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第01章 よくある話
15 初めての野営
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楓と凛とおしゃべりしながら数時間歩き続け、そろそろ日が暮れ始めていた。
「もう今日はこのくらいにして、野営にしよっか」
「だねぇ」
「うん、賛成……もう歩けない……」
楓はまだ余裕があるけれど、凛に至っては完全に疲れ切っていて、このままだと倒れてしまいそうだった。
「凛、もうちょっとだけ頑張って」
「う、うん……」
というわけで、街道の脇にある小さな広場で野営をすることにした。ちなみに、この場所は宿場町で事前に聞いていて、今晩は野営する予定だったため、準備はしっかり整えてある。
もっとも、“準備”といっても食材を確保してきたくらいで、それ以外はだいたい揃っていたんだけどね。
「まずはテントを立てよっか」
「わかったけど……これ、どうやって立てるの? あたし昔キャンプでテント立てたことあるけど、こんなんじゃなかったよ?」
「……この世界のテントと日本のは、まったく別物だと思う」
「だよねぇ。日本のって、簡単に立てられるように工夫されてるもんね」
日本のテントにはいろいろな種類があるけれど、誰でも設営できるように工夫されている。一方この世界のテントは、そういった配慮は皆無で、簡単に立てられるとは言えない代物だった。
「一応私、お父さんから別世界のだけどテントの立て方を教わってるから、任せて!」
父は母の世界――つまり異世界――で勇者として旅をしていた。その時に当然テント設営も経験していて、日本に持ち帰ったものの使い方を教えてもらっていた。
「ほんと、よかった……」
「それじゃ、どうするの愛莉亜?」
「うん、それじゃ説明するね。まず最初は場所選び。これは日本でも同じだけど、こっちのテントは暴風対策がほぼないから、なるべく風が直接当たらない場所がいい。えっと、あそこかな?」
私が指さしたのは木の下。ここなら多少なりとも風よけになる。まあ草原だから極端な違いはないかもしれないけど。
「でも、注意点として雨が降ってるときや古い木の下、木の実がある場所なんかは避けた方がいいかな」
「なんで?」
「雨が降ると葉からしずくが落ちてくるの。ちょっとなら平気だけど、集中すると布に穴が空く可能性あるし」
「ああ、確かに」
「古い木は枝が落ちてくることもあるし、倒れる危険もある。それに木の実があると動物が寄ってくるかもしれないしね」
私の説明を聞いて、2人も納得したようだった。
「じゃあ、場所はそこにして……次は?」
「次は地面を均すこと。でこぼこしてたら寝心地最悪だから。まあ、これは日本でも同じだよね」
「だね」
「うん……でも日本はちゃんと整備されたキャンプ場だし、地面を均す必要はほとんどないよ」
「確かに。でも設営するときは平らな場所を探すよね」
でこぼこしていたり傾いていたら、寝るのがつらくなる。日本では整備された場所だから均す必要はないけれど、この世界ではそうもいかない。
「ここはちょっとだけ凸凹してるから、少しなら均したほうがよさそうだよね」
「だね」
「でもどうやって? 均す道具なんて買ってないよ」
凛の言う通り、地面を均すための道具は用意していない。
「そこは大丈夫、私の魔法でなんとかするよ。《グランド・スムース》!」
《グランド・スムース》は母の世界で使われている魔法で、地面を整える専用魔法。父が野営に使う目的で編み出したらしく、その効果は絶大。あっという間に地面が平坦になり、草原だった場所はむき出しの土に変わった。
「すごっ!」
「今の、土魔法!?」
「そうだよ」
「あとで教えて!」
「いいよ。でもこれ、異世界の魔法だから凛が使うには魔法理論から勉強しないと」
「そうなんだ……」
「魔力の運用自体はこの世界と同じだけど、魔法理論が違うみたいでね」
「そっか。でもそれを学べば、私も愛莉亜のお母さんの魔法が使えるの?」
「うん、使えると思うよ」
召喚前だったら「無理」と答えていただろう。
でも今の凛には魔力があるし、この世界の魔法に触れてもいる。だからこそ、母の世界の魔法だって可能性はある。
私が両方の魔法を扱えるからこそ、その相性は確かめられる。
「それは楽しみ!」
凛が、珍しく満面の笑みを浮かべていた。
凛って微笑むことはあっても、ここまで嬉しそうな顔はなかなか見せない。
私たちが出会ってから半年ほどになるけど、これまでに一度見たかどうかというレベルだった。
「ふふっ、じゃあ次いこっか」
「おっけー!」
「といっても、次はテントを立てるわけだけど」
「これって……いわゆるAフレーム型テントってやつだよね?」
Aフレーム型テントとは、アルファベットの「A」の形に2本のフレームで支える構造のテント。構造がシンプルだから持ち運びも設営も比較的楽。
とはいえ、日本のテントと違って、この世界のフレームは組み立てづらく、ロープでしっかり縛らないと安定しない。しかも木製だから少し重いけど、その分持ち運びはしやすい。
「凛、そこ押さえてて」
「う、うん……愛莉亜ちゃん、そっちは?」
「ちょっと待って、今終わる」
フレームを立てるため、凛に支えてもらいながら私と楓でしっかりとロープを縛る。
「あとはこれに布をかければ……っと、完成!」
「固定すれば終わりだね」
「うん、そう!」
私と凛で布をかけている間に、楓がテント横に杭を打ち込んでくれていた。
そこにロープを通して、しっかりと固定――これで設営完了!
「ふぅ……やっぱり結構大変だったね」
「日本のテントがいかに簡単かってことだよね」
「ていうか、杭が大変だったよ。ペグなら楽だったのに」
「だよねぇ」
今回使ったのは木製の杭。太いし、地面に打ち込むのも一苦労。
ペグなら子供でも打ち込めるし、撤収も簡単。ほんと、日本のキャンプ道具って優秀なんだなって思う。
「さて、これでテントは終わったけど……次は何? 火起こし?」
「だね」
「どうやるの?」
楓と私は、日本でもキャンプの経験があったので、火の起こし方はある程度わかっている。でも、凛はインドア派で、基礎知識はあっても実際にキャンプをしたことがないから、やり方がわからないらしい。
「日本だと、着火剤に火をつけて、細い木から順番に並べていくよね」
「うん。着火剤は市販のものか、松ぼっくりなんか使うよね」
「松ぼっくり?」
「そう。松ぼっくりって油分があるから、着火剤としてすごく優秀なの。キャンプ場によってはそこら中に落ちてるしね」
もちろん、松ぼっくりが見つからない場所や、時期によって落ちていないこともあるけど。
「ここには、松ぼっくりも着火剤もないもんね」
「だよね。だから今回は、フェザースティックを使おうと思ってる」
「フェザースティック?」
「なにそれ?」
楓もフェザースティックのことは知らなかったようなので、説明をすることにした。
「木を削って、先端を毛羽立たせたもの。こうすると火が付きやすくなるの。ちょっと待って、今作ってみるね」
そう言って、私は事前に薪用に集めてあった木の枝を一本手に取り、ナイフで削り始めた。先端を残しつつ、くるくると細かく削っていく。
「……なんか、彼岸花みたい」
「ああ、確かに。ちょっと似てるかも」
「言われてみると、ほんとそんな感じだね」
凛が彼岸花に似ていると言ったその瞬間、私も「あっ」と思った。これまで意識したことはなかったけど、確かに似てる。
「これが着火剤代わり?」
「そう。これに火をつければ、わりとすぐ燃えるんだよね」
というわけで、さっそくフェザースティックに火をつけることに。種火は何にしようか迷ったけど、ここは魔法でさっと解決した。火打石も持ってきてはいるけれど、まだ使ったことがないし、練習するのはもう少し余裕のある時でいいかな。
「これで火もついたね」
「だね。それじゃ、夕ご飯作ろっか」
「賛成~」
「お腹すいた……!」
こうして私たちは夕食を作り、火を囲みながらおしゃべり。
そして、満足した笑顔のまま、テントに入って眠りにつくことにしたのだった。
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次回更新は3/10予定です
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「もう今日はこのくらいにして、野営にしよっか」
「だねぇ」
「うん、賛成……もう歩けない……」
楓はまだ余裕があるけれど、凛に至っては完全に疲れ切っていて、このままだと倒れてしまいそうだった。
「凛、もうちょっとだけ頑張って」
「う、うん……」
というわけで、街道の脇にある小さな広場で野営をすることにした。ちなみに、この場所は宿場町で事前に聞いていて、今晩は野営する予定だったため、準備はしっかり整えてある。
もっとも、“準備”といっても食材を確保してきたくらいで、それ以外はだいたい揃っていたんだけどね。
「まずはテントを立てよっか」
「わかったけど……これ、どうやって立てるの? あたし昔キャンプでテント立てたことあるけど、こんなんじゃなかったよ?」
「……この世界のテントと日本のは、まったく別物だと思う」
「だよねぇ。日本のって、簡単に立てられるように工夫されてるもんね」
日本のテントにはいろいろな種類があるけれど、誰でも設営できるように工夫されている。一方この世界のテントは、そういった配慮は皆無で、簡単に立てられるとは言えない代物だった。
「一応私、お父さんから別世界のだけどテントの立て方を教わってるから、任せて!」
父は母の世界――つまり異世界――で勇者として旅をしていた。その時に当然テント設営も経験していて、日本に持ち帰ったものの使い方を教えてもらっていた。
「ほんと、よかった……」
「それじゃ、どうするの愛莉亜?」
「うん、それじゃ説明するね。まず最初は場所選び。これは日本でも同じだけど、こっちのテントは暴風対策がほぼないから、なるべく風が直接当たらない場所がいい。えっと、あそこかな?」
私が指さしたのは木の下。ここなら多少なりとも風よけになる。まあ草原だから極端な違いはないかもしれないけど。
「でも、注意点として雨が降ってるときや古い木の下、木の実がある場所なんかは避けた方がいいかな」
「なんで?」
「雨が降ると葉からしずくが落ちてくるの。ちょっとなら平気だけど、集中すると布に穴が空く可能性あるし」
「ああ、確かに」
「古い木は枝が落ちてくることもあるし、倒れる危険もある。それに木の実があると動物が寄ってくるかもしれないしね」
私の説明を聞いて、2人も納得したようだった。
「じゃあ、場所はそこにして……次は?」
「次は地面を均すこと。でこぼこしてたら寝心地最悪だから。まあ、これは日本でも同じだよね」
「だね」
「うん……でも日本はちゃんと整備されたキャンプ場だし、地面を均す必要はほとんどないよ」
「確かに。でも設営するときは平らな場所を探すよね」
でこぼこしていたり傾いていたら、寝るのがつらくなる。日本では整備された場所だから均す必要はないけれど、この世界ではそうもいかない。
「ここはちょっとだけ凸凹してるから、少しなら均したほうがよさそうだよね」
「だね」
「でもどうやって? 均す道具なんて買ってないよ」
凛の言う通り、地面を均すための道具は用意していない。
「そこは大丈夫、私の魔法でなんとかするよ。《グランド・スムース》!」
《グランド・スムース》は母の世界で使われている魔法で、地面を整える専用魔法。父が野営に使う目的で編み出したらしく、その効果は絶大。あっという間に地面が平坦になり、草原だった場所はむき出しの土に変わった。
「すごっ!」
「今の、土魔法!?」
「そうだよ」
「あとで教えて!」
「いいよ。でもこれ、異世界の魔法だから凛が使うには魔法理論から勉強しないと」
「そうなんだ……」
「魔力の運用自体はこの世界と同じだけど、魔法理論が違うみたいでね」
「そっか。でもそれを学べば、私も愛莉亜のお母さんの魔法が使えるの?」
「うん、使えると思うよ」
召喚前だったら「無理」と答えていただろう。
でも今の凛には魔力があるし、この世界の魔法に触れてもいる。だからこそ、母の世界の魔法だって可能性はある。
私が両方の魔法を扱えるからこそ、その相性は確かめられる。
「それは楽しみ!」
凛が、珍しく満面の笑みを浮かべていた。
凛って微笑むことはあっても、ここまで嬉しそうな顔はなかなか見せない。
私たちが出会ってから半年ほどになるけど、これまでに一度見たかどうかというレベルだった。
「ふふっ、じゃあ次いこっか」
「おっけー!」
「といっても、次はテントを立てるわけだけど」
「これって……いわゆるAフレーム型テントってやつだよね?」
Aフレーム型テントとは、アルファベットの「A」の形に2本のフレームで支える構造のテント。構造がシンプルだから持ち運びも設営も比較的楽。
とはいえ、日本のテントと違って、この世界のフレームは組み立てづらく、ロープでしっかり縛らないと安定しない。しかも木製だから少し重いけど、その分持ち運びはしやすい。
「凛、そこ押さえてて」
「う、うん……愛莉亜ちゃん、そっちは?」
「ちょっと待って、今終わる」
フレームを立てるため、凛に支えてもらいながら私と楓でしっかりとロープを縛る。
「あとはこれに布をかければ……っと、完成!」
「固定すれば終わりだね」
「うん、そう!」
私と凛で布をかけている間に、楓がテント横に杭を打ち込んでくれていた。
そこにロープを通して、しっかりと固定――これで設営完了!
「ふぅ……やっぱり結構大変だったね」
「日本のテントがいかに簡単かってことだよね」
「ていうか、杭が大変だったよ。ペグなら楽だったのに」
「だよねぇ」
今回使ったのは木製の杭。太いし、地面に打ち込むのも一苦労。
ペグなら子供でも打ち込めるし、撤収も簡単。ほんと、日本のキャンプ道具って優秀なんだなって思う。
「さて、これでテントは終わったけど……次は何? 火起こし?」
「だね」
「どうやるの?」
楓と私は、日本でもキャンプの経験があったので、火の起こし方はある程度わかっている。でも、凛はインドア派で、基礎知識はあっても実際にキャンプをしたことがないから、やり方がわからないらしい。
「日本だと、着火剤に火をつけて、細い木から順番に並べていくよね」
「うん。着火剤は市販のものか、松ぼっくりなんか使うよね」
「松ぼっくり?」
「そう。松ぼっくりって油分があるから、着火剤としてすごく優秀なの。キャンプ場によってはそこら中に落ちてるしね」
もちろん、松ぼっくりが見つからない場所や、時期によって落ちていないこともあるけど。
「ここには、松ぼっくりも着火剤もないもんね」
「だよね。だから今回は、フェザースティックを使おうと思ってる」
「フェザースティック?」
「なにそれ?」
楓もフェザースティックのことは知らなかったようなので、説明をすることにした。
「木を削って、先端を毛羽立たせたもの。こうすると火が付きやすくなるの。ちょっと待って、今作ってみるね」
そう言って、私は事前に薪用に集めてあった木の枝を一本手に取り、ナイフで削り始めた。先端を残しつつ、くるくると細かく削っていく。
「……なんか、彼岸花みたい」
「ああ、確かに。ちょっと似てるかも」
「言われてみると、ほんとそんな感じだね」
凛が彼岸花に似ていると言ったその瞬間、私も「あっ」と思った。これまで意識したことはなかったけど、確かに似てる。
「これが着火剤代わり?」
「そう。これに火をつければ、わりとすぐ燃えるんだよね」
というわけで、さっそくフェザースティックに火をつけることに。種火は何にしようか迷ったけど、ここは魔法でさっと解決した。火打石も持ってきてはいるけれど、まだ使ったことがないし、練習するのはもう少し余裕のある時でいいかな。
「これで火もついたね」
「だね。それじゃ、夕ご飯作ろっか」
「賛成~」
「お腹すいた……!」
こうして私たちは夕食を作り、火を囲みながらおしゃべり。
そして、満足した笑顔のまま、テントに入って眠りにつくことにしたのだった。
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