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尊い犠牲のもとどうにか承諾をもらい輸送されることとなった。
犠牲になった騎士二人は何かに目覚めてしまい、練習のあと二人でこそこそやっていることに回りはみて見ぬふりをした。
時たま二人の犠牲になる奴もちらほらいたがそこは許容範囲内のことなので、犠牲者が少数であることを祈るしかない。
「何とか終わったな」
「これ以上問題が発生しないことを祈るが、残る問題はハルにどうやって受け入れてもらうかだが」
「陛下には了解をもらっているからそこは何の問題もないんだが、ハルが受け入れてくれるかだが」
「当たって砕けろだな」
「砕けるつもりもないんだろ」
「当たり前だろ」
二人はそろってハルのいる陛下と王妃も元にいった。
ハルはハルで陛下と王妃にいろいろな質問をされていた。
「ハルちゃんはハミルトンとレオンどっちが好きなの」
「俺としてはハル君にはうちの子になってもらいたいからハミルトンを選んでもらいたいんだけどね」
「いや、別にどっちが好きとか嫌いとかないです」
「そうなの、ならどっちと結婚しても構わないんだよね。
どうせなら二人と結婚したら」
「そっそれは無理ですよね。
確か重婚は認められていないと聞きましたよ」
「例外があるんだよ。
今回みたいに王弟の息子との間に絆が結ばれ、それでも王の息子が諦めないといった場合だけ認められているんだけど、ハミルトンがハル以外は嫌だと久々に駄々をこねてね」
「どんなところにも抜け道はある。
すまないがハミルトンも受け入れてやってはくれないか」
「うっ、どっちがどっちの子かわからなくなりませんか」
「それは大丈夫です。どちらも王家の血筋には変わりありません」
どんどん追い詰められていくハルだが答えは決まっていた。
はじめは選べないので断ろうと思っていたが、ここまでおぜん立てされて断る理由もさすがにないので、二人に言われたら言うつもりだった。
犠牲になった騎士二人は何かに目覚めてしまい、練習のあと二人でこそこそやっていることに回りはみて見ぬふりをした。
時たま二人の犠牲になる奴もちらほらいたがそこは許容範囲内のことなので、犠牲者が少数であることを祈るしかない。
「何とか終わったな」
「これ以上問題が発生しないことを祈るが、残る問題はハルにどうやって受け入れてもらうかだが」
「陛下には了解をもらっているからそこは何の問題もないんだが、ハルが受け入れてくれるかだが」
「当たって砕けろだな」
「砕けるつもりもないんだろ」
「当たり前だろ」
二人はそろってハルのいる陛下と王妃も元にいった。
ハルはハルで陛下と王妃にいろいろな質問をされていた。
「ハルちゃんはハミルトンとレオンどっちが好きなの」
「俺としてはハル君にはうちの子になってもらいたいからハミルトンを選んでもらいたいんだけどね」
「いや、別にどっちが好きとか嫌いとかないです」
「そうなの、ならどっちと結婚しても構わないんだよね。
どうせなら二人と結婚したら」
「そっそれは無理ですよね。
確か重婚は認められていないと聞きましたよ」
「例外があるんだよ。
今回みたいに王弟の息子との間に絆が結ばれ、それでも王の息子が諦めないといった場合だけ認められているんだけど、ハミルトンがハル以外は嫌だと久々に駄々をこねてね」
「どんなところにも抜け道はある。
すまないがハミルトンも受け入れてやってはくれないか」
「うっ、どっちがどっちの子かわからなくなりませんか」
「それは大丈夫です。どちらも王家の血筋には変わりありません」
どんどん追い詰められていくハルだが答えは決まっていた。
はじめは選べないので断ろうと思っていたが、ここまでおぜん立てされて断る理由もさすがにないので、二人に言われたら言うつもりだった。
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