14 / 15
第01章 よくある話
14 私の家族
しおりを挟む
=============================
2話目です。
=============================
初めての魔物との遭遇、そして初めての戦闘と解体を終えて――それから約1時間が経過していた。
「はぁ、まだ興奮してるよぉ」
「うん、すごかった……」
戦いが終わってしばらく経つのに、2人の興奮はまだ冷めていない。
「ふふっ、その気持ちわかるなぁ。私も、初めて魔物と戦ったときはそんな感じだったよ」
「へぇ、愛莉亜もそんなだったんだ」
「今じゃ平然としてるよね」
「そりゃあね。さんざん戦ってきたからさ」
2人にとっては今回が“初めて”の戦闘。でも、私にとってはすでに何度も経験してきたこと。
なにせ、レベルが49だったわけだし。
「そういえば、愛莉亜ちゃんはいつ頃から戦ってたの?」
凛がぽつりと尋ねてくる。そのタイミングからして、“魔物との戦い”のことだろう。
「小学生のころだよ。確か、4年生だったかな」
初めて魔物と戦ったあのときの感覚は、今でもよく覚えてる。戦いのあと、私も2人と同じように興奮してた。
「小4って……そんなころにもう?!」
「うん。とはいえ、両親とナラーナがそばにいたから、魔物と戦うというより……動かない置物と戦ってた感じだけどね」
両親とナラーナは、今の私よりずっと強い。しかも、あの時戦った魔物は母が生み出して使役していたもので、ほとんど動いていなかった。
遠くからウィンドカッターを放って、かすっただけ。それが私の初めての戦闘。
「それに比べて、凛はちゃんと当ててたし……私よりすごいよ」
初めての結果で比べたら、断然凛のほうがすごいと思う。
「そうかな……でも、それって愛莉亜ちゃんが小4のときでしょ?」
「そうだけど、さっきも言った通り、私のときは母が作って使役していた魔物だったから、ほんとに動かない置物みたいだったし。でも凛は、動く魔物にちゃんと魔法を当てた。それって、本当にすごいことだよ」
動かない的と動く的、どちらが難しいかは明白。
そこに当てられた凛の魔法の才能は、間違いなく私より上。
さすがは“魔法使いとして召喚された”だけのことはある。
「確かにすごいよ、凛!」
「……ありがと」
私と楓から褒められて、照れたように頬を赤くする凛。
「そういえばさ、愛莉亜って魔王でもあるんだよね。もしかして、魔物を生み出したりできるの?」
道中、楓がふとそんな疑問を口にした。そう、楓が言う通り、私は“勇者として召喚された”にも関わらず、“魔王の称号”も持っている。
実はお城で王子様が「魔王を討伐してほしい」と言ったとき、私が嘘だと判断した理由がまさにこれだった。
ちなみに王子様が私を鑑定したときに”魔王”の称号が見られなかった理由は、母が作ったネックレス。あれには鑑定スキルに対する防衛機能があり、”魔王”の称号が見られないようになっている。
というのも、この世界でも、母の世界でも、地球がある世界でも、「魔王と勇者はそれぞれ1人ずつ」という理が存在していて――私が召喚された際に“魔王の称号”がアクティブになったことで、この世界には私以外に魔王が存在しないことが確定したわけだ。
ちなみに、私はもともと“勇者”と“魔王”両方の称号を持っていたけど、生まれたときにはすでに地球に勇者と魔王が1人ずつ(両親だけど)いたので、ずっと非アクティブ状態だったんだよね。
「確かに私も魔王なんだけど、あれって……“100年以上魔王やってる”っていう実績がないと魔物の生成と使役スキルは使えないの。だから私にはまだ無理」
魔王特有のスキル――魔物生成と使役――を使うには、魔王としてのレベルを上げる必要がある。
私の魔王としての称号がアクティブになったのはつい最近。レベルもまだ初期で、何も使えない状態だ。
「へぇ、そうなんだ……って、ちょっと待って。今なんて言った?」
「ん? 何が?」
楓が何に引っかかってるのか、最初はよくわからなかった。
「いやいや、“100年以上魔王”って言ったよね?」
「言ったけど?」
「それってさ……愛莉亜のお母さんのことだよね?」
「うん、そうだよ」
「つまり……愛莉亜ちゃんのお母さん、100年以上生きてるってこと?」
凛の言葉を聞いて、ようやく2人が驚いているポイントに気づいた。
「そうだよ。正確には……今年で263歳だったかな。魔王になってからは200年って言ってた」
母は人間ではなく魔族。正確には煌角族という種族で、寿命は800年を超える。そう考えると、263歳でもまだまだ若いってことになる。
「263って……全然想像できないんだけど。日本だと、なに? 江戸?」
「うん、江戸時代の中期ぐらい」
「そんな昔なんだ……あれ、そういえばナラーナさんって愛莉亜ちゃんのお母さんの乳母だったよね? ってことは、ナラーナさんってそれ以上……?」
以前、ナラーナが母の乳母だったって話を2人にしたことがある。だから出てきた疑問だ。
「そだよ。ナラーナは、たしか431歳だったかな」
「……」
「……戦国時代? いや、それだと豊臣秀吉が天下統一した後くらい?」
楓は絶句し、凛は淡々と日本史の年代を語り出す。
私は昔から知っていたからあまり考えたことなかったけど、凛の説明を聞いて、たしかに――すごく昔のことなんだなって思えてきた。
「言われてみれば……ほんと、すごいかも」
「そうだよ、すごいよ! ねぇ凛」
「うん、すごい。……ってことは、愛莉亜ちゃんも長生き?」
母が長命種なら、私もそうなのでは?
凛が疑問を口にする。
「ああ、そのことね。たぶん……としか言えないけど、そうだと思うよ」
「えっ、そうなの!?」
「うん。お母さんが長命種だし、実はお父さんもね……勇者になってレベルを上げたことで“進化”して、ただの人間じゃなくなった。だから長命になったみたい」
父は元は日本人で、人間だった。
でもレベルを上げたことで、進化してストリアン(超人)という上位種になった。
その結果、寿命は500年以上になったんだって。
そう――母が800年、父が500年。
そんな2人から生まれた私も、きっとかなり長く生きることになるはず。
「ていうか、2人だって“レベルの概念”を持ったわけだし、ちゃんと鍛えて進化すれば長寿になると思うよ」
もちろんそこに至るには、相当なレベルまで到達しないといけないけど――私たちが目指す“地球への帰還”を実現するには、私自身が高レベルになる必要がある。それに付き合ってもらう2人も、自然と高レベルになっていくはず。
「そうなんだ……」
「はぁ~。まさか愛莉亜がここまで“ファンタジーな存在”だとは思わなかったよ」
「はははっ、まあそうだよね」
「うんうん……」
日本で普通に暮らしていて“長命な人”に出会うことなんて、まずないよね。
私だって、自分がそうじゃなかったら、信じられなかったと思う。
「そうそう、ナラーナのことだけどさ。実は、ナラーナって“記憶上は年齢以上”なんだよね」
「? どういうこと?」
寿命の話をしていたついでに、ナラーナにまつわる“ある秘密”を打ち明けることにした。
本来は極秘事項で誰にも話してはいけないことだけど……この世界には乳与族がいないはずだから、問題ないと思う。
「ナラーナの乳与族ってね、種族の特性上“男性がいない”んだよ」
「そうなの!?」
「うん」
「えっ、それじゃどうやって……」
凛が思わず口にした疑問。どうやって子供を産むのか――普通の常識では説明できない。
「それはね、自己完結するの」
「自己完結!? なにそれ……」
「それってまさか……!」
「乳与族は、自分の好きなタイミングで“胎内に子供を作る”ことができるの。もちろん“自己完結”だから、クローンになっちゃうけどね」
そう――乳与族はすべて同じ遺伝子を持った存在。だから、見た目もナラーナそっくりなんだとか。
「えっと、それって……ナラーナさんと“同じ人”ってことになる?」
「そだよ。でも、人格は別だから、“双子の妹”を生む感じかな?」
双子も遺伝子的には同じだけど、それぞれ別の人格を持つよね。乳与族もそれと同じ。
「それって、なんというか……すごいね。でも、それがどうして“記憶上が年齢以上”になるの?」
「ふふっ、それはね――これもかなり極秘なんだけど……乳与族って、親が亡くなると“その記憶が子供に受け継がれる”の」
「え……!」
「つまり、ナラーナも過去世代の記憶を受け継いでいる。だから、年齢以上の知識と経験があるの」
そう。彼女が語ることの一部は、何百年も昔の記憶。
それらを自分のものとして持っているからこそ、ナラーナは今のナラーナでいられる。
そんな話をしているうちに――気がつけば、森を抜けていた。
==================================
次回更新は2/10予定です
==================================
2話目です。
=============================
初めての魔物との遭遇、そして初めての戦闘と解体を終えて――それから約1時間が経過していた。
「はぁ、まだ興奮してるよぉ」
「うん、すごかった……」
戦いが終わってしばらく経つのに、2人の興奮はまだ冷めていない。
「ふふっ、その気持ちわかるなぁ。私も、初めて魔物と戦ったときはそんな感じだったよ」
「へぇ、愛莉亜もそんなだったんだ」
「今じゃ平然としてるよね」
「そりゃあね。さんざん戦ってきたからさ」
2人にとっては今回が“初めて”の戦闘。でも、私にとってはすでに何度も経験してきたこと。
なにせ、レベルが49だったわけだし。
「そういえば、愛莉亜ちゃんはいつ頃から戦ってたの?」
凛がぽつりと尋ねてくる。そのタイミングからして、“魔物との戦い”のことだろう。
「小学生のころだよ。確か、4年生だったかな」
初めて魔物と戦ったあのときの感覚は、今でもよく覚えてる。戦いのあと、私も2人と同じように興奮してた。
「小4って……そんなころにもう?!」
「うん。とはいえ、両親とナラーナがそばにいたから、魔物と戦うというより……動かない置物と戦ってた感じだけどね」
両親とナラーナは、今の私よりずっと強い。しかも、あの時戦った魔物は母が生み出して使役していたもので、ほとんど動いていなかった。
遠くからウィンドカッターを放って、かすっただけ。それが私の初めての戦闘。
「それに比べて、凛はちゃんと当ててたし……私よりすごいよ」
初めての結果で比べたら、断然凛のほうがすごいと思う。
「そうかな……でも、それって愛莉亜ちゃんが小4のときでしょ?」
「そうだけど、さっきも言った通り、私のときは母が作って使役していた魔物だったから、ほんとに動かない置物みたいだったし。でも凛は、動く魔物にちゃんと魔法を当てた。それって、本当にすごいことだよ」
動かない的と動く的、どちらが難しいかは明白。
そこに当てられた凛の魔法の才能は、間違いなく私より上。
さすがは“魔法使いとして召喚された”だけのことはある。
「確かにすごいよ、凛!」
「……ありがと」
私と楓から褒められて、照れたように頬を赤くする凛。
「そういえばさ、愛莉亜って魔王でもあるんだよね。もしかして、魔物を生み出したりできるの?」
道中、楓がふとそんな疑問を口にした。そう、楓が言う通り、私は“勇者として召喚された”にも関わらず、“魔王の称号”も持っている。
実はお城で王子様が「魔王を討伐してほしい」と言ったとき、私が嘘だと判断した理由がまさにこれだった。
ちなみに王子様が私を鑑定したときに”魔王”の称号が見られなかった理由は、母が作ったネックレス。あれには鑑定スキルに対する防衛機能があり、”魔王”の称号が見られないようになっている。
というのも、この世界でも、母の世界でも、地球がある世界でも、「魔王と勇者はそれぞれ1人ずつ」という理が存在していて――私が召喚された際に“魔王の称号”がアクティブになったことで、この世界には私以外に魔王が存在しないことが確定したわけだ。
ちなみに、私はもともと“勇者”と“魔王”両方の称号を持っていたけど、生まれたときにはすでに地球に勇者と魔王が1人ずつ(両親だけど)いたので、ずっと非アクティブ状態だったんだよね。
「確かに私も魔王なんだけど、あれって……“100年以上魔王やってる”っていう実績がないと魔物の生成と使役スキルは使えないの。だから私にはまだ無理」
魔王特有のスキル――魔物生成と使役――を使うには、魔王としてのレベルを上げる必要がある。
私の魔王としての称号がアクティブになったのはつい最近。レベルもまだ初期で、何も使えない状態だ。
「へぇ、そうなんだ……って、ちょっと待って。今なんて言った?」
「ん? 何が?」
楓が何に引っかかってるのか、最初はよくわからなかった。
「いやいや、“100年以上魔王”って言ったよね?」
「言ったけど?」
「それってさ……愛莉亜のお母さんのことだよね?」
「うん、そうだよ」
「つまり……愛莉亜ちゃんのお母さん、100年以上生きてるってこと?」
凛の言葉を聞いて、ようやく2人が驚いているポイントに気づいた。
「そうだよ。正確には……今年で263歳だったかな。魔王になってからは200年って言ってた」
母は人間ではなく魔族。正確には煌角族という種族で、寿命は800年を超える。そう考えると、263歳でもまだまだ若いってことになる。
「263って……全然想像できないんだけど。日本だと、なに? 江戸?」
「うん、江戸時代の中期ぐらい」
「そんな昔なんだ……あれ、そういえばナラーナさんって愛莉亜ちゃんのお母さんの乳母だったよね? ってことは、ナラーナさんってそれ以上……?」
以前、ナラーナが母の乳母だったって話を2人にしたことがある。だから出てきた疑問だ。
「そだよ。ナラーナは、たしか431歳だったかな」
「……」
「……戦国時代? いや、それだと豊臣秀吉が天下統一した後くらい?」
楓は絶句し、凛は淡々と日本史の年代を語り出す。
私は昔から知っていたからあまり考えたことなかったけど、凛の説明を聞いて、たしかに――すごく昔のことなんだなって思えてきた。
「言われてみれば……ほんと、すごいかも」
「そうだよ、すごいよ! ねぇ凛」
「うん、すごい。……ってことは、愛莉亜ちゃんも長生き?」
母が長命種なら、私もそうなのでは?
凛が疑問を口にする。
「ああ、そのことね。たぶん……としか言えないけど、そうだと思うよ」
「えっ、そうなの!?」
「うん。お母さんが長命種だし、実はお父さんもね……勇者になってレベルを上げたことで“進化”して、ただの人間じゃなくなった。だから長命になったみたい」
父は元は日本人で、人間だった。
でもレベルを上げたことで、進化してストリアン(超人)という上位種になった。
その結果、寿命は500年以上になったんだって。
そう――母が800年、父が500年。
そんな2人から生まれた私も、きっとかなり長く生きることになるはず。
「ていうか、2人だって“レベルの概念”を持ったわけだし、ちゃんと鍛えて進化すれば長寿になると思うよ」
もちろんそこに至るには、相当なレベルまで到達しないといけないけど――私たちが目指す“地球への帰還”を実現するには、私自身が高レベルになる必要がある。それに付き合ってもらう2人も、自然と高レベルになっていくはず。
「そうなんだ……」
「はぁ~。まさか愛莉亜がここまで“ファンタジーな存在”だとは思わなかったよ」
「はははっ、まあそうだよね」
「うんうん……」
日本で普通に暮らしていて“長命な人”に出会うことなんて、まずないよね。
私だって、自分がそうじゃなかったら、信じられなかったと思う。
「そうそう、ナラーナのことだけどさ。実は、ナラーナって“記憶上は年齢以上”なんだよね」
「? どういうこと?」
寿命の話をしていたついでに、ナラーナにまつわる“ある秘密”を打ち明けることにした。
本来は極秘事項で誰にも話してはいけないことだけど……この世界には乳与族がいないはずだから、問題ないと思う。
「ナラーナの乳与族ってね、種族の特性上“男性がいない”んだよ」
「そうなの!?」
「うん」
「えっ、それじゃどうやって……」
凛が思わず口にした疑問。どうやって子供を産むのか――普通の常識では説明できない。
「それはね、自己完結するの」
「自己完結!? なにそれ……」
「それってまさか……!」
「乳与族は、自分の好きなタイミングで“胎内に子供を作る”ことができるの。もちろん“自己完結”だから、クローンになっちゃうけどね」
そう――乳与族はすべて同じ遺伝子を持った存在。だから、見た目もナラーナそっくりなんだとか。
「えっと、それって……ナラーナさんと“同じ人”ってことになる?」
「そだよ。でも、人格は別だから、“双子の妹”を生む感じかな?」
双子も遺伝子的には同じだけど、それぞれ別の人格を持つよね。乳与族もそれと同じ。
「それって、なんというか……すごいね。でも、それがどうして“記憶上が年齢以上”になるの?」
「ふふっ、それはね――これもかなり極秘なんだけど……乳与族って、親が亡くなると“その記憶が子供に受け継がれる”の」
「え……!」
「つまり、ナラーナも過去世代の記憶を受け継いでいる。だから、年齢以上の知識と経験があるの」
そう。彼女が語ることの一部は、何百年も昔の記憶。
それらを自分のものとして持っているからこそ、ナラーナは今のナラーナでいられる。
そんな話をしているうちに――気がつけば、森を抜けていた。
==================================
次回更新は2/10予定です
==================================
0
あなたにおすすめの小説
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
邪悪な奴らに天罰を
夢限
ファンタジー
俺の名はクリーブナス、略してクリスとでも呼んでくれ。
幼いころ両親を亡くした俺は、孤児として生きたが、ある日たまたま要人を救ったことから一変した。
といっても、俺のような孤児がそうやすやすと生きられる世界ではないようで地獄へ落とされた。
それからしばらくして、突如降臨する神様、そして使徒となる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる