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学園編
約束の日
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今日は先輩との約束の日。
私達は、先輩に言われた場所に来ていた。
そこは、学園近くの小さな公園で、私達は近くに見えたベンチに腰掛け
先輩が来るのを待っていた。
「あかり大丈夫?」
「えっ!?何が?」
「いや、緊張してるなぁって」
「あーうん、百達以外の人と会うのって初めてだからちょっと、ね」
「そっか、でも先輩はいい人だし大丈夫だと思うよ」
「前もそう言ってたよね?どうして?あの人の事は知ってるでしょ」
「それはゲームの中の話でしょ?先輩と話してみて、ゲームの中のあの人とは違うなって思ったの、まぁ……本性を隠していなければの話だけど」
私は苦笑いを浮かべて答えた。
あかりは、まだ納得がいっていないような顔をしていた。
そりゃそうだよね、いきなり言われても信じられないだろうし……
その時、後ろから誰かに声を掛けられ、振り返るとそこには九条院先輩がいた。
「ごめんね、待たせちゃったかな?」
「いいえ、大丈夫です」
「今日は本当にありがとうございます」
私に続いてあかりも九条院先輩に向かってお辞儀をする。
そんな姿を見て先輩は優しく微笑みかけた。
やっぱり綺麗な人だな……
私は改めてそう思いながら、先輩の姿をじっと見つめていた。
「どうしたの?もしかして、俺に惚れちゃった?」
「違います!そんなんじゃありません!!」
私が慌てて否定すると、先輩はクスッと笑っていた。
先輩には、全部見透かされているみたいでなんだか悔しい……
「先輩でも百をいじめたら許しませんからね!」
あかりは、私を守るように先輩の前に立ちはだかる。
その姿はまるで、ヒロインそのもののようだった。
あかりは、先輩に向かって真剣な表情でそう言い放った。
先輩は、一瞬驚いた表情を見せたけれどすぐに元に戻り、ふっと小さく笑ってあかりを見た。
先輩がこんな風に笑うなんて珍しいな。
いつもは大人びていて、どこか近寄りがたい雰囲気があるけれど今の笑顔は年相応の少年のように思えた。
「ごめんごめん、じゃあ行こうか」
「は、はい」
「むぅ……誤魔化された気がしますが、よろしくお願いします」
私達は、先輩の後について行く形で歩き始めた。
どんどんと歩いていく先輩を見失わない様に、私達は付いていく
そして、着いたのは町はずれにある小さな村だった。
私はてっきり先輩の家に行くと思っていたので
、ここに連れてこられたことに驚いていた。
あかりも同じようで不思議そうな顔をしながら辺りをキョロキョロしている。
ここは一体どこなんだろう?まさか、この村の人が全員敵とかじゃないよね? 不安になりながらも、足を進めていくと一軒の民家の前で先輩が立ち止まった。
「着いたよ、ここがおばあ様の家だよ」
「ここが……ですか?」
「そう、こんな所で驚いたでしょ?」
「いいえ……!!でも、何故こんな所に?」
「それは……」
「私から説明しますよ」
「おばあ様!こちらがこの間話した子達です」
「あぁ、二人共よく来たねぇ……今お茶を入れるから上がりなさい」
「はい、お邪魔します」
「おじゃまします…」
家の中には、優しそうな雰囲気のある女性の方が居て、私達に中に入るように促してくれた。この方がきっと先輩のおばあ様なのだろう、と言う事は分かるけれど、なんでこんな外れの村の家で住んでいるのだろう。
「どうぞ、召し上がれ」
「ありがとうございます、いただきます……」
「いただきます、あ……いい香り……」
カチャっと音を立てて置かれたティーカップからは、暖かい湯気と共に
ハーブの優しい香りが漂って来た。
一口飲むと、ほっと心が落ち着く味がした。
「どう、落ち着いたかしら?」
「は、はい……このお茶は……?」
「これは、カモミールティーよ。きっと貴方たちは緊張している
と思ってね、用意しておいたの。口に合ったみたいで良かったわ」
「初めて飲んだんですけどすごくおいしいです……!私ハーブティーって
初めてだったんですけどハマっちゃいそう」
「あら、それは嬉しいわ。まだ茶葉が残っているから帰りに持っていく?」
「いいんですか……!えへへ、帰ったら奏にも飲ませてあげよう」
「えぇ、ふふ……こんな可愛い子達連れてくるなんて晴くんも
隅に置けないわね」
おばあさんはそう言うと、優しく微笑んでくれた。
私は、思わずその表情に見惚れてしまった。
やっぱり、九条院先輩のおばあ様なだけあって美人だな……
それに、九条院先輩の面影もある。
「さて、おしゃべりはここまでにして、貴方たちが聞きたいことは大体分かって
るけれど、何から聞きたい?」
さっきまでの、ふんわりとした雰囲気とは一変して、真剣な眼差しを向けてきた。やっぱり、この人は何か知っているんだ……けれど、どこまで教えてくれるのか分からない……
もし、ここで下手なことを言ってしまえば、取り返しのつかないことになってしまう。
私は緊張しながら、恐る恐る声を出した。
「まず、なんでこんな外れの村に住んでいるのですか?」
「まぁ、そこが気になるわよね。簡単な事よ、ここにはあまり人がいないでしょう?だからこの場所は身を隠すのにピッタリだし落ち着く場所なの」
そう言いながら、先輩のおばあ様は優しく微笑んでいた。確かに、この村は本当に人が少ない。
見かけるのは、人間より動物の方が多いぐらいで
でも、それだけでこんな所に隠れ住む理由にはならない。
私達が黙っていると、おばあ様は続けて言った。
まるで、私の考えていることが分かっているかのように……
そして、全てを見透かしたような目で私を見つめた。
「私ね、昔は魔女。なんて呼ばれていたの」
私達は、先輩に言われた場所に来ていた。
そこは、学園近くの小さな公園で、私達は近くに見えたベンチに腰掛け
先輩が来るのを待っていた。
「あかり大丈夫?」
「えっ!?何が?」
「いや、緊張してるなぁって」
「あーうん、百達以外の人と会うのって初めてだからちょっと、ね」
「そっか、でも先輩はいい人だし大丈夫だと思うよ」
「前もそう言ってたよね?どうして?あの人の事は知ってるでしょ」
「それはゲームの中の話でしょ?先輩と話してみて、ゲームの中のあの人とは違うなって思ったの、まぁ……本性を隠していなければの話だけど」
私は苦笑いを浮かべて答えた。
あかりは、まだ納得がいっていないような顔をしていた。
そりゃそうだよね、いきなり言われても信じられないだろうし……
その時、後ろから誰かに声を掛けられ、振り返るとそこには九条院先輩がいた。
「ごめんね、待たせちゃったかな?」
「いいえ、大丈夫です」
「今日は本当にありがとうございます」
私に続いてあかりも九条院先輩に向かってお辞儀をする。
そんな姿を見て先輩は優しく微笑みかけた。
やっぱり綺麗な人だな……
私は改めてそう思いながら、先輩の姿をじっと見つめていた。
「どうしたの?もしかして、俺に惚れちゃった?」
「違います!そんなんじゃありません!!」
私が慌てて否定すると、先輩はクスッと笑っていた。
先輩には、全部見透かされているみたいでなんだか悔しい……
「先輩でも百をいじめたら許しませんからね!」
あかりは、私を守るように先輩の前に立ちはだかる。
その姿はまるで、ヒロインそのもののようだった。
あかりは、先輩に向かって真剣な表情でそう言い放った。
先輩は、一瞬驚いた表情を見せたけれどすぐに元に戻り、ふっと小さく笑ってあかりを見た。
先輩がこんな風に笑うなんて珍しいな。
いつもは大人びていて、どこか近寄りがたい雰囲気があるけれど今の笑顔は年相応の少年のように思えた。
「ごめんごめん、じゃあ行こうか」
「は、はい」
「むぅ……誤魔化された気がしますが、よろしくお願いします」
私達は、先輩の後について行く形で歩き始めた。
どんどんと歩いていく先輩を見失わない様に、私達は付いていく
そして、着いたのは町はずれにある小さな村だった。
私はてっきり先輩の家に行くと思っていたので
、ここに連れてこられたことに驚いていた。
あかりも同じようで不思議そうな顔をしながら辺りをキョロキョロしている。
ここは一体どこなんだろう?まさか、この村の人が全員敵とかじゃないよね? 不安になりながらも、足を進めていくと一軒の民家の前で先輩が立ち止まった。
「着いたよ、ここがおばあ様の家だよ」
「ここが……ですか?」
「そう、こんな所で驚いたでしょ?」
「いいえ……!!でも、何故こんな所に?」
「それは……」
「私から説明しますよ」
「おばあ様!こちらがこの間話した子達です」
「あぁ、二人共よく来たねぇ……今お茶を入れるから上がりなさい」
「はい、お邪魔します」
「おじゃまします…」
家の中には、優しそうな雰囲気のある女性の方が居て、私達に中に入るように促してくれた。この方がきっと先輩のおばあ様なのだろう、と言う事は分かるけれど、なんでこんな外れの村の家で住んでいるのだろう。
「どうぞ、召し上がれ」
「ありがとうございます、いただきます……」
「いただきます、あ……いい香り……」
カチャっと音を立てて置かれたティーカップからは、暖かい湯気と共に
ハーブの優しい香りが漂って来た。
一口飲むと、ほっと心が落ち着く味がした。
「どう、落ち着いたかしら?」
「は、はい……このお茶は……?」
「これは、カモミールティーよ。きっと貴方たちは緊張している
と思ってね、用意しておいたの。口に合ったみたいで良かったわ」
「初めて飲んだんですけどすごくおいしいです……!私ハーブティーって
初めてだったんですけどハマっちゃいそう」
「あら、それは嬉しいわ。まだ茶葉が残っているから帰りに持っていく?」
「いいんですか……!えへへ、帰ったら奏にも飲ませてあげよう」
「えぇ、ふふ……こんな可愛い子達連れてくるなんて晴くんも
隅に置けないわね」
おばあさんはそう言うと、優しく微笑んでくれた。
私は、思わずその表情に見惚れてしまった。
やっぱり、九条院先輩のおばあ様なだけあって美人だな……
それに、九条院先輩の面影もある。
「さて、おしゃべりはここまでにして、貴方たちが聞きたいことは大体分かって
るけれど、何から聞きたい?」
さっきまでの、ふんわりとした雰囲気とは一変して、真剣な眼差しを向けてきた。やっぱり、この人は何か知っているんだ……けれど、どこまで教えてくれるのか分からない……
もし、ここで下手なことを言ってしまえば、取り返しのつかないことになってしまう。
私は緊張しながら、恐る恐る声を出した。
「まず、なんでこんな外れの村に住んでいるのですか?」
「まぁ、そこが気になるわよね。簡単な事よ、ここにはあまり人がいないでしょう?だからこの場所は身を隠すのにピッタリだし落ち着く場所なの」
そう言いながら、先輩のおばあ様は優しく微笑んでいた。確かに、この村は本当に人が少ない。
見かけるのは、人間より動物の方が多いぐらいで
でも、それだけでこんな所に隠れ住む理由にはならない。
私達が黙っていると、おばあ様は続けて言った。
まるで、私の考えていることが分かっているかのように……
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