240 / 663
12章 伯爵令息の夏休暇
31 まだできることがある
しおりを挟む
◆◆◆◆◆
適当な間隔で木の生い茂る所まで来ると、レネは木の幹へ背を預けて目を閉じ、乱れた息を整えた。
ただ隠れるのには木の密生している場所がいいが、刃物を振り回すにはこのくらい空間のあった方がやりやすい。
ここが……自分の死に場所になるかもしれない。
自分一人でできることの限りが見えてくると、自ずと迷いがなくなり……心が落ち着いてくる。
「さっきのは従者の声だろ?」
「ガキを先に逃してるのか?」
「森の中にガキが身を隠してるんじゃないか?」
まだ遠くにいるはずの男たちの話し声が鮮明に聞こえる。
(馬鹿ばかりでよかった……)
よく考えれば、わざわざ自分の主人の居所を教えるようなマネはしないと思いそうなものだが、山賊たちはレネの罠へ見事に嵌った。
森に入ると、男たちは獲物を探すためにバラバラに動き出した。
松明に照らされ、暗い森の中はオレンジ色の光に染まるが、影はより一層闇くなる。
火の明かりに慣れた山賊たちの目には、闇に溶け込むレネの姿は見えない。
近くを通りかかった男たちから、先ほどのように一人ずつ影の中に引き込んでナイフで始末していく。
それを二、三回繰り返した所で、明るい光が獲物を仕留めているレネの姿を映し出す。
「いたぞっ!! クソッ……何人か殺られてるっ!!」
「向こう側から回り込めっ!!」
レネは松明の炎から逃れるように暗い方へ暗い方へと走って行くと、木の生えていない開けた空間へと出た。
(しまった、これじゃあ隠れる所がないっ!)
だが後ろからは松明の光が迫ってくる。
横に逃げても高台の斜面か、反対側には水辺だ。前へ逃げるしかなかった。
「あそこだっ、矢を放てっ!」
光に目が眩み、レネは一瞬動きを止める。
(——矢!?)
「ぐぅっ……」
衝撃が身体に走る。
反射的に頭と胴体を腕で庇って致命傷だけは免れた。
だが、左腕と右太腿に熱い痺れが走る。
「くっ……」
再び走り出そうとするが、激痛で思うように動くことができない。
(……逃げるのはもう無理か……)
どこか達観したもう一人の自分が、次の指令をレネに出す。
抵抗せずに捕まれ、大人しくしていればすぐには殺されない。
まだアンドレイのためにやれることがある。
レネはその場に座り込むと両腕を挙げた。
「ここだっ!」
男たちが続々と集まってくる。
松明の火が集まり、昼間のように明るい光にレネは暴かれる。
「……こいつ……」
「虫も殺さない顔して」
「マジかよ……」
一切抵抗せず両手を挙げ、光に照らされたレネの姿を見てしまった男たちは、無意識に構えていた剣を下ろした。
明らかに男たちが驚いている。
「捕まえて、ガキの居場所を吐かせろっ!」
あっという間にレネは拘束され、男たちの間の真ん中に引っ立てられる。
「おい、まさかこんな仔猫ちゃんが出てくるとは思いもしなかったぜ」
背後から顎を捉えられ、無理矢理上を向かされる。
リーパの中でもレネほどの腕になると滅多に背後を取られることはない。
レネがこれをやられたことがあるのは、養父のバルナバーシュか剣の師匠のルカだけだ。
一対一では絶対負けることのない雑魚たちが、勝ち誇った顔をしてこちらを見下ろしてくる。
(クソっ!)
屈辱にギリギリと歯を噛みしめる。
「虐め甲斐があるな」
一人が残忍な笑みを浮かべると、次々と流行病のように周りの山賊たちに伝播してゆく。
レネは今になって、男たちの獣のような体臭が鼻につき、喉元から顎に回る湿った手が気持ち悪くなった。
「ガキをどこに隠した?」
目の前に剣を突きつけられても、レネは目を逸らすだけで口を割らない。
顎を押さえていた手が、唇に回り無理矢理下唇をめくる。
「おい、黙りかよ、その閉じた可愛いお口が開くようにこうしてやるぜ」
太腿に刺さったままの矢のシャフトを掴むと、さらに奥へとレネの太腿を切り裂いた。
「うあああぁぁぁっっっ……」
激痛のあまり声を殺すこともできなかった。
骨の手前で矢尻が止まるまでその行為は続けられた。
(——アンドレイの洞穴から離れた所でよかった……)
ここまで離れていたら自分の情けない声もアンドレイに聴こえないだろう。
きっとアンドレイのあの性格では、外へ飛び出してきてしまう。
レネは最初からそれを想定して離れた場所を選んだ。
「次は中で捻って矢を引き抜いてやる。肉がズタズタになるぞ。嫌だったら素直に吐け」
また男がシャフトを掴んだのが振動で伝わる。
「ぐっ…………やっ……止めてくれっ……」
痛みのために浅い呼吸しかできないレネには、それだけ喋るのも息が続かない。
全身から脂汗が吹き出る。
「……坊ちゃまはっ……島の南西にある……桟橋へ行った……もうすぐ仲間がっ……舟で……——ぐぁっ……」
言い終わる前にレネの身体は吹っ飛んだ。
「クソっ……俺たちを騙しやがって、お前は囮だったのかっ!」
「……ぐはっ……」
地面に転がった所をもう一発腹に蹴りを入れられた。
口の中に胃酸と血の味が広がる。
「お前ら、早く行って手柄を立ててこい!」
「逃げられる前に急ぐぞっ!」
朦朧とした意識のまま薄っすらと目を開けると、ドタドタとたくさんの足が遠ざかって行くのが見えた。
だが、すべての気配は無くならない。
(——ああ……とどめを刺されるのか……)
今まで行ってきたことが、今度は自分に行われる。
この世界は常に敗者が殺される。
(……もうここまでだ……後はデニスさんに任せるしかない……)
「さあて、奴らも行ったしお楽しみといこうか」
「男なんて興味なかったんだけどな……さっきの声聞いてたらギンギンに勃っちまった」
「俺もだよ。どうせ殺すなら楽しんでからでいいよな?」
(……な…に……?)
残った三人の男たちが暴れないようレネの手足を押さえつけ、伸し掛かってきた。
ぶちぶちとボタンが飛び散り、肌が晒される。
「スベスベの肌だぜ。同じ男とは思えねえな」
「やべえぇ……吸い付いてくる」
「見ろよ、乳首だって綺麗な色だぜ?」
上半身を弄られるが、先ほどの強く腹を蹴られたせいでまともに身体を動かすこともできない。
「死ぬまで可愛がってやる」
(——普通に殺してもくれないのか……)
触られる感触よりも痛みの方が勝り、なにも感じないのが唯一の慰めだ。
今までたくさんの人を殺してきた。
男たちに犯されて殺されるのは、そんな自分には似合いの最期かもしれない。
(でも姉ちゃんは……悲しむだろうな……)
遠く離れた地ならばまだしも、姉はすぐそこにいる。
きっと見るに堪えない弟の死体と対面することになるはずだ。
それだけが心残りだった。
適当な間隔で木の生い茂る所まで来ると、レネは木の幹へ背を預けて目を閉じ、乱れた息を整えた。
ただ隠れるのには木の密生している場所がいいが、刃物を振り回すにはこのくらい空間のあった方がやりやすい。
ここが……自分の死に場所になるかもしれない。
自分一人でできることの限りが見えてくると、自ずと迷いがなくなり……心が落ち着いてくる。
「さっきのは従者の声だろ?」
「ガキを先に逃してるのか?」
「森の中にガキが身を隠してるんじゃないか?」
まだ遠くにいるはずの男たちの話し声が鮮明に聞こえる。
(馬鹿ばかりでよかった……)
よく考えれば、わざわざ自分の主人の居所を教えるようなマネはしないと思いそうなものだが、山賊たちはレネの罠へ見事に嵌った。
森に入ると、男たちは獲物を探すためにバラバラに動き出した。
松明に照らされ、暗い森の中はオレンジ色の光に染まるが、影はより一層闇くなる。
火の明かりに慣れた山賊たちの目には、闇に溶け込むレネの姿は見えない。
近くを通りかかった男たちから、先ほどのように一人ずつ影の中に引き込んでナイフで始末していく。
それを二、三回繰り返した所で、明るい光が獲物を仕留めているレネの姿を映し出す。
「いたぞっ!! クソッ……何人か殺られてるっ!!」
「向こう側から回り込めっ!!」
レネは松明の炎から逃れるように暗い方へ暗い方へと走って行くと、木の生えていない開けた空間へと出た。
(しまった、これじゃあ隠れる所がないっ!)
だが後ろからは松明の光が迫ってくる。
横に逃げても高台の斜面か、反対側には水辺だ。前へ逃げるしかなかった。
「あそこだっ、矢を放てっ!」
光に目が眩み、レネは一瞬動きを止める。
(——矢!?)
「ぐぅっ……」
衝撃が身体に走る。
反射的に頭と胴体を腕で庇って致命傷だけは免れた。
だが、左腕と右太腿に熱い痺れが走る。
「くっ……」
再び走り出そうとするが、激痛で思うように動くことができない。
(……逃げるのはもう無理か……)
どこか達観したもう一人の自分が、次の指令をレネに出す。
抵抗せずに捕まれ、大人しくしていればすぐには殺されない。
まだアンドレイのためにやれることがある。
レネはその場に座り込むと両腕を挙げた。
「ここだっ!」
男たちが続々と集まってくる。
松明の火が集まり、昼間のように明るい光にレネは暴かれる。
「……こいつ……」
「虫も殺さない顔して」
「マジかよ……」
一切抵抗せず両手を挙げ、光に照らされたレネの姿を見てしまった男たちは、無意識に構えていた剣を下ろした。
明らかに男たちが驚いている。
「捕まえて、ガキの居場所を吐かせろっ!」
あっという間にレネは拘束され、男たちの間の真ん中に引っ立てられる。
「おい、まさかこんな仔猫ちゃんが出てくるとは思いもしなかったぜ」
背後から顎を捉えられ、無理矢理上を向かされる。
リーパの中でもレネほどの腕になると滅多に背後を取られることはない。
レネがこれをやられたことがあるのは、養父のバルナバーシュか剣の師匠のルカだけだ。
一対一では絶対負けることのない雑魚たちが、勝ち誇った顔をしてこちらを見下ろしてくる。
(クソっ!)
屈辱にギリギリと歯を噛みしめる。
「虐め甲斐があるな」
一人が残忍な笑みを浮かべると、次々と流行病のように周りの山賊たちに伝播してゆく。
レネは今になって、男たちの獣のような体臭が鼻につき、喉元から顎に回る湿った手が気持ち悪くなった。
「ガキをどこに隠した?」
目の前に剣を突きつけられても、レネは目を逸らすだけで口を割らない。
顎を押さえていた手が、唇に回り無理矢理下唇をめくる。
「おい、黙りかよ、その閉じた可愛いお口が開くようにこうしてやるぜ」
太腿に刺さったままの矢のシャフトを掴むと、さらに奥へとレネの太腿を切り裂いた。
「うあああぁぁぁっっっ……」
激痛のあまり声を殺すこともできなかった。
骨の手前で矢尻が止まるまでその行為は続けられた。
(——アンドレイの洞穴から離れた所でよかった……)
ここまで離れていたら自分の情けない声もアンドレイに聴こえないだろう。
きっとアンドレイのあの性格では、外へ飛び出してきてしまう。
レネは最初からそれを想定して離れた場所を選んだ。
「次は中で捻って矢を引き抜いてやる。肉がズタズタになるぞ。嫌だったら素直に吐け」
また男がシャフトを掴んだのが振動で伝わる。
「ぐっ…………やっ……止めてくれっ……」
痛みのために浅い呼吸しかできないレネには、それだけ喋るのも息が続かない。
全身から脂汗が吹き出る。
「……坊ちゃまはっ……島の南西にある……桟橋へ行った……もうすぐ仲間がっ……舟で……——ぐぁっ……」
言い終わる前にレネの身体は吹っ飛んだ。
「クソっ……俺たちを騙しやがって、お前は囮だったのかっ!」
「……ぐはっ……」
地面に転がった所をもう一発腹に蹴りを入れられた。
口の中に胃酸と血の味が広がる。
「お前ら、早く行って手柄を立ててこい!」
「逃げられる前に急ぐぞっ!」
朦朧とした意識のまま薄っすらと目を開けると、ドタドタとたくさんの足が遠ざかって行くのが見えた。
だが、すべての気配は無くならない。
(——ああ……とどめを刺されるのか……)
今まで行ってきたことが、今度は自分に行われる。
この世界は常に敗者が殺される。
(……もうここまでだ……後はデニスさんに任せるしかない……)
「さあて、奴らも行ったしお楽しみといこうか」
「男なんて興味なかったんだけどな……さっきの声聞いてたらギンギンに勃っちまった」
「俺もだよ。どうせ殺すなら楽しんでからでいいよな?」
(……な…に……?)
残った三人の男たちが暴れないようレネの手足を押さえつけ、伸し掛かってきた。
ぶちぶちとボタンが飛び散り、肌が晒される。
「スベスベの肌だぜ。同じ男とは思えねえな」
「やべえぇ……吸い付いてくる」
「見ろよ、乳首だって綺麗な色だぜ?」
上半身を弄られるが、先ほどの強く腹を蹴られたせいでまともに身体を動かすこともできない。
「死ぬまで可愛がってやる」
(——普通に殺してもくれないのか……)
触られる感触よりも痛みの方が勝り、なにも感じないのが唯一の慰めだ。
今までたくさんの人を殺してきた。
男たちに犯されて殺されるのは、そんな自分には似合いの最期かもしれない。
(でも姉ちゃんは……悲しむだろうな……)
遠く離れた地ならばまだしも、姉はすぐそこにいる。
きっと見るに堪えない弟の死体と対面することになるはずだ。
それだけが心残りだった。
59
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
ざまぁされたチョロ可愛い王子様は、俺が貰ってあげますね
ヒラヲ
BL
「オーレリア・キャクストン侯爵令嬢! この時をもって、そなたとの婚約を破棄する!」
オーレリアに嫌がらせを受けたというエイミーの言葉を真に受けた僕は、王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を突き付ける。
しかし、突如現れた隣国の第一王子がオーレリアに婚約を申し込み、嫌がらせはエイミーの自作自演であることが発覚する。
その結果、僕は冤罪による断罪劇の責任を取らされることになってしまった。
「どうして僕がこんな目に遭わなければならないんだ!?」
卒業パーティーから一ヶ月後、王位継承権を剥奪された僕は王都を追放され、オールディス辺境伯領へと送られる。
見習い騎士として一からやり直すことになった僕に、指導係の辺境伯子息アイザックがやたら絡んでくるようになって……?
追放先の辺境伯子息×ざまぁされたナルシスト王子様
悪役令嬢を断罪しようとしてざまぁされた王子の、その後を書いたBL作品です。
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる