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帰りたいんですけど
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しおりを挟む私は神の側にずっと仕えていた。どのくらいなんかはわからない。時間の感覚ないもの。
でもだんだん自分の存在が消えていくような気がする…
するとある日神は私に言った。
「また会えるからね。」
そう言って神は手をかざし私は光の中に溶け込んで行く、そして意識もだんだん消えていった。
今まで側にいた神徒がいなくなり、神は一人になった。
ここはとある領地
世界にいくつかの神殿があり、そこに神が祀られてる。
そしてその神殿を神を守る者として領地の主人が、神の側に使える神官や巫女がたずさわっていた。
神官や巫女は神に浄化の祈りを捧げ、神を穢れから守っていた。
わたしはユエ
成人し毎日働きに出ている。
仕事は図書館の司書だ。
たくさんの本に囲まれて、それなりに忙しい。
世間的な付き合いは、ふつうに出来てると思う。孤児だったがちゃんと教育も受けさせてくれている。
今日も何も変わらない本に囲まれた一日を過ごしている。
ある日手紙が来た。
宛先は神殿からだった。
なぜ?心当たりがない…
手紙には
"1週間後神殿に来られたし。"
と書かれていた。呼ばれる覚えがない。まじで…
めんどくさそうなにおいがプンプンする。神様のおわす所に用なんてないし、そもそも行きたくない。
考えた結果、とりあえず仕事があるので行くのをやめた。仕事があるんだもん仕方ないよね!わたし社会人だもん。働かなきゃ食べていけないし!
と自分に言い聞かせ忘れてたころに、1ヶ月後また手紙が来た
"1週間後神殿に来られたし"
また呼ばれた…
わたしは考えた末、また行くことを拒否した。
そしてまた1ヶ月後手紙がきた
"1週間後神殿来られたし"
手紙に気持ち悪さを感じる…
行った方がいいんだろうか…とようやく思ったのは
5回目の手紙で
"1週間後神殿に来い!"
と書かれてのを見た時だった。書いてる人も怒ってるなと思ったからだ
でもやっぱり行くのは面倒なので、いつものように、行かなくてもいい理由を探していたら
上司から「お前神殿から呼ばれてるだろ。仕事休んでいいから、粗相がないようにな」だ。
神殿マジだ。外堀固められてた…
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