おおぅ、神よ……ここからってマジですか?

夢限

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第01章 最低な始まり

12 村裁判

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 翌朝、夕べあんなことがあったのに俺はぐっすりと寝ていたようだ。

「ふわぁ、気が付いたら朝だったな。んっ? ああ、そういえば結界張ったままだったな。解除っと」

 ふと家の外から俺の名を呼ぶ声がした。

「スニルー、スニルー、キャッ……」

 声の主はポリーの用で、結界に阻まれて家に近づくことができない。だが、俺が不意に解除したために短い悲鳴とともに倒れる音が聞こえた。
 そして、その後すぐに家の扉が勢いよく開けられた。

「スニルー、大丈夫ー」
「ああ、俺は大丈夫だよ」
「そう、あぁ、よかった、朝起きたらスニルが襲撃されたって聞いて慌てて飛んできたんだよ」

 ポリーはそういって、ほっとしている。
 どうやら、心配かけたらしい。

「あははっ、まぁ、あれには俺もびっくりしたけどな」

 あれというのは、当然昨晩起きた襲撃だ。

「もうっ」

 俺が笑ってそう答えるとポリーは力が抜けたようにため息を吐いた。

「とにかく、朝食の準備も出来てるから、早く着替えてよね」
「お、おう、わかった、ちょっと待ってくれ」

 それから、普段着へと着替えポリーとともに家を出てから村長宅へと向かった。

「! スニル君、昨日は大丈夫だったの」

 村長宅に入るなりノニスに抱きしめられ体中まさぐられた。
 どうやら、けがの確認をしているらしい、くすぐったいんだが……

「ああ、えっと、俺は家の中にいたし、結界を張ったからまったく問題なかった」
「そうよ、私がスニルの家に入ろうとしたら、見えない壁に阻まれたんだよ」
「結界? スニル君、そんなこともできるの?」
「そ、それは、すごいな」

 ノニスたちは俺が結界魔法を使ったことに驚愕していた。
 それから朝食を食べたわけだが、その際村長から謝罪された。

「スニル、昨晩はすまなかった。私もまさか、あやつらがあのような愚行を行うとは夢にも思わなかった。このようなことなら、あの時村の者たちに話しておけば、しかし、そうなると……」

 村長は何かを悩んでいるようだ。

「……スニル、すまんがこれから、あやつらの裁判を行う、その際、あやつらがしでかしたこと村人たちに話すつつもりだ。だから、すまないが、スニル」
「わかった、俺もその場に参加すればいいんだな」
「そうだ。ほんとにすまない」

 村長は改めて俺に謝罪し、隣に座っていたノニスは俺の手を取った。
 

 村長宅前に広がる広場。
 そこには、村人たち全員がそろっていた。
 人数にして、だいたい100人ぐらいか、小さな農村としてはこのぐらいだろうか。

「これより、この者たちの裁判を行う、しかし、その前に皆に紹介したいものがおる。スニル、ここへ」

 村長はまず俺を紹介するために俺を呼んだ。
 といっても、俺はすでに村長の傍にいたために、一歩ぐらいしか歩いてないけどね。
 そして、背後にいたノニスも俺と一緒に動き後ろから俺の肩に手を置いた。

「この子の名はスニル、この名に覚えがある者もいるだろう、そして、何よりこの顔だ」

 村長がそういうと村人がざわついた。

「うそっ」
「まさか」

 村人たちがどよめく理由は、俺の名に覚えがある者もそうだが、実は大半は俺の顔についてだろう。
 というのも、どうやら俺の顔は母さんにそっくりらしい、ということは俺ってもしかして、イケメン何だろうか、母さんは村一番の美少女だったと聞いてるから、間違いないな。いやぁ、前世の俺は性格は根暗で顔は凡人だったから、まったくモテなかったからな。そう考えると今世の俺はモテるんだろうか。といっても、性格はそのままだからなぁ、結局は無理か。
 そんなことを考えている間、村長は俺の説明を続けていた。

「私も、この子は死んだと聞かされていたので、驚いているが、間違いなくこの子はミリアとヒュリックの子、スニルだ。それは嫁のノニスが証明してくれる。ノニス」
「ええ、この子がスニル君であることは間違いありません。私とミリアはこの子とポリーにおっぱいを与えていました。これは女性ならわかると思いますが、自分で抱いておっぱいをあげた子を見間違うなんてことはありません」

 ノニスは自信たっぷりにそういったが、ほんとにそうなんだろうか、男の俺にはわからん、でも女性陣は多くがうなずいているようだ。
 ちなみに、男たちは俺と同様全く分かっていないようで首をかしげている。

「このようにノニスが認めていること、また、実は昨日スニルが我が家にやってきて、私がスニルの名をつぶやいた時、スニルの体が光り輝いた」
「えっ、それって?」
「名付け、だよな」
「でも、なんでよ」

 村人たちはそういって口々に言い出したが、それは仕方ない、なにせ普通は生まれてすぐに親が名づけを行うことで起こる現象だからだ。

「それについては、これより、こやつ、ギブリ一家の所業を明かすことではっきりするだろう」
「ギブリが?」
「どういうことです。村長」

 それから、村長は俺がクソ一家から受けたことを話し始める。

「皆も覚えているだろう、あの日、一人残されたスニルをどうするか、その会議を開いた。そして、ギブリ、お主が引き取ると手をあげたな。本来ならノニスの言葉もあって私が引き取るつもりでいたんだが、私はギブリを信じ託した。だが、その一月も立たぬうちに、スニルは後を追うようにと、私はそう聞いている。皆もそうだろう」

 村長がそういうと、村人たちは思い出したようにうなずいた。

「だが、皆も思い出してほしい、あの時誰かスニル自身を見たものはおるか。少なくとも私は見ていない。ただ、ギブリからそう聞かされただけだった」

 村長がそういうと、村人たちも考えて思い立ったのか、うなずいた。

「あれは私の失態だった。ちゃんと確認するべきであった」

 村長はここで悲痛な面持ちとなり、背後にいたノニスは俺の頭を抱きしめ、隣にいたポリーは俺の手を強く握った。

「スニルは、死んでなどいなかった。死んだことにされ、ギブリ一家より虐待を受けていたんだ」
「!!」
「っ!!」

 村人たちは一斉に驚愕の表情になる。

「私は、村長失格だ。同じ村に住み、スニルが、日々ひどい目にあっていることに気が付かなかった。それどころか、のうのうと生きておった」

 村長は口から血でも出るんじゃないかというほど、食いしばっている。
 そして、ノニスも俺を抱きしめる力を強めた。

「待ってくれ、村長、そんなの……ありえない」

 村人はあまりの話に信じられないようだ。

「これは、被害者であるスニルからの証言だ。それに、スニルを見てみなさい、スニルは孫のポリーと同じ年、そして、ミリアは小柄だったが、ヒュリックは大柄だただろう。にもかかわらず、こんなにも小さく、やせ細っている。これこそ、スニルが虐待を受けていた証ではないか?」

 村長がそういったことで、村人たちの視線が俺に集まってきた。

「た、確かに、小さい、でも、それはその子がうそを言っている可能性もあるんじゃないか」

 こういったのは、村人の一人、しかし、それを聞いた村人、特に女性陣がにらみつけた。

「その通りだ、私も、最初はスニルであると信じなかったし、この村で虐待が起きていたなど、信じたくはなかった。しかし、なら、なぜ、今になってスニルが私たちの前にやって来たのだ」
「そ、それは、おい、ギブリ、なんか言えよ」
「し、知らない。そんな子供、知らない!」

 クソ野郎は俺を知らないと言い張っている。こういうところ、あいつと似てるよな。往生際が悪いって言うかな。

「ギブリ! お主は……なら、昨晩、お主はなぜ、スニルを襲った?」

 ここで、昨晩の話となる。

「……」

 都合が悪くなると黙るらしい。

「待ってくれ、俺たちは、知らなかったんだ。ギブリがそんなことをしていたなんて、それに、こいつはその子が悪魔だって。俺たちは関係ない」

 そういってあっさりとクソ野郎を裏切る。片腕の男、つまり、昨晩の襲撃者の1人だ。

「悪魔って」
「それは、あなたよ。ギブリっ!」

 片腕の男が言った悪魔という言葉、それを聞いたノニスが吠えた。
 まぁ、確かに幼児を虐待したなんて野郎は悪魔だよな。

「1ついいかしら?」

 その時突如、質問の声が上がった。

「なんだ? ジュリ」
「ええ、ノニスに質問なんだけど、その子は本当にミリアの子で間違いないのよね」

 ジュリって女性が言った通り、これは重要だろう、この世界には鑑定スキルはあるが、DNA鑑定はない、となると俺が俺だという証拠がない。現在それを証明しているのはノニスの勘だけだ。

「証拠はあります。スニル君ちょっといい」

 そういってノニスが俺を回し、村人たちに背を見せるように立たせた。

「ここを見てください、スニル君の首の根本、ここに左右等間隔にほくろが2つあるのが見えますか。私が見ていた赤ちゃんの頃のスニル君にも同じほくろがありました」

 なんと、俺にそんな秘密が、って、どうでもいいことだけど、でも、ずいぶん特徴的だな。

「ふむ、そういえば、スニル坊にはそのようなものがあったのぉ」

 ここで、そういった婆さんがいた。

「エリザおばさん、おばさんがそういうなら間違いないな」
「ああ、おばさんが言うならな」

 なんだかエラい信用されてるばあさんだな。

「あのね。エリザおばさんは、この村唯一の産婆さんで、ポリーもだけど、スニル君、あなたも彼女が取り上げたのよ」

 俺が首をかしげていると、ノニスがそう説明してくれた。
 なるほど、確かに、小さな村だと、産婆が一人、もしくはいない可能性があるからな。
 そうか、俺はあのばあさんに取り上げられたのか。

「まったく、ギブリ、カリッサ、おぬしら、さっきから聞いておれば、なんということをしでかしたんじゃ!」

 エリザ婆さんがクソ一家に対して怒鳴り散らした。

「ひっ」

 怒鳴られた2人は悲鳴を上げた。
 それから、婆さんにより説教が始まり、ついにクソ一家が俺を虐待していたこと、そして俺を奴隷とそして売り飛ばしたこと、すべてを認めた。

「……ギブリ、カリッサ、お前たちに判決を申し渡す。お前たち一家がしたことは許しがたい。その父ヒュリックのことを嫌っているものは多くいたことだし、このことは何も言うまい。しかし、スニルはどうだ。スニルはこの村で生まれ、この村で育つはずだった子だ。そのスニルを虐待し、あまつさえ、奴隷として売り払うなど、言語道断、よって、お前たち一家を追放処分とする。即刻村を出ていくがいい」

 村長により、そういう判決が下った。
 村追放、魔物が闊歩するこの世界において村を追放されたというのは、かなり重い罰だろうが、もはや俺の知ったことではない。
 村人たちも、クソ一家が認めたことでみんなが納得していた。

「また、昨晩、ギブリに協力した。バルク以下6名に関してだが、お前たちのしたことは決して許されることではない。だが、追放するべきことでもない。よって、向こう5年間、村への無償奉仕を申し渡す、よいな」

 こうして、村裁判は終わりを告げた。
 その後、クソ一家はというと、すぐに村人たちによって追い出されるように村を出ていった。
 尤も、さすがに着の身着のままではこちらの目覚めが悪い、ということで、一応セリウム銀貨5枚と数日分の食料が手渡されたそうだ。
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