来ないのよ!!!!!
おかしいじゃない!!!!
焦っていたのもあるけど、王子様にかなりしっつこく付きまとっていたら、私は修道院に入れられてしまった。
それから来る日も来る日も神に祈りだとか、神に感謝だとか、ふざけんじゃないわよ!!!!
あたしが何をしたというの!!
そんな時風の噂で聞いたの、侯爵さまが結婚したって、相手はなんと妹よ!!!
あいつがあたしをはめたに違いないのよ。
あいつに復讐してやる!
あいつにもどん底を味合わせてやるんだから!!!!
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