最初で最後の日まで…

しろきち

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最初で最後の日まで…

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そして今日もやって来た。
地獄の1日が…
今日は早めに起きたため朝食を久しぶりに食べた。私はいつも食べていないため久しぶりに食べた。
さて今日も準備していこうとする、制服を着てカバンを持って登校しに行く…
ところが、家の前で昨日の転校生が待っていた……
「お前こんなとこで何してんの」
「ん?あぁ、ルイ君を待ってた」
いや は?この女の言ってる意味が分からない。
俺はただ呆然としていた。
「え?は?ずっとまってたのか?」
「だからそう言ってるじゃん」
「いや、俺お前と関わった時間少ないのによく俺の家わかったな」
正直俺は驚きを隠せない。なぜここにいるのか。なぜここがわかったのか。それが謎だ。
「ん?ストーカーした」
は?
「え?嘘だろ?」
「当たり前嘘ですけど、ジャパニーズジョークですけど。」
「お前ふざけんな。そういえば今の時刻は……」
「は?7時50分じゃん!急いで行くぞー!」

~教室~

なんとかわたし達は間に合った。
やっぱり転校生は苦手だ。やっぱり彼女は苦手だ。そう思うしか俺はなかった。
今日は早めに学校も終わるが、そのかわり部活があるためもっと大変だ。
(そういえば、あいつは何部だ?転校生だからどの部活に入るのかわからないが)
俺は今、美術部に入っている。
そして部室に入ると、あいつの姿がいた。そう、美咲だ。
そして目が合った。
「あっ」
「あっ」
「いやお前がなんでここにいるんだよ」
「いやこちらのセリフですけど」
そうしてなんだかんだで話はすみ彼女、いや美咲は、美術部の一員として過ごすことにした(らしい)
本当にこれは偶然なのか、もしくは彼女、美咲が狙って入ってるのか、どうなのかいまいちわかっていない。
そしてわたしは家についた。

~リビング~

「ただいま~」
「お帰り~」
わたしには妹がいる。
妹の名前は-真冬 蘭(マフユ ラン)
妹は大人しくて性格もいい、頭もいい、料理もうまい、まさに完璧人間だ。
俺はそんな妹が好きだ。もちろん異性としてではない。家族としてだ。
まさにわたしは親がいない。両親は俺からこう言って離れていった。
「将来、が楽しみだ。が、これでさよならだ。さようなら。」
と言われたそれは小学校3年生のことだったため忘れかけたこともある。
そして俺は幼馴染のあの二人に助けられたこともあった。
「お、にい」
「おにい、ちゃ」
「お兄ちゃん?」
「あ、あぁ、どうした蘭」
「いやさっきから呼んでも反応しないからさ」
「あぁ、ごめん、少し取り乱してたみたい」
「ううん、大丈夫、今日のご飯はお兄ちゃんが好きな肉じゃがだよ」
「お、いいね!」
そうして今日の一日も終了した。
これからもこういう感じで過ごすと考えると本当に辛いな……
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