びっくり仰天！昭和にタイムスリップ！？

千種中学

令和７年4月。
6年間の小学校生活を終えたボクは、晴れて千種中学に入学した。

1年A組、出席番号15番沢村利通、ボクの名だ。
生年月日は、6月17日、双子座、血液型はAB型だ。

小学生の時は、サッカー部と陸上部を掛け持ちしていた。
サッカー部では補欠。
陸上部では、短距離走がまあまあ、得意だった。

さて、入学式も終わり、新しいクラスも決まり、後は部活に入ろうかな、と思い。

運動部がいいので、とりあえずグランドに出て、先輩たちの練習風景を見学にでも行こうかなと、ボクは、ルンルンで足早に校舎を出た。


あれっ、面白い競技があるなぁ。
何てスポーツだろ？

丁度、そのスポーツを見学している、ボクと同じ1年生らしき男子に声をかけてみた。

「オレ、沢村。
　オマエは？」

「滝沢、、。」


「これ、なんてスポーツ？」

「ハンドボールだって。
　兄ちゃんから聞いた、、。」


「ふ～ん、面白そうじゃん！
    滝沢くんは、入るの？」

「どうしようかなぁ、なんか3年の先輩
　怖そうじゃん、、。」

「そうかなぁ、皆んなカッコいいじゃん
　一緒に、入らない？？」


その時、ハンドボールのボールがコートの外へ飛んでいった、、。

3年生が「お～い！転校生っボール！」
サッカーをして遊んでいた3年生であろう、グループにハンドボール部の3年生が声を挙げた。

サッカーをしていたグループの1人が、転がったハンドボールを蹴り返した。


その瞬間、ハンドボール部の3年生たちが、ハンドボールを蹴った男子に一斉に襲いかかった。

「イタイっ！助けてっ！ヒーっ！！」

ハンドボールのゴールの後ろにある大きな板の裏に連れ去られた、転校生は大きな声で悲鳴を上げた。


「滝沢っ、裏、見に行こう！」

「よしっ！」

ボクと滝沢くんの2人は、走って恐る恐るゴールの後ろにある大きな板の裏に、こっそりと見に行った。


「あれっ？誰も居ない！滝沢くんも居な
　くなった。お～い、みんな～。」


大きな板の裏を通って、反対側の板の裏に出ると、ナンカ違った。
風景が違和感を感じた。

あれっ、ハンドボールコートの横のバレーコートにいる女子たちが、変な黒いパンツで練習している。

私は、その女子たちに近づいた。
「何、履いてんの？」
バレー部のお姉ちゃんたちに聞いた。

「ブルマだわ、エロガキ！！」


えっ？えっ？