百年越しの求愛譚【R18】政略結婚〜白い結婚歴100年 王妃への嫌がらせに始めた性行為に沼る王様【主人公は沢山の苦難あってこそ!】

玉龍堂

文字の大きさ
56 / 410
第5章 帰郷と再開 処女未開通

5-14

「やあっとー、捕まえた!
 前回は視線魔術使えるの知らなかったから、こうなったけど。
 あんたを倒す為に何度もシミュレーションしたんだぜ!」
「御託はいらない。
 何の用だ」
 王妃は目隠しされようと、縫い付けられて拘束されようと、
 怯えるでもなく、
 上から目線で淡々と質問する。

「あんたそう言うとこ、可愛くないな。
 痛みに喚くなり、
 泣いて命の懇願したりしねーの?」
 拗ねたように、怯える様子もない王妃への感想を述べるグルガ。

「必要ない。
 私に恨みがあるなら、同じように腕を切り落とせばいい。
 とりあえず、アレでも王太子なのであいつには手を出すな」

 頼み事をする態度ではない王妃様。

「そう言う予定だったんだけど、
 なんか萎えちゃったんだよね!
 弱くなったのに、偉そうな態度は倍増してない?」
「だから何だ。
 用がないなら帰れ。」 
 王妃は遠慮なく、グルガに文句を垂れる。

「俺なりに、あんたを嫁に貰うの楽しみにしてたんだぜ。
 なのに永久国なんかに、漁夫の利持ってかれて恥かいたわけよ。
 なのに初夜を100年も拒否られるってなんかウケんだけど」
「はいはい、そうだな拒否られていたのは確かだから、
 いくらでも笑え、帰れ、2度とこの国に来るな。
 さっさと腕切って帰れ!」

 グルガは王妃を見下ろして、しばらく考え込んだ後、
「んー、龍王の鼻を明かすなら、王妃の初めて貰うので手を打つわ」

「断る!」王妃は拒絶すると縫い付けられた左手に力を込める。

 何でもいいから魔力全解放でぶっ倒す為に力を集めるが、霧散する
「ごめん、龍玉眼対策に呪いの鉾で縫い止めたんだぜ」
 王妃の縫い止められた大地には封じの魔法陣が描かれていた。
 鉾が王妃を刺し貫いた時に、解放されていたようだった。
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

好きな人の好きな人

ぽぽ
恋愛
"私には何年も思い続ける初恋相手がいる。" 初恋相手に対しての執着と愛の重さは日々増していくばかりで、彼の1番近くにいれるの自分が当たり前だった。 恋人関係がなくても、隣にいれるだけで幸せ……。 そう思っていたのに、初恋相手に恋人兼婚約者がいたなんて聞いてません。

繰り返す夜と嘘 〜【実録】既婚の僕と後輩の彼女、あの夜のキスから始まった13年の秘密〜

まさき
恋愛
結婚して半年の僕と、同じ職場の彼女。 出会った頃は、ただの先輩と新入社員だった。   互いに意識しながらも、 数年間、距離を保ち続けた。   ただ見つめるだけの関係。   けれど――   ある夏の夜。 納涼会の帰り道。   僕が彼女の手を握った瞬間、 すべてが変わった。   これは恋でも、友情でもない。   けれど理性では止められない、 名前のない関係。   13年続いた秘密。 誓約書。 そして、5年の沈黙。   これは――   実際にあった「夜」の記録。

届かぬ温もり

HARUKA
恋愛
夫には忘れられない人がいた。それを知りながら、私は彼のそばにいたかった。愛することで自分を捨て、夫の隣にいることを選んだ私。だけど、その恋に答えはなかった。すべてを失いかけた私が選んだのは、彼から離れ、自分自身の人生を取り戻す道だった····· ◆◇◆◇◆◇◆ 読んでくださり感謝いたします。 すべてフィクションです。不快に思われた方は読むのを止めて下さい。 ゆっくり更新していきます。 誤字脱字も見つけ次第直していきます。 よろしくお願いします。

お兄様「ねえ、イケナイ事をしよっか♡」

小野
恋愛
父が再婚して新しく出来たお兄様と『イケナイ事』をする義妹の話。

今さらやり直しは出来ません

mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。 落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。 そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った