童貞幽霊、処女アイドルで卒業します

江狩玖捌

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第二話 - 結乃に憑いて行くことに決めた

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「あれ、斎藤は?」
「え?結乃ちゃん来てませんか?」
「もしかして、まだあの部屋に居るんじゃ…」

 わき目もふらず車まで走って逃げてきた3人は、結乃が来ていないことにようやく気付き、逃げてきた方向に心配そうな視線をやった。

 恐怖のあまり腰が抜け、その場にへたり込んでしまった結乃は幽霊のされるがままになってしまっていた。

 もしかして、この娘、気持ち良くなってくれてる?嬉しい…もっと感じて欲しいな……ん?これって…乳首立ってきてる?

 初めての胸の感触にただただ乱暴に揉みしだいていた手が卑猥な動きへと変化していく、さらに中央付近の突起を見つけてしまったようで、興味を惹かれるままに指で擦り始めてしまう。

「んっ…あっ…んぁっ……乳首…ダメッ…はぁはぁ…あんっ…お願いだからやめて下さい…」

 幽霊さんの触り方…最初は乱暴な感じだったのに、どんどんエッチに…乳首まで弄らないでよ…私のこと気持ち良くさせようとしてるの?そんな気遣い要らないから、もう帰してよぉ…

「斎藤~」
「斎藤さ~ん」
「結乃ちゃ~ん」

 あれ…もしかして私のこと探しに戻ってきてくれた?
「助けて~!」

 震える声で応えたものの、その声は小さく、3人に届きそうもなかった。

 さっきの3人、助けに戻ってきたのか。この娘、斎藤結乃っていうのかな。よし、決めた!結乃に憑いて行こう。触れる人が他に居るとは思えないし、ましてやこんなに可愛くてスタイルが良いという条件を加えれば、これを逃せば一生会うことはないよな絶対。って、一生はすでに終わってたんだったか…

「君、結乃っていうのかな?一緒に来てた人達のところまで連れていってあげるよ。俺も一緒に行くことにしたから、宜しくね。」
 肩をトントンと叩きながら声をかけたのだが。

 結乃は肩を叩かれてビクっとするものの声は聞こえていない様子だった。

「反応無しか。触れることはできるけど声は届かないってことか。」
 しかたない、引っ張っていくか。

 結乃の腕を掴んで引き起こすと、玄関に向かって引っ張り始めた。

「え?なに?どこに連れて行くつもり?もしかして私をあの世に連れていこうとしてる?嫌だ!まだ死にたくないです!エッチなことして良いですから…」

「君を死なせる?そんな勿体ないことするわけないだろ。皆のところに連れていってあげるだけだよ。って、エッチなことして良いの?」
 って、聞こえないんだったか。では遠慮なく。

 お尻を揉みながら玄関の方へと押し始める幽霊。

 お尻の揉み心地も、胸とはまた違って…こっちも良いなぁ…

「ひゃっ!」
 エッチなことして良いなんて言ったから?幽霊さん素直すぎませんか…お尻の揉み方もやらしすぎ…もぉやだぁ…って、そんなに押さないで…

「あ!斎藤!無事だったか。」
「結乃ちゃん!大丈夫だった?」
「斎藤さん…良かったぁ…」

 部屋を出て廊下を進んでいると、玄関付近からなかなか進めずに居た3人が結乃の姿を見つけて声をかける。結乃も気づいてふらつきながらも懸命に駆け寄った。

「大丈夫です。腰が抜けちゃって遅れちゃいました。皆さんも無事で良かった…」
 大丈夫ってことにしとかないと…エッチなことされてたなんて言えない…

 なんとか再会を果たしたが、結乃の足取りはまだおぼつかず、メイク担当に支えてもらいながら車へと戻ったのだった。

 運転席に動画を撮っていたスタッフ、助手席にマネージャー、その後ろにメイク担当、その横に結乃の形で乗り込むと、すぐに出発した。

 あの幽霊さん、もしかして皆のところに案内してくれたのかな?
 そんな風に思いながら、窓から建物の方を一瞥する結乃。見えないだけで車の中まで幽霊が憑いてきていることに気づいていなかった。

 シートベルトをする手元も震えていた4人だったが、車が走りだすと、次第に安堵した表情になり、会話する余裕も出始めた。

「心霊現象なんてまったく信じてなかったけど、あそこは何か居るな。あんな気持ち悪い感覚、初めて味わった。」

「部屋に入ったときから空気違いましたよね。それにあの身体の中をかき混ぜられるような感覚…2度と味わいたくないです。」

「怖い思いしたぶん、映像に何か映ってれば救いもあるんすけどね。」

「だから嫌だって言ってたのに、呪われでもしたらどうするんです?絶対何か居ましたよ。」
 すっごいエッチな幽霊さんが…。と、心の中で付け加える結乃だったが、その直後…ムニ、もみもみもみもみ

 車のシートに沿うような体勢で結乃の背後にぴったりとくっついた幽霊は、後ろから手をまわし、両手でオッパイを揉み始めた。

 !!え?嘘でしょ…幽霊さん付いて来てる?皆に……でも、付いて来てるって伝えたとして、誰か何かできるのかな?…下手に刺激したら皆を呪ったり危害を加えたりするなんてことになったりしない?…それにエッチなことされてるなんて皆に知られるの恥ずかしいし…今は私が我慢すれば自然と居なくなってくれるよね…。続くようなら除霊の専門家さんのところに…って、どうにかしてくれる人なんて本当に居るのかな…。

 おぉ~…オッパイの揉み心地最高~…これからずっと揉めるなんて憑いて来て良かった。こうして背中に密着してると、乳首にちょんと触れるたびにビクっと身体震わせるの伝わってきて、可愛いな。

「んっ!…」
 皆居るのにそんなエッチな触り方やめて…
 声が漏れそうになり、慌てて口を手で覆って耐える結乃。

「結乃ちゃん、どうかした?大丈夫?」

「斎藤、どうかしたのか?」

「い、いえ、なんでもないです。怖かったの思い出しちゃって。」

「そっか、俺達より怖い思いしたんだもんな。」

「ごめんね、あの時は置いていっちゃって。」

「いえ、私が腰を抜かしちゃったのがいけないので…」

 少し気まづい空気になるが、幽霊はまったく意に介さず、胸への愛撫を続けた。
 敏感な乳首を刺激すると、身体をビクっと反応させるのが嬉しく、そして楽しくなってくる。手の平で擦ったり指先で突く程度だったのが、摘まんで擦ってと、次第に刺激を強めていってしまう。

「んっ…ぁ…はぁはぁはぁ…」
 そんな…気持ち良くなるように、やらしい触り方してきてる…私の反応楽しんでる?皆居るのに、感じさせないで…お願い…。幽霊さんにエッチなことされて感じちゃってるの皆にバレちゃったら私…

「口を手で押さえてどうしたの?あ、そっか他の人に声聞かれたくないから必死で抑えてるのか…こうして我慢してる姿も可愛い…。ますます興奮してきたかも…。って聞こえないんだっけ。」

 ちょっと待てよ。胸を触れるということは…あそこの方も…ごくり…


              --- 続く ---
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