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第53話 どうしよう?
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なんで仲里さんが風呂場にいるんだ!? しかも俺の聞き間違いじゃなければ『入っていいですか?』だなんて口にしていたんだけど!
いやいや、まさか彼女がそんなことをするわけがない……コンビニでの発言は冗談だよな?
――早見くん。
「早見くん。ドア、開けますね……」
「えっ! いやっ! ちょっ、まって!」
俺は慌てて浴槽に入る――と、同時にドアが開く。
まままっ! まじで入ってきたぁあああっ!
目の前には仲里さんが身体をバスタオルで隠すようにして立っていた。
「ななな、仲里さん? どどっ、どうしたの?」
「その……さっき約束しましたから……私も汗をかいてしまいましたし……」
彼女は足を進めると、あっという間に俺の目と鼻の先までやってきた。
首筋から肩までの色白の肌が目に飛び込んできて心臓が止まりそうだ。
「いやいやいや、だからっていきなりお互いの肌を見せ合うのって、ど、どうなのかなっ?」
「いや……ですか?」
「いや? いやいや、いやだなんて、そんなことはないよ! 嬉しい、うん」
あわわっ! 俺はなにを言っているんだ!
「それなら……大丈夫ですね」
言うと仲里さんは身体に巻いていたバスタオルに手をかけ、いっきにそれを身体からはがした。
「あぁああああっ! 見えちゃうぅうううっ……って……ん? 仲里さん、その格好……」
「はい……水着です……」
「あ、水着……そ、そうだよね。あはは」
ふぅ……ちょっと残念な気もするけれど、よ、よかった。
たしかこの紺色の水着って、うちの高校指定のものだよな?
こんな間近でみるのは初めてだ。これはこれでエロい。
「……にしてもなんでスクール水着? 前に買ったものじゃないんだね」
「プールへ行ったときに購入したものはビキニですから……恥ずかしくて……」
スクール水着を風呂場で着ているのも恥ずかしい気はするけれど、それは言わないでおこう。
「「……」」
なんだこの突然やってきた気まずい空気……もしかして仲里さん、あとさき考えないで行動に移しちゃった感じ?
「えっと……ど、どうしましょう?」
「え……ど、どうしよう?」
「あのっ! お、お背中を流しましょうか?」
「へ? いやぁ……」
「もう済ましてしまいましたか?」
済ますとか済まさない以前に、俺は全身が丸見えな状態だからなぁ……このまま浴槽から上がるわけにはいかない。
「というか、俺は水着じゃないから……なんというか丸見え……」
「……!? そ、そのっ! 早見くん、ごめんなさい。わっ、私、あとからまたシャワーおかりします!」
「へ?」
スクール水着の彼女は顔を真っ赤にしたかと思うと、逃げるようにお風呂場から出て行ってしまった。
あの反応……まさか仲里さん、俺も水着に着替えていると思っていたとか?
な、なんだったんだ……。
仲里さんがドアを開けたまま走りさってしまったので浴槽から出る。
「エリカちゃーん! わたしも一緒に入る-!」
「え!? あ、杏奈さんっ」
なんで園崎杏奈がっ!
「い……いやぁああああ! 変態がいるー!」
俺……おわったかも……。
◇
やれやれ……とんだ災難だった。
汗を流した俺は自室でゆっくりすることにした。
本当はスポドリを取りにキッチンへいきたいところだけど、仲里さんと園崎杏奈の二人と顔を合わせるのがきまずい。
「はぁ……疲れた」
ん? すごい勢いで階段を駆け上がってくる音が……これは、いやな予感がする――と思った瞬間、ドアが勢いよく開かれ、妹の果奈が飛び込むように入ってきた。
「にぃにぃ!」
「なんだよ果奈! いきなりびっくりするだろ!」
「ペンギンっ! にぃにぃ、ペンギンっ!」
「ん? どうしたんだ果奈……真宮さんのアホがうつったのか?」
「だれがアホですって?」
聞き覚えのある声がするので目をやると、真宮さんが入り口の影から睨むようにして顔を覗かせていた。怖い……。
「あ……いたんだね」
「いちゃわるい? それより春時、明日は水族館へいくわよ!」
「へ?」
なるほど……だからペンギンか……。
いやいや、まさか彼女がそんなことをするわけがない……コンビニでの発言は冗談だよな?
――早見くん。
「早見くん。ドア、開けますね……」
「えっ! いやっ! ちょっ、まって!」
俺は慌てて浴槽に入る――と、同時にドアが開く。
まままっ! まじで入ってきたぁあああっ!
目の前には仲里さんが身体をバスタオルで隠すようにして立っていた。
「ななな、仲里さん? どどっ、どうしたの?」
「その……さっき約束しましたから……私も汗をかいてしまいましたし……」
彼女は足を進めると、あっという間に俺の目と鼻の先までやってきた。
首筋から肩までの色白の肌が目に飛び込んできて心臓が止まりそうだ。
「いやいやいや、だからっていきなりお互いの肌を見せ合うのって、ど、どうなのかなっ?」
「いや……ですか?」
「いや? いやいや、いやだなんて、そんなことはないよ! 嬉しい、うん」
あわわっ! 俺はなにを言っているんだ!
「それなら……大丈夫ですね」
言うと仲里さんは身体に巻いていたバスタオルに手をかけ、いっきにそれを身体からはがした。
「あぁああああっ! 見えちゃうぅうううっ……って……ん? 仲里さん、その格好……」
「はい……水着です……」
「あ、水着……そ、そうだよね。あはは」
ふぅ……ちょっと残念な気もするけれど、よ、よかった。
たしかこの紺色の水着って、うちの高校指定のものだよな?
こんな間近でみるのは初めてだ。これはこれでエロい。
「……にしてもなんでスクール水着? 前に買ったものじゃないんだね」
「プールへ行ったときに購入したものはビキニですから……恥ずかしくて……」
スクール水着を風呂場で着ているのも恥ずかしい気はするけれど、それは言わないでおこう。
「「……」」
なんだこの突然やってきた気まずい空気……もしかして仲里さん、あとさき考えないで行動に移しちゃった感じ?
「えっと……ど、どうしましょう?」
「え……ど、どうしよう?」
「あのっ! お、お背中を流しましょうか?」
「へ? いやぁ……」
「もう済ましてしまいましたか?」
済ますとか済まさない以前に、俺は全身が丸見えな状態だからなぁ……このまま浴槽から上がるわけにはいかない。
「というか、俺は水着じゃないから……なんというか丸見え……」
「……!? そ、そのっ! 早見くん、ごめんなさい。わっ、私、あとからまたシャワーおかりします!」
「へ?」
スクール水着の彼女は顔を真っ赤にしたかと思うと、逃げるようにお風呂場から出て行ってしまった。
あの反応……まさか仲里さん、俺も水着に着替えていると思っていたとか?
な、なんだったんだ……。
仲里さんがドアを開けたまま走りさってしまったので浴槽から出る。
「エリカちゃーん! わたしも一緒に入る-!」
「え!? あ、杏奈さんっ」
なんで園崎杏奈がっ!
「い……いやぁああああ! 変態がいるー!」
俺……おわったかも……。
◇
やれやれ……とんだ災難だった。
汗を流した俺は自室でゆっくりすることにした。
本当はスポドリを取りにキッチンへいきたいところだけど、仲里さんと園崎杏奈の二人と顔を合わせるのがきまずい。
「はぁ……疲れた」
ん? すごい勢いで階段を駆け上がってくる音が……これは、いやな予感がする――と思った瞬間、ドアが勢いよく開かれ、妹の果奈が飛び込むように入ってきた。
「にぃにぃ!」
「なんだよ果奈! いきなりびっくりするだろ!」
「ペンギンっ! にぃにぃ、ペンギンっ!」
「ん? どうしたんだ果奈……真宮さんのアホがうつったのか?」
「だれがアホですって?」
聞き覚えのある声がするので目をやると、真宮さんが入り口の影から睨むようにして顔を覗かせていた。怖い……。
「あ……いたんだね」
「いちゃわるい? それより春時、明日は水族館へいくわよ!」
「へ?」
なるほど……だからペンギンか……。
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