私の履歴書

澤村 通雄

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私の履歴書

第4章 日本の行方

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ところで話は変わりますが、人類の寿命はあと僅かな気がします。
長くて200年、もしくは私の孫の孫の世代までには全滅するのではないでしょうか。
まずは世界の人口増加による環境破壊によって、地球温暖化が異常に進むでしょう。
資源の不足による戦争も激しく起きるでしょう。
世界中の気温が急上昇し、それに輪をかけてヒートアイランド現象が起き、人間は生きてる一部だけが遺伝子操作による不老長寿(スーパーフューマン)となり、人間の格差は決定的なものとなります。

人間が地球から姿を消したことによって、植物がコンクリートの道路やビルを覆いつくし、僅か1年足らずで人口のものは崩れ去ります。

街は森になり、草を求めて草食動物が繁殖するでしょう。
その動物を求めて、肉食動物も増えていきます。

そうです、あの旧ソ連(ウクライナ)のチェルノブイリが現在そうなのです。

自然の力、植物や野生動物の力は凄いということなのです。
はっきり言ってしまえば、人類がいなければ悲しいことに地球は自然を取り戻すのです。

悲しいことに。

ここ最近の日本(世界でも)では毎年のように猛暑や台風、地震などの天災が起こっています。戦後最大、観測史上最大など、年々なにかの被害に列島が起こっているようです。
ニュースでは震災の情報はメディアが注目されますが、福島の原発事故などの後情報はNHKなど一部の番組で特集されるほかは、人々からは昔の出来事で片付けてしまっているように思えます。私には国の復興費など、年々起こる天災で日本はこの先どうなっていくのか、この文章を書いている矢先に約7年半続いた安倍政権が、首相の体調不良により終焉し、次の総理大臣が菅元官房長官になるであろうとマスメディアがニュースで、くまなく報道されているところである。

あと日本では少子化問題もとりだされています。日本人の高齢化に加え、出生率の低さ、結婚をしない若者も増え、恋愛さえもしないニューエイジが増えているとのことです。
まずは、女性が出産後も社会で活躍できる法整備が必要である。日本の女性の教養は男性に劣らず秀でているのに、結婚出産により、パートや派遣などの非正規社員になるのはおかしな話である。
育児や家事なども、北欧の国のように男性と協力していけるように法整備だけでなく、会社(雇用側)も変えていかなければ、これからの日本の未来は明るくないでしょう。

高齢者も同じである。アメリカでも定年制度はパイロットなどの一部の職業以外では廃止になっているように、60歳や65歳を過ぎても、現役で働ける(働きたい)人は働ける環境があるべきだ。
職場で若い世代とベテランが協力することによって、相乗効果があることは間違いなくあるであろう。
壮年に新しく、資格や技術を身につけ、スキルアップすることも十分に可能なことである。もちろんリタイアし、晩年を過ごすのも個人の自由であり、権利でもあると思う。
とにかく、女性の社会進出や定年制度の見直しにより、少子高齢化による労働力の低下を緩和し、税収増加につながり社会保障費の軽減にもつながるわけである。
あとは、最近増えている外国人労働者も広く受け入れるべきである。
これからは日本は従来の考えを変えていかなければ、衰退に向かっていくであろう。
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