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やっぱりわたしは帰りたい
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ミコトと再会したわたしは、これからどうするかを考えなければいけなかった。
「帰るの?」
「うん。今は帰りたいかな…わたしは…」
「もうすぐ刻限だが神殿に戻らないのか?」
突然男性の声が洞窟の入り口から聞こえてきた。
男性はこちらに向かって歩いてくる。
わたしの中で警鐘がなる。
"早くこの場から逃げないと"
出入口が1つしかないので、否が応でも男性の横を過ぎないといけない。
わたしは焦っていた。力を見られたから。
わたしはまた巫女をしないといけないのか。また神殿に縛られるのかと。
ぎゅっ
服を引っ張る感覚に気づき、見るとミコトが心配そうにこちらを見ていた。
「一旦神殿に戻ろ?」
「…うん…」
わたしは男性に向かい歩き出した。
側まで来て、その人が貴族なのがわかった。
なんでここに貴族が?
いや、それよりこの人は…
「あ、あの…今から戻ります…」
「ああ、そうしてくれ。まかさ本物の浄化を見ることができるなんて思わなかったが、これで巫女が見つかってよかったよ。」
「……」
わたしは返事ができなかった。
この男性に浄化しているところを見られた。
多分言い逃れができないだろう。
「失礼します。」
わたしは男性から逃げるように神殿に走っていった。
**********
ユエが去った後、ミトコと男が残っていた。
ミコトは男に向かって
「見てたの?」
「ああ、ここで受験者がくるのを見張るように母上から言われていたからな。」
はぁ~とミコトは溜息をつき
「そう…わたしも神殿に戻るわ」
「ああ。また後でな。」
「言っとくけど、あの子追い詰めないでね。」
「え?」
ミコトは言い、男の前から姿を消した。
これで巫女が見つかった。喜ばしいが、ミコトの反応が気になった。
始めて浄化を見た。あんなに綺麗なものだったのか。これからまた見る機会もあるだろう。
俺も足早に神殿に向かった。
*************
わたしは神殿に向かうべく森の中を進んでいた。
どうしよう…このままだとまた…だれかこの石と交換してくれないだろうか…
前世を思い出しても、今世での面倒くさがりが変わることもなく、とにかく現実逃避していた。
そうこう悩んでいるうちに神殿についてしまった。受験者は皆会場に戻ってしまったようだ。
わたしは落胆した。
会場に入り、石を提出する。
ほかの出された石はどれも始めに渡された黒いまま。
わたしのだけ浄化されていたことが一目瞭然だった。
石を受け取った係りの人は、流石に驚いている。
そりゃこの石しか成功してないんだから仕方ないか…
捨てて帰ればよかった…
そう考えてると、ミコトがいつの間にか隣でわたしに悲しそうな顔で見ていた。
考えていることがバレたらしい。
「…」
ここではミコトとは話せない。
おそらくわたし以外は見えていない。いや正確には、マダムは見えているか…あの男性はどうだろうか。
溜息をつきわたしはミコトを連れ席に着いた。
「帰るの?」
「うん。今は帰りたいかな…わたしは…」
「もうすぐ刻限だが神殿に戻らないのか?」
突然男性の声が洞窟の入り口から聞こえてきた。
男性はこちらに向かって歩いてくる。
わたしの中で警鐘がなる。
"早くこの場から逃げないと"
出入口が1つしかないので、否が応でも男性の横を過ぎないといけない。
わたしは焦っていた。力を見られたから。
わたしはまた巫女をしないといけないのか。また神殿に縛られるのかと。
ぎゅっ
服を引っ張る感覚に気づき、見るとミコトが心配そうにこちらを見ていた。
「一旦神殿に戻ろ?」
「…うん…」
わたしは男性に向かい歩き出した。
側まで来て、その人が貴族なのがわかった。
なんでここに貴族が?
いや、それよりこの人は…
「あ、あの…今から戻ります…」
「ああ、そうしてくれ。まかさ本物の浄化を見ることができるなんて思わなかったが、これで巫女が見つかってよかったよ。」
「……」
わたしは返事ができなかった。
この男性に浄化しているところを見られた。
多分言い逃れができないだろう。
「失礼します。」
わたしは男性から逃げるように神殿に走っていった。
**********
ユエが去った後、ミトコと男が残っていた。
ミコトは男に向かって
「見てたの?」
「ああ、ここで受験者がくるのを見張るように母上から言われていたからな。」
はぁ~とミコトは溜息をつき
「そう…わたしも神殿に戻るわ」
「ああ。また後でな。」
「言っとくけど、あの子追い詰めないでね。」
「え?」
ミコトは言い、男の前から姿を消した。
これで巫女が見つかった。喜ばしいが、ミコトの反応が気になった。
始めて浄化を見た。あんなに綺麗なものだったのか。これからまた見る機会もあるだろう。
俺も足早に神殿に向かった。
*************
わたしは神殿に向かうべく森の中を進んでいた。
どうしよう…このままだとまた…だれかこの石と交換してくれないだろうか…
前世を思い出しても、今世での面倒くさがりが変わることもなく、とにかく現実逃避していた。
そうこう悩んでいるうちに神殿についてしまった。受験者は皆会場に戻ってしまったようだ。
わたしは落胆した。
会場に入り、石を提出する。
ほかの出された石はどれも始めに渡された黒いまま。
わたしのだけ浄化されていたことが一目瞭然だった。
石を受け取った係りの人は、流石に驚いている。
そりゃこの石しか成功してないんだから仕方ないか…
捨てて帰ればよかった…
そう考えてると、ミコトがいつの間にか隣でわたしに悲しそうな顔で見ていた。
考えていることがバレたらしい。
「…」
ここではミコトとは話せない。
おそらくわたし以外は見えていない。いや正確には、マダムは見えているか…あの男性はどうだろうか。
溜息をつきわたしはミコトを連れ席に着いた。
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