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ヨシ-1
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オンラインゲームのプレイ中、ジュンを待っていたら、ヨシからチャットがきた。
ジュンに紹介されたフレンドだ。
「ねぇ、ゆきちゃんってドMなんだって?」
「なっ!誰がそんな!!」
「ジュンに聞いたよ。プレイの内容もね」
私は画面越しに赤面する。ジュンは前々からSっぽかったけど、ヨシさんみたいな普通の人に言葉責めされると、死ぬほど恥ずかしくなる。私は意を決して聞いてみた。
「ヨシさんは、Sですか?」
「いや、ふつうだわww」
恥ずかしい。
ジュンがログインしたと通知が来た。さっそくジュンにチャットを飛ばす。
「ねえ、ヨシさんに何言ったの?」
「ユキがドMって言っといたww」
「なんでそんなこと!」
「ヨシは紳士ぶってるけどドSだぜ?性癖晒しといた方が互いに楽しめるだろ」
「うそ!ヨシさんは普通って」
「嘘だって笑」
ヨシさんからチャットが来る。
「それでジュンとはどんなプレイしたの?」
よかった、ジュンはプレイの内容まではヨシさんに喋ってないようだ。
「プレイってゲームですか?」
「実際にヤッたんでしょ?SMホテル行った?」
「行ってないです!」
「へー。連れてってあげようか?」
心が揺らぐ。
私はジュンにチャットを飛ばした。
「ヨシさんにSMホテル誘われた!」
「良かったじゃん?行ってくれば?」
くそぅっ!少しは独占欲出して欲しかったのに!!悔しさを胸に抱き、ヨシさんにチャットを返す。そうだ、断ろう。あんなことをしょっちゅうやっていてはダメだ。
「えっと、ヨシさんのことあまりよく知らなくて」
これでよし。ピロリン、と携帯の音がなる。
知らない人からのSMSだ。
ヨシだよ!ゆきちゃんこんばんは!これからお互いのこと知っていこうね!
私はジュンにチャットを飛ばす。
「ヨシさんから携帯にSMSきた!」
「あー、ごめん、リア友だから断れなかった」
私の顔が青ざめた。
「写真とかみせてないよね?」
「見せてないけど、今一緒にゲームしてるから、見せろって言われたら断れないかな」
墓穴を掘った。目の前が真っ白、いや、お先真っ暗になる。
はぁ。やっちゃった。携帯の着信音が鳴る。さっきのSMSの番号からの着信だ。
「こんばんはゆきちゃん!」
「あの、ヨシさん、ジュンさんの携帯の中は…」
「可愛い声!動画と同じだね!」
遅かった。
「ねぇ、ゆきちゃんはなんでジュンと、寝たの?」
「えっとその、どうしてもシタイ気分になって」
「ふうん、つまり、ヤレれば誰でも良かった?」
「い、いえ、あの、Sっぽかったし」
「Sがいいんだ?」
恥ずかしい。この会話、ジュンも聞いてるよね。
「で、ジュンとのエッチはどうだった?」
「とっても、気持ちよかった、です」
電話口からヨシさんの、良かったねジュン!気持ちよかったって、と言っている声が聞こえた。
「いやぁジュンってば、やりすぎたとか、痛いことしたとか気にしてたんだよ?まぁ、ゆきちゃんは次は俺とヤるんだけども」
「あの、なんで私ですか?ヨシさんこそヤレれば誰でも…」
「エロいから。」
「え?」
「いやウソウソ。俺ちょいSなんだよね。だからMの子抱いてみたくてさ」
「で、でも、私…」
「いいじゃん。ジュンとはヤッたんでしょ?あ、なんならジュンと一緒ならいい?3Pしようよ!」
「ええっ!」
ジュンさんとまたできる……。これは願っても無いチャンスかもしれない。
「ほら応じなかったら写真ばらまくってジュンが言ってるぞ!」
「そんな!?」
「.あははは!ゆきちゃんおもしろいー!
どう?本当にSMホテル行こうよ?今日暇でしょ?ゲームしてるし。けってーい」
こうして、私は人生初のSMクラブに3Pでいじめられに行くのだった。
ジュンに紹介されたフレンドだ。
「ねぇ、ゆきちゃんってドMなんだって?」
「なっ!誰がそんな!!」
「ジュンに聞いたよ。プレイの内容もね」
私は画面越しに赤面する。ジュンは前々からSっぽかったけど、ヨシさんみたいな普通の人に言葉責めされると、死ぬほど恥ずかしくなる。私は意を決して聞いてみた。
「ヨシさんは、Sですか?」
「いや、ふつうだわww」
恥ずかしい。
ジュンがログインしたと通知が来た。さっそくジュンにチャットを飛ばす。
「ねえ、ヨシさんに何言ったの?」
「ユキがドMって言っといたww」
「なんでそんなこと!」
「ヨシは紳士ぶってるけどドSだぜ?性癖晒しといた方が互いに楽しめるだろ」
「うそ!ヨシさんは普通って」
「嘘だって笑」
ヨシさんからチャットが来る。
「それでジュンとはどんなプレイしたの?」
よかった、ジュンはプレイの内容まではヨシさんに喋ってないようだ。
「プレイってゲームですか?」
「実際にヤッたんでしょ?SMホテル行った?」
「行ってないです!」
「へー。連れてってあげようか?」
心が揺らぐ。
私はジュンにチャットを飛ばした。
「ヨシさんにSMホテル誘われた!」
「良かったじゃん?行ってくれば?」
くそぅっ!少しは独占欲出して欲しかったのに!!悔しさを胸に抱き、ヨシさんにチャットを返す。そうだ、断ろう。あんなことをしょっちゅうやっていてはダメだ。
「えっと、ヨシさんのことあまりよく知らなくて」
これでよし。ピロリン、と携帯の音がなる。
知らない人からのSMSだ。
ヨシだよ!ゆきちゃんこんばんは!これからお互いのこと知っていこうね!
私はジュンにチャットを飛ばす。
「ヨシさんから携帯にSMSきた!」
「あー、ごめん、リア友だから断れなかった」
私の顔が青ざめた。
「写真とかみせてないよね?」
「見せてないけど、今一緒にゲームしてるから、見せろって言われたら断れないかな」
墓穴を掘った。目の前が真っ白、いや、お先真っ暗になる。
はぁ。やっちゃった。携帯の着信音が鳴る。さっきのSMSの番号からの着信だ。
「こんばんはゆきちゃん!」
「あの、ヨシさん、ジュンさんの携帯の中は…」
「可愛い声!動画と同じだね!」
遅かった。
「ねぇ、ゆきちゃんはなんでジュンと、寝たの?」
「えっとその、どうしてもシタイ気分になって」
「ふうん、つまり、ヤレれば誰でも良かった?」
「い、いえ、あの、Sっぽかったし」
「Sがいいんだ?」
恥ずかしい。この会話、ジュンも聞いてるよね。
「で、ジュンとのエッチはどうだった?」
「とっても、気持ちよかった、です」
電話口からヨシさんの、良かったねジュン!気持ちよかったって、と言っている声が聞こえた。
「いやぁジュンってば、やりすぎたとか、痛いことしたとか気にしてたんだよ?まぁ、ゆきちゃんは次は俺とヤるんだけども」
「あの、なんで私ですか?ヨシさんこそヤレれば誰でも…」
「エロいから。」
「え?」
「いやウソウソ。俺ちょいSなんだよね。だからMの子抱いてみたくてさ」
「で、でも、私…」
「いいじゃん。ジュンとはヤッたんでしょ?あ、なんならジュンと一緒ならいい?3Pしようよ!」
「ええっ!」
ジュンさんとまたできる……。これは願っても無いチャンスかもしれない。
「ほら応じなかったら写真ばらまくってジュンが言ってるぞ!」
「そんな!?」
「.あははは!ゆきちゃんおもしろいー!
どう?本当にSMホテル行こうよ?今日暇でしょ?ゲームしてるし。けってーい」
こうして、私は人生初のSMクラブに3Pでいじめられに行くのだった。
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