百年越しの求愛譚【R18】政略結婚〜白い結婚歴100年 王妃への嫌がらせに始めた性行為に沼る王様【主人公は沢山の苦難あってこそ!】

玉龍堂

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第29章

29-14 R18



「いい加減に抵抗しろよ!
 本当は嫌じゃないのか?」
 アーウィスは、雪華の片足を持ち上げると繋がったままより深く体位を変えて雪華の奥深くを突き上げる。
 叫声をあげつつも、強い快楽で視界が歪んでも雪華は抵抗しないでアーウィスの意のまま身体を差し出している。
 一度白濁を出しきると、雪華の身体をうつ伏せに寝かせる。
 雪華の腰を掴むと尻を突き出させ、アヌスを引き裂いた。
 雪華は、声にならない叫声をあげ背をしならせアーウィスのそれはほぐしていないアヌスを裂かれて、鮮血がベッドに散る。
 雪華は荒い息を吐きながら、アーウィスの早急な抽送に身を任せている。
 アーウィスが満足するまで、雪華は身を任せていた。
 何度目か、わからない白濁をアヌスの奥に感じ取るとアーウィスは自身を引き抜いて座り込んでいた。
 雪華はおもむろに、呼吸を整えつつ顔を上げるとノロノロとした動作でアーウィスに向き合う。

 無表情のままのアーウィスがいた。

 雪華は顔を伏せるとアーウィスのそれを咥え込んだ。
 丁寧に舐めて、
 喉奥まで咥えてしゃぶって、

 不意に、雪華は顔を上げる。
 雪華の頬にアーウィスの雫が落ちて来た。
 アーウィスが泣いていた。
 雪華はアーウィスの頬に手を添えて、頬に伝い落ちる涙を拭う。
  アーウィスは、やっと雪華を視界に捉えると、
「・・・雪華にかけられた、処女を奪った相手に腕の中では抵抗できなくなる呪のことだが。
呪印に抵抗力のある雪華ならとっくに解呪しているんじゃないのか?」
 アーウィスは雪華を疑うような発言をしてくる。
「わからない。
 夫婦としての性生活始めた時には、義務として受け入れていた。
 段々、わからなくなってきた。
 嬉しいんだ。
 アーウィスに求められて、嬉しいという感情が芽生えた。
 だから、
 お仕置きも快楽も嫌じゃない。
 アーウィスが与えてくれる全てが、嫌じゃない。
 だから、どんな方法でも構わない。
 どんな抱かれ方しても、アーウィスなら構わない。
 それ以前に、性生活の普通を知らない。
 私は、今のままで満足している。
 呪は関係なく、私はアーウィスに抵抗する気はない。
 アーウィスだけが欲しいんだ」

「雪華、今日の分を抱き直したい」

「ッ明日は早い!」
 雪華は拒絶すると、背を向けて寝ようと試みる。
「雪華、こちら見て!」
 今は憎らしい、余裕のあるいつものアーウィスの緋色の瞳が雪華を捕えて離さない。
 アーウィスの腕の中に抱き込まれ、雪華は覚悟を決める。
 が、一気に安心したアーウィスが雪華を抱きしめたまま寝落ちしていた。
 
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