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ちょっと長い後日談3
1.世界は続くよどこまでも
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2年生になった日々は半年ほどが過ぎ、俺達は初秋の涼しさの中で放心状態だ。
勿論お昼のお供はコッペサンド。ずっとコッペサンド食ってて飽きないのかと思われそうだが。この世界のコッペサンドはいわばおにぎりだ。日々具材には変化を持たせているので、全く飽きはしない。
「良い天気だねぇルイ君」
「イイ天気ですね、ニアさん」
この半年、色々と変わった事は多い。
まず、卒業したクルスが現宰相の元で働き始めた。といっても、二日と開けずハイグレード寮でカイルと逢引してるし、俺もアクスに会いに行くから、前より顔合わせる機会増えた位なんだけど。
あと、ロスが後期に入って生徒会を辞めたから、テオが常に上機嫌だ。そのキラキラ美少年ぶりに新入生がころっと転がっているのを見かけたが、勇気を出して告白したのに可哀想にもノーハイライトな無表情でお断りされてた。偶々見てたこっちが同情するほどの落ち込みようだったが、トラウマになってないと良いな。
ついでに、グラン兄達はだいぶ大人しくしている。詳しく言うと長いから割愛するが、最終的に親父さんがグランを後継に指名した事で家庭内の力関係が大きく変わって、大人しくする他なくなったのだ。
最後になったが、大きな変化があと一つ。
ニアさんの名前が変わった。
トーニャ家からジェスト家に養子入りしたのだ。ここも詳しくいうと長いんだが、ゼウスの叔母にあたるヴェナ・ジェスト公爵の爵位を継ぐために、ニアさんが彼女の娘になった。アデル様との結婚へ向けた具体的な動きって訳なんだが。正直、まだ学園生徒なニアさん自身に特に変化はない。
いや、正確にはニアさん自身は変化する努力が必要かなと思ったらしいんだけど。
「私も必要な努力があればちゃんとしますよって言ったんだよ。世の中ギブアンドテイクだし。高待遇には果たすべき責務が伴うってのは解ってるつもりだからさぁ…でも、なんか、『そういう技能をお前に求めてはいないが、したければ好きにして良いぞ』って言われた。ゆくゆくは国王妃なんだから、交流スキルとか人脈とか、要ると思ったんだけど…要らないの?」
とのことだ。俺も、要るとは思うんだけど。アデル様の考えてる事はよく解んないからな。
まぁ、ニアさんなりに努力はしてみるらしい。
そういえば、イジメって言って良いのか困惑するニアさんへの嫌がらせは、正式に公爵の養子になった時点で潮が退く様になくなった。皆、ちゃんと身分を守って偉いなって思うよ俺は。
「…どうしたもんかなぁ彼女」
あ、言っちゃいますか。それ。
触れないようにしてたんですけど。まぁ、そちらが解禁するなら話し合いましょうか。
「魔法とか言ってましたね」
「言ってたよぉ…マジで、想定外の事態だよ。いっそリアルな日々をサバイバルの方がましだったわー」
ニアさんが頭を抱えている。まぁ、気持ちはとてもよく解る。特に俺は既に、こうだと思ってた世界が一変する事態を味わっているので。
「後出しジャンケン感ありますよね…」
「オバサンもうついてけなーい」
オジサンもハゲドウです。
勿論お昼のお供はコッペサンド。ずっとコッペサンド食ってて飽きないのかと思われそうだが。この世界のコッペサンドはいわばおにぎりだ。日々具材には変化を持たせているので、全く飽きはしない。
「良い天気だねぇルイ君」
「イイ天気ですね、ニアさん」
この半年、色々と変わった事は多い。
まず、卒業したクルスが現宰相の元で働き始めた。といっても、二日と開けずハイグレード寮でカイルと逢引してるし、俺もアクスに会いに行くから、前より顔合わせる機会増えた位なんだけど。
あと、ロスが後期に入って生徒会を辞めたから、テオが常に上機嫌だ。そのキラキラ美少年ぶりに新入生がころっと転がっているのを見かけたが、勇気を出して告白したのに可哀想にもノーハイライトな無表情でお断りされてた。偶々見てたこっちが同情するほどの落ち込みようだったが、トラウマになってないと良いな。
ついでに、グラン兄達はだいぶ大人しくしている。詳しく言うと長いから割愛するが、最終的に親父さんがグランを後継に指名した事で家庭内の力関係が大きく変わって、大人しくする他なくなったのだ。
最後になったが、大きな変化があと一つ。
ニアさんの名前が変わった。
トーニャ家からジェスト家に養子入りしたのだ。ここも詳しくいうと長いんだが、ゼウスの叔母にあたるヴェナ・ジェスト公爵の爵位を継ぐために、ニアさんが彼女の娘になった。アデル様との結婚へ向けた具体的な動きって訳なんだが。正直、まだ学園生徒なニアさん自身に特に変化はない。
いや、正確にはニアさん自身は変化する努力が必要かなと思ったらしいんだけど。
「私も必要な努力があればちゃんとしますよって言ったんだよ。世の中ギブアンドテイクだし。高待遇には果たすべき責務が伴うってのは解ってるつもりだからさぁ…でも、なんか、『そういう技能をお前に求めてはいないが、したければ好きにして良いぞ』って言われた。ゆくゆくは国王妃なんだから、交流スキルとか人脈とか、要ると思ったんだけど…要らないの?」
とのことだ。俺も、要るとは思うんだけど。アデル様の考えてる事はよく解んないからな。
まぁ、ニアさんなりに努力はしてみるらしい。
そういえば、イジメって言って良いのか困惑するニアさんへの嫌がらせは、正式に公爵の養子になった時点で潮が退く様になくなった。皆、ちゃんと身分を守って偉いなって思うよ俺は。
「…どうしたもんかなぁ彼女」
あ、言っちゃいますか。それ。
触れないようにしてたんですけど。まぁ、そちらが解禁するなら話し合いましょうか。
「魔法とか言ってましたね」
「言ってたよぉ…マジで、想定外の事態だよ。いっそリアルな日々をサバイバルの方がましだったわー」
ニアさんが頭を抱えている。まぁ、気持ちはとてもよく解る。特に俺は既に、こうだと思ってた世界が一変する事態を味わっているので。
「後出しジャンケン感ありますよね…」
「オバサンもうついてけなーい」
オジサンもハゲドウです。
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