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第2章 海洋国家オルヴァート編
84限目「意外な援軍」
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「あの数、尋常じゃないぞ!」
「なんでこんな所にハーピーの大群が?」
「とにかく気合い入れろ!」
船員達は皆混乱しつつも、弓矢等の武器を構え迎撃態勢を取っていた。が、あの数はちょっと対処が難しいだろう。
ハーピーとは頭部が女性、身体が鳥の姿をした肉食魔獣で、その鋭い爪で獲物を攫って食ってしまう。にしてもあの数で群れるのは聞いたことがない。
そしていよいよハーピー達が船に到達しようかという時、船が緑色の球体に包まれる。ふむ、先を越されたか。
「アルス!そのまま結界よろしくね!」シェステがアルスを呼び出し結界を展開させたのだ。以前よりも緑が濃くなっているな。緑翠竜の加護が強くなっているせいだろう。
突然現れた緑色の空間に、ハーピー達もだが船員も戸惑っている。
「驚かせてすまんな。シェステが結界を張ったから、あいつらは何もできん。迎撃態勢を解除して、操舵に集中してくれればいい」言葉通り、最初は戸惑っていたハーピー達だったが、結界を突破しようと自慢の鈎爪でガリガリと引っ掻いたり、上空から勢いよく体当たりをするが、全くビクともせず動きが単調になってきていた。
船員達がハーピー達の状況を見て、冷静に元の持ち場へと戻っていく。これで航行に関しては問題はなくなった。なくなったが、どうにもハーピー達が諦めない。
相変わらず結界にまとわりついている。撃ち落とすか?
すると、海中から弾丸と化した水泡が一斉に発射されハーピー達を撃ち抜いていく。撃ち抜かれたハーピー達が海上に落ちていくと、何者かに次々と海に引きずり込まれる。
ギャーギャーと慌てふためくと、四方八方散り散りとなり、もと来た方向へ逃げ去っていった。
歓声を上げる船員達を他所に、俺は海中へと視線を向ける。何かが海面へ浮上している。
ブクブクっと気泡が見えたと思ったら、顔をちょこんと出したそれは、魚?後に続いて次々と顔を出してくる。池で餌を待ってる鯉のような感じだ。ちょっとかわいいな。
「驚かせてしまい申し訳ありません」おっ、喋った!ということは……。
「我々は❝海の民❞。人族からは魚人族と呼ばれております。私は遊撃隊隊長のルダルと申します。どうぞお見知りおきを」魚人族か。人魚と言ったり、男性をマーマン、女性をマーメイドと言ったりもするな。さすが、海の戦士。ハーピーも形無しだ。
それにこの挨拶の様子だと、敵対する意思はないようだな。
「丁寧な挨拶痛み入る。その魚人族がなぜ助けてくれたんだ?」
「緑色の結界に❝加護❞の力を感じましてな。要らぬ心配とは思いましたが、加勢をさせていただきました」❝加護❞の力を知ってる?しかも気を遣ってくれてるのか、❝竜❞の言葉を付けなかった。どこまで事情を知ってる?
「少し話をしないかい?」ルダルに会談を申し込むが、彼は首を横に振った。
「詳しくは族長が直接お話をしたいと申しております。どうか族長のところまでお越し頂けませんでしょうか?」どうしようか……。先を急ぎたい気もするが、何せオルヴァートの状況がまだ掴めていない。後回しにしない方がいい気がするな。
「俺達も先を急ぎたいんでな。あまり長居はできないがそれでも構わないか?」
「はい、それで構いません。ありがとうございます」
「船長!」
「はい、何か?」魚人族の族長のところへ行き会談を設けるので、ここで待機してほしい旨を船長に伝えると、快諾してくれた。ハーピー達が引き返すことも考慮して、アルスを残し結界をそのまま維持することにした。
「では、我々が先導いたしますので、移動用の《泡(バブル)》を用意します」
「いや、それなら俺が用意する。先導を頼むよ。《泡(バブル)》」俺の声と共に空気の膜が俺達3人を覆っていく。
「うわ~これ何?」シェステが興味深そうに膜をツンツンと指でつつく。
「これで包んでおけば、水の中でも息ができるのさ。便利だろう?」
「息止めなくていいんだね!すご~い!」
「よしルドル、頼む!」俺達は水中へ飛び込むと、彼の先導で海中深くへと移動していった。
海中の美しく神秘的な景色をしばし堪能すると、明かりが見えてきた。あれが魚人族の集落か。山とも言えるような巨大なサンゴを利用して集落を形成したようだ。
中でも大きいスペースを持った部分。これが族長の住居だな。
「族長、客人をお連れしました」ルダルがそう言うと、扉が開く。部屋の奥で齢を重ねたであろう魚人が一人ちょこんと座っていた。
「おお!待ちかねましたぞ!さぁ、こちらへ」椅子が用意されたので腰掛ける。
「このままだと話が聞き取りづらいでしょう」そういって、族長は《泡(バブル)》を使い部屋を空気で満たした。
「これでよしと。改めてご紹介を。私が魚人族の長をしているガイエンと申します。ようこそ巫女御一行の皆様」やはり素性を知っていたか。
「俺はグレン、そしてシェステにカーラだ。ハーピー達の件では世話になった。感謝するよ。
で、なぜ我々が巫女一行だと?」
「我々魚人族は、紺碧竜リヴァルダス様とご縁がありましてな。その昔、水の加護を授かっておりますのじゃ。それで人間で風の加護をお持ちの皆様なら、巫女ご一行に違いないと」なるほど。悪意も感じないし、筋も通っている。信じてもいいか。
「分かった。腑に落ちたよ。では紺碧竜とは話をしたのかい?」
「たまにではありますが。ただ、ここ最近オルヴァートに異変があったらしく、連絡が取れませぬ。それが心配で。何かご存じではないかと思い、こちらにお越し頂いたというわけですじゃ」俺達と事情が似たようなものだったんだな。それは心配だろう。
「俺達も緑翠竜から紺碧竜に連絡を取ってもらったんだが、途中で連絡が途絶えてしまってな。すまん、あまり事情は知らないんだ」
「左様でございましたか。となると、やはり国王ザナン様に何かあったとしか」ザナン……国王ということは契約者だな。かなりまずいことになってるんじゃないか?
「なんでこんな所にハーピーの大群が?」
「とにかく気合い入れろ!」
船員達は皆混乱しつつも、弓矢等の武器を構え迎撃態勢を取っていた。が、あの数はちょっと対処が難しいだろう。
ハーピーとは頭部が女性、身体が鳥の姿をした肉食魔獣で、その鋭い爪で獲物を攫って食ってしまう。にしてもあの数で群れるのは聞いたことがない。
そしていよいよハーピー達が船に到達しようかという時、船が緑色の球体に包まれる。ふむ、先を越されたか。
「アルス!そのまま結界よろしくね!」シェステがアルスを呼び出し結界を展開させたのだ。以前よりも緑が濃くなっているな。緑翠竜の加護が強くなっているせいだろう。
突然現れた緑色の空間に、ハーピー達もだが船員も戸惑っている。
「驚かせてすまんな。シェステが結界を張ったから、あいつらは何もできん。迎撃態勢を解除して、操舵に集中してくれればいい」言葉通り、最初は戸惑っていたハーピー達だったが、結界を突破しようと自慢の鈎爪でガリガリと引っ掻いたり、上空から勢いよく体当たりをするが、全くビクともせず動きが単調になってきていた。
船員達がハーピー達の状況を見て、冷静に元の持ち場へと戻っていく。これで航行に関しては問題はなくなった。なくなったが、どうにもハーピー達が諦めない。
相変わらず結界にまとわりついている。撃ち落とすか?
すると、海中から弾丸と化した水泡が一斉に発射されハーピー達を撃ち抜いていく。撃ち抜かれたハーピー達が海上に落ちていくと、何者かに次々と海に引きずり込まれる。
ギャーギャーと慌てふためくと、四方八方散り散りとなり、もと来た方向へ逃げ去っていった。
歓声を上げる船員達を他所に、俺は海中へと視線を向ける。何かが海面へ浮上している。
ブクブクっと気泡が見えたと思ったら、顔をちょこんと出したそれは、魚?後に続いて次々と顔を出してくる。池で餌を待ってる鯉のような感じだ。ちょっとかわいいな。
「驚かせてしまい申し訳ありません」おっ、喋った!ということは……。
「我々は❝海の民❞。人族からは魚人族と呼ばれております。私は遊撃隊隊長のルダルと申します。どうぞお見知りおきを」魚人族か。人魚と言ったり、男性をマーマン、女性をマーメイドと言ったりもするな。さすが、海の戦士。ハーピーも形無しだ。
それにこの挨拶の様子だと、敵対する意思はないようだな。
「丁寧な挨拶痛み入る。その魚人族がなぜ助けてくれたんだ?」
「緑色の結界に❝加護❞の力を感じましてな。要らぬ心配とは思いましたが、加勢をさせていただきました」❝加護❞の力を知ってる?しかも気を遣ってくれてるのか、❝竜❞の言葉を付けなかった。どこまで事情を知ってる?
「少し話をしないかい?」ルダルに会談を申し込むが、彼は首を横に振った。
「詳しくは族長が直接お話をしたいと申しております。どうか族長のところまでお越し頂けませんでしょうか?」どうしようか……。先を急ぎたい気もするが、何せオルヴァートの状況がまだ掴めていない。後回しにしない方がいい気がするな。
「俺達も先を急ぎたいんでな。あまり長居はできないがそれでも構わないか?」
「はい、それで構いません。ありがとうございます」
「船長!」
「はい、何か?」魚人族の族長のところへ行き会談を設けるので、ここで待機してほしい旨を船長に伝えると、快諾してくれた。ハーピー達が引き返すことも考慮して、アルスを残し結界をそのまま維持することにした。
「では、我々が先導いたしますので、移動用の《泡(バブル)》を用意します」
「いや、それなら俺が用意する。先導を頼むよ。《泡(バブル)》」俺の声と共に空気の膜が俺達3人を覆っていく。
「うわ~これ何?」シェステが興味深そうに膜をツンツンと指でつつく。
「これで包んでおけば、水の中でも息ができるのさ。便利だろう?」
「息止めなくていいんだね!すご~い!」
「よしルドル、頼む!」俺達は水中へ飛び込むと、彼の先導で海中深くへと移動していった。
海中の美しく神秘的な景色をしばし堪能すると、明かりが見えてきた。あれが魚人族の集落か。山とも言えるような巨大なサンゴを利用して集落を形成したようだ。
中でも大きいスペースを持った部分。これが族長の住居だな。
「族長、客人をお連れしました」ルダルがそう言うと、扉が開く。部屋の奥で齢を重ねたであろう魚人が一人ちょこんと座っていた。
「おお!待ちかねましたぞ!さぁ、こちらへ」椅子が用意されたので腰掛ける。
「このままだと話が聞き取りづらいでしょう」そういって、族長は《泡(バブル)》を使い部屋を空気で満たした。
「これでよしと。改めてご紹介を。私が魚人族の長をしているガイエンと申します。ようこそ巫女御一行の皆様」やはり素性を知っていたか。
「俺はグレン、そしてシェステにカーラだ。ハーピー達の件では世話になった。感謝するよ。
で、なぜ我々が巫女一行だと?」
「我々魚人族は、紺碧竜リヴァルダス様とご縁がありましてな。その昔、水の加護を授かっておりますのじゃ。それで人間で風の加護をお持ちの皆様なら、巫女ご一行に違いないと」なるほど。悪意も感じないし、筋も通っている。信じてもいいか。
「分かった。腑に落ちたよ。では紺碧竜とは話をしたのかい?」
「たまにではありますが。ただ、ここ最近オルヴァートに異変があったらしく、連絡が取れませぬ。それが心配で。何かご存じではないかと思い、こちらにお越し頂いたというわけですじゃ」俺達と事情が似たようなものだったんだな。それは心配だろう。
「俺達も緑翠竜から紺碧竜に連絡を取ってもらったんだが、途中で連絡が途絶えてしまってな。すまん、あまり事情は知らないんだ」
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