百年越しの求愛譚【R18】政略結婚〜白い結婚歴100年 王妃への嫌がらせに始めた性行為に沼る王様【主人公は沢山の苦難あってこそ!】

玉龍堂

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第11章

11-7

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「えっと、例えあのデータを受け取ったとて信じる者なんているのか?」
 困惑気味に、龍王の叔父上に問う。
「戯言にするには、実験記録が詳細過ぎます。」
 タラット公爵は、頭を振りながら王妃の言葉を否定する。
「データも復旧出来たのか?
 紙面は、
 日記は全損。
 研究記録は後半しか残っていない。」
 龍王は叔父上に真意を問う。
「復旧出来たが、読むか?
 我が先祖ながら反吐が出る。」
 タラット公爵は残り二つのスクロールを紐解くと、テーブルに広げる。
「叔父上の見解としては、龍玉眼の伝説は真実味があるのか?」
「まだ信じきれてない。
 だから、お前ら夫婦を探したんだ。
 王妃の体液を分けてくれないか?
 それを調べれば、伝説の有無がはっきりする。」
 不快な発言に龍王の腕に縋り付く雪華。
 龍王アーウィスは、可愛い王妃の仕草に抱き寄せながら、
「まあ、血液くらいなら、
 どうする?雪華。」
 折衷案を王妃に出す。
「・・・・・・一度キリなら」
 しばらく考えたのち、答えを出す雪華。

 左腕を差し出すと、右手の手刀で左手手首の下あたりを切り裂く。
 タラット公爵は、小瓶を懐から出すと雪華の血液のサンプルを流し入れる。
 小瓶20㎖回収すると、蓋をする。
 アーウィスは雪華の腕を掴むと、傷口を抉るような舌使いで治療をしていく。

「気持ち悪いぞ、アーウィス・・・
 そんな下手くそな治療魔術教えたつもりはないんだが」
 呆れた様に叔父タラット公爵は、甥を見つめる。
「余計なこと言わないでください。
 妻はこのやり方を受け入れてます。」
「私は、治療魔術に詳しくないのでわからない。
 魔術長官が言うなら、叔父上の方が正解なのか?」
 困惑気味に夫に真意を問う。
「えっと、このやり方しか治療しない。
 そうなったら、困るのは雪華だろう?」
「いや、他にも治療魔術はできるのだが、」
 タラット公爵は突っ込みを入れるが、
「雪華の治療は私以外ダメだ。
 他の者に触らせたくない!」
 雪華を抱きしめて、我儘を言い出す龍王アーウィス。

 甥の妻への溺愛加減にドン引きするタラット公爵を他所目に、アーウィスは雪華の治療を長引くよう、痛みを与えるように舌で抉りつつ治療を完了させる。
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