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第11章
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「えっと、例えあのデータを受け取ったとて信じる者なんているのか?」
困惑気味に、龍王の叔父上に問う。
「戯言にするには、実験記録が詳細過ぎます。」
タラット公爵は、頭を振りながら王妃の言葉を否定する。
「データも復旧出来たのか?
紙面は、
日記は全損。
研究記録は後半しか残っていない。」
龍王は叔父上に真意を問う。
「復旧出来たが、読むか?
我が先祖ながら反吐が出る。」
タラット公爵は残り二つのスクロールを紐解くと、テーブルに広げる。
「叔父上の見解としては、龍玉眼の伝説は真実味があるのか?」
「まだ信じきれてない。
だから、お前ら夫婦を探したんだ。
王妃の体液を分けてくれないか?
それを調べれば、伝説の有無がはっきりする。」
不快な発言に龍王の腕に縋り付く雪華。
龍王アーウィスは、可愛い王妃の仕草に抱き寄せながら、
「まあ、血液くらいなら、
どうする?雪華。」
折衷案を王妃に出す。
「・・・・・・一度キリなら」
しばらく考えたのち、答えを出す雪華。
左腕を差し出すと、右手の手刀で左手手首の下あたりを切り裂く。
タラット公爵は、小瓶を懐から出すと雪華の血液のサンプルを流し入れる。
小瓶20㎖回収すると、蓋をする。
アーウィスは雪華の腕を掴むと、傷口を抉るような舌使いで治療をしていく。
「気持ち悪いぞ、アーウィス・・・
そんな下手くそな治療魔術教えたつもりはないんだが」
呆れた様に叔父タラット公爵は、甥を見つめる。
「余計なこと言わないでください。
妻はこのやり方を受け入れてます。」
「私は、治療魔術に詳しくないのでわからない。
魔術長官が言うなら、叔父上の方が正解なのか?」
困惑気味に夫に真意を問う。
「えっと、このやり方しか治療しない。
そうなったら、困るのは雪華だろう?」
「いや、他にも治療魔術はできるのだが、」
タラット公爵は突っ込みを入れるが、
「雪華の治療は私以外ダメだ。
他の者に触らせたくない!」
雪華を抱きしめて、我儘を言い出す龍王アーウィス。
甥の妻への溺愛加減にドン引きするタラット公爵を他所目に、アーウィスは雪華の治療を長引くよう、痛みを与えるように舌で抉りつつ治療を完了させる。
困惑気味に、龍王の叔父上に問う。
「戯言にするには、実験記録が詳細過ぎます。」
タラット公爵は、頭を振りながら王妃の言葉を否定する。
「データも復旧出来たのか?
紙面は、
日記は全損。
研究記録は後半しか残っていない。」
龍王は叔父上に真意を問う。
「復旧出来たが、読むか?
我が先祖ながら反吐が出る。」
タラット公爵は残り二つのスクロールを紐解くと、テーブルに広げる。
「叔父上の見解としては、龍玉眼の伝説は真実味があるのか?」
「まだ信じきれてない。
だから、お前ら夫婦を探したんだ。
王妃の体液を分けてくれないか?
それを調べれば、伝説の有無がはっきりする。」
不快な発言に龍王の腕に縋り付く雪華。
龍王アーウィスは、可愛い王妃の仕草に抱き寄せながら、
「まあ、血液くらいなら、
どうする?雪華。」
折衷案を王妃に出す。
「・・・・・・一度キリなら」
しばらく考えたのち、答えを出す雪華。
左腕を差し出すと、右手の手刀で左手手首の下あたりを切り裂く。
タラット公爵は、小瓶を懐から出すと雪華の血液のサンプルを流し入れる。
小瓶20㎖回収すると、蓋をする。
アーウィスは雪華の腕を掴むと、傷口を抉るような舌使いで治療をしていく。
「気持ち悪いぞ、アーウィス・・・
そんな下手くそな治療魔術教えたつもりはないんだが」
呆れた様に叔父タラット公爵は、甥を見つめる。
「余計なこと言わないでください。
妻はこのやり方を受け入れてます。」
「私は、治療魔術に詳しくないのでわからない。
魔術長官が言うなら、叔父上の方が正解なのか?」
困惑気味に夫に真意を問う。
「えっと、このやり方しか治療しない。
そうなったら、困るのは雪華だろう?」
「いや、他にも治療魔術はできるのだが、」
タラット公爵は突っ込みを入れるが、
「雪華の治療は私以外ダメだ。
他の者に触らせたくない!」
雪華を抱きしめて、我儘を言い出す龍王アーウィス。
甥の妻への溺愛加減にドン引きするタラット公爵を他所目に、アーウィスは雪華の治療を長引くよう、痛みを与えるように舌で抉りつつ治療を完了させる。
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