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依頼開始
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「あっ、騒がしくてスミマセン。
ポーションと飛翔悪魔の一部があれば欲しいのですが」
ミシェルが応じた。
「いえいえ、ポーションに飛翔悪魔ですか。
討伐依頼ですかな?」
「えぇ、そうです」
「ほほぅ、ということはお二人共、Bランクの冒険者で御座いますか。
こんなに可愛らしいのに勇ましいですな」
確かに、ミシェルは可愛い。
とても22才に見えない、10~5か6くらいに見える。
「いえいえ、そんな」
「飛翔悪魔なら尻尾があったはずだな。
ポーションは2等級がありますよ」
「2等級!凄い!おいくらですか?」
凄いんだ。
「金貨95枚になります。
飛翔悪魔の尻尾は金貨3枚です。」
「凄い値段ね!
ポーションって回復薬よね?」
「そうです、ここ闘都は年に一度の武闘大会以外にも闘いのイベントはありますからね。
回復薬の需要も多いので、2等級のポーションもも置いているんですよ」
「二等級はなかなか手に入らないんですよ!
それにこの値段は市場価格よりもかなり安いですね!
三等級はおいくらですか?」
「三等級は金貨13枚です。」
う~ん、金銭感覚がおかしくなりそうだ。
でも命には変えられないし・・・
そう思えば安いのかも。
「やっぱり、私も持っておいた方が良いよね?」
「そうですね、御守りと思って2等級と3等級は一つずつ持っておくべきだと思います」
「じゃあ、私も2等級と3等級のポーションを一つずつもらいます」
「私は、二等級を1つと3等級を2つ。
後、飛翔悪魔の尻尾を下さい」
「はい、ありがとう。
飛翔悪魔の尻尾は持ってきてもらったら同じ値段でお引き取りいたしますよ」
「ほんとですか!
ありがとうございます!」
会計を済ませて店を出た。
「とても良心的なお店でしたね」
ミシェルがにっこり笑っている。
「そうなんだ」
私は買ったばかりの鉄製の入れ物に入ったポーションを見ながら答えた。
「はい、大体位置探査に使った魔物の一部は2~3割程値を下げて引き取られるのですが、買った値段で、というのは初めてです」
「なるほど、所でこのポーションってどれくらいの傷が治るの?」
「2等級の物のでしたら、切断された腕でも引っ付けてかければ治りますよ。」
「凄いわね!じゃあ1等級ならどうなるの?」
「1等級は存在がほとんど伝説的ですね。
失われた体でさえ再生すると言われています。
王都の宝物庫にあると聞いたことはありますが」
「へー、じゃあこの3等級だと?」
「多少の深い切傷や骨折等も治りますよ」
「確かに、冒険者の御守りにはぴったりね」
私はポーションをまじまじと見つめた。
「そうですね、私はこのままギルドに戻ってウェイン様に報告に行きますがアリスさんはどうしますか?」
あっちこっち歩き回ってもう夕暮れ近かった。
「私もギルドに帰って今日は早めに休もうかな。
明日も早いことだし」
「では、一緒に食事にしませんか?」
「そうね」
二人で赤く染まった夕暮れの町を歩いてギルドに帰った。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日
日が上る少し前に身支度を整えて外套を持ってギルド一階の酒場に座ってコーヒーを飲んでいた。
ハンターギルドの朝は早い。
まだ日も昇っていないのに施設は全て営業している。
ハンターの活動時間がばらばらのせいだろう。
私の他にも腹ごしらえをしているハンターがちらほらいる。
「早いな」
「おはようございます」
「おはよう」
二人共、綺麗に身支度を整えて降りてきた。
朝一でも身だしなみがきれいな辺りは貴族っぽい。
「二人共コーヒー飲む?」
「そうだな、腹ごしらえしてから出発しよう」
モーニングはトーストにサラダ。
「此所から半日だっけ?
着いたらすぐに探すの?」
「地図を見る限り、場所は山の中腹だな。
飛翔悪魔は洞窟かデカイ木の形を魔法で変形させて住み着いたりするらしい。
一応聞き込んでみたがその辺りには洞窟は無いらしいから木を住み処にしてるんだろう。
一度高台まで昇るのもありだな。」
私達が買い出ししているあいだ、遊んでいたわけでは無いらしい。
今も話しながら酒を煽ってはいるが。
「それなら、この沢を登って上から見れば良いんじゃない?」
「先ずは被害者が集中してる山道で探査魔法を使ってみよう、それで反応が無ければ沢を登ればいい」
「その位置探査の魔法ってどれくらいの範囲で探せるの?」
「私の力でしたら、半径1キロ程で捕捉可能です」
「それなら、そんなに探し回らなくて済みそうね。
向こうから誘き寄せたりは出来ないのかしら?」
「飛翔悪魔は賢いですから難しいと思います。
魔物が人を襲うのは、人の持つ生命エネルギーを喰らいたいからです。
魔物達はそれが見えるそうなので自分よりも強い相手は余り襲いません。
強い人間程、大きな生命エネルギーを発しているそうです」
「じゃあ、やっぱり探すしかないんだ」
「方法が全く無いことも無いけどな。
例えば、商隊の中に紛れたりとか。
よっぽど賢くなければ騙せる。
よし、そろそろ出発しよう。
後は歩きながらでも話せるだろう」
三人でギルドを後にした。
まだ暗い中を町の北門に向かって歩く。
闘都は高い壁にぐるり囲まれた都市だ。
北門まで行くと鉄格子が下りていた。
門の横にある勝手口の前にいる門番にハンターライセンスを見せると勝手口から外に出してくれた。
今は10月、少し冷たくなりだした空気が気持ちいい。
二人はゆっくり歩いている。
「走らないの?」
「えっ?なんで走る?」
ウェインが怪訝な顔をした。
「だって、その方が速いじゃない」
「半日の距離をこの荷物で走れないだろう?」
「そう?心現術で加速しながら走れば良いじゃない」
「心現術を使ってそんな距離走れないだろう?」
「私は修業ついでに旅の間はずっと走ってたけど」
二人共、顔がひきつっている
なんか、おかしいこと言ったかな?
「でも、私は心現術を使ったら魔法が使えなくなってしまいますし」
そっか
「じゃあ、ウェイン私の荷物持ちなさいよ。
私がミシェルおぶって行くからさ」
「まじか、分かった。
途中でバテても知らないぞ」
「えっ?ほんとに私をおぶって行くんですか?」
「だいじょーぶ、しっかり捕まってね」
私は荷物をウェインに渡して背中にルシールがあるのを思い出した。
「痛くない?」
「大丈夫です。
アリスさんこそ本当に大丈夫ですか?」
「ミシェルのリュックはそのまま良いのか?」
私のショルダーバックを肩に掛けながらウェインが聞いた。
「ミシェル軽いから大丈夫よ。
さっ!行くわよ!」
そう言って軽めに走り出した。
「きゃっ」
「まじかっ!」
ミシェルが背中で小さく悲鳴をあげて、ウェインも遅れないように走り出した。
ポーションと飛翔悪魔の一部があれば欲しいのですが」
ミシェルが応じた。
「いえいえ、ポーションに飛翔悪魔ですか。
討伐依頼ですかな?」
「えぇ、そうです」
「ほほぅ、ということはお二人共、Bランクの冒険者で御座いますか。
こんなに可愛らしいのに勇ましいですな」
確かに、ミシェルは可愛い。
とても22才に見えない、10~5か6くらいに見える。
「いえいえ、そんな」
「飛翔悪魔なら尻尾があったはずだな。
ポーションは2等級がありますよ」
「2等級!凄い!おいくらですか?」
凄いんだ。
「金貨95枚になります。
飛翔悪魔の尻尾は金貨3枚です。」
「凄い値段ね!
ポーションって回復薬よね?」
「そうです、ここ闘都は年に一度の武闘大会以外にも闘いのイベントはありますからね。
回復薬の需要も多いので、2等級のポーションもも置いているんですよ」
「二等級はなかなか手に入らないんですよ!
それにこの値段は市場価格よりもかなり安いですね!
三等級はおいくらですか?」
「三等級は金貨13枚です。」
う~ん、金銭感覚がおかしくなりそうだ。
でも命には変えられないし・・・
そう思えば安いのかも。
「やっぱり、私も持っておいた方が良いよね?」
「そうですね、御守りと思って2等級と3等級は一つずつ持っておくべきだと思います」
「じゃあ、私も2等級と3等級のポーションを一つずつもらいます」
「私は、二等級を1つと3等級を2つ。
後、飛翔悪魔の尻尾を下さい」
「はい、ありがとう。
飛翔悪魔の尻尾は持ってきてもらったら同じ値段でお引き取りいたしますよ」
「ほんとですか!
ありがとうございます!」
会計を済ませて店を出た。
「とても良心的なお店でしたね」
ミシェルがにっこり笑っている。
「そうなんだ」
私は買ったばかりの鉄製の入れ物に入ったポーションを見ながら答えた。
「はい、大体位置探査に使った魔物の一部は2~3割程値を下げて引き取られるのですが、買った値段で、というのは初めてです」
「なるほど、所でこのポーションってどれくらいの傷が治るの?」
「2等級の物のでしたら、切断された腕でも引っ付けてかければ治りますよ。」
「凄いわね!じゃあ1等級ならどうなるの?」
「1等級は存在がほとんど伝説的ですね。
失われた体でさえ再生すると言われています。
王都の宝物庫にあると聞いたことはありますが」
「へー、じゃあこの3等級だと?」
「多少の深い切傷や骨折等も治りますよ」
「確かに、冒険者の御守りにはぴったりね」
私はポーションをまじまじと見つめた。
「そうですね、私はこのままギルドに戻ってウェイン様に報告に行きますがアリスさんはどうしますか?」
あっちこっち歩き回ってもう夕暮れ近かった。
「私もギルドに帰って今日は早めに休もうかな。
明日も早いことだし」
「では、一緒に食事にしませんか?」
「そうね」
二人で赤く染まった夕暮れの町を歩いてギルドに帰った。
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次の日
日が上る少し前に身支度を整えて外套を持ってギルド一階の酒場に座ってコーヒーを飲んでいた。
ハンターギルドの朝は早い。
まだ日も昇っていないのに施設は全て営業している。
ハンターの活動時間がばらばらのせいだろう。
私の他にも腹ごしらえをしているハンターがちらほらいる。
「早いな」
「おはようございます」
「おはよう」
二人共、綺麗に身支度を整えて降りてきた。
朝一でも身だしなみがきれいな辺りは貴族っぽい。
「二人共コーヒー飲む?」
「そうだな、腹ごしらえしてから出発しよう」
モーニングはトーストにサラダ。
「此所から半日だっけ?
着いたらすぐに探すの?」
「地図を見る限り、場所は山の中腹だな。
飛翔悪魔は洞窟かデカイ木の形を魔法で変形させて住み着いたりするらしい。
一応聞き込んでみたがその辺りには洞窟は無いらしいから木を住み処にしてるんだろう。
一度高台まで昇るのもありだな。」
私達が買い出ししているあいだ、遊んでいたわけでは無いらしい。
今も話しながら酒を煽ってはいるが。
「それなら、この沢を登って上から見れば良いんじゃない?」
「先ずは被害者が集中してる山道で探査魔法を使ってみよう、それで反応が無ければ沢を登ればいい」
「その位置探査の魔法ってどれくらいの範囲で探せるの?」
「私の力でしたら、半径1キロ程で捕捉可能です」
「それなら、そんなに探し回らなくて済みそうね。
向こうから誘き寄せたりは出来ないのかしら?」
「飛翔悪魔は賢いですから難しいと思います。
魔物が人を襲うのは、人の持つ生命エネルギーを喰らいたいからです。
魔物達はそれが見えるそうなので自分よりも強い相手は余り襲いません。
強い人間程、大きな生命エネルギーを発しているそうです」
「じゃあ、やっぱり探すしかないんだ」
「方法が全く無いことも無いけどな。
例えば、商隊の中に紛れたりとか。
よっぽど賢くなければ騙せる。
よし、そろそろ出発しよう。
後は歩きながらでも話せるだろう」
三人でギルドを後にした。
まだ暗い中を町の北門に向かって歩く。
闘都は高い壁にぐるり囲まれた都市だ。
北門まで行くと鉄格子が下りていた。
門の横にある勝手口の前にいる門番にハンターライセンスを見せると勝手口から外に出してくれた。
今は10月、少し冷たくなりだした空気が気持ちいい。
二人はゆっくり歩いている。
「走らないの?」
「えっ?なんで走る?」
ウェインが怪訝な顔をした。
「だって、その方が速いじゃない」
「半日の距離をこの荷物で走れないだろう?」
「そう?心現術で加速しながら走れば良いじゃない」
「心現術を使ってそんな距離走れないだろう?」
「私は修業ついでに旅の間はずっと走ってたけど」
二人共、顔がひきつっている
なんか、おかしいこと言ったかな?
「でも、私は心現術を使ったら魔法が使えなくなってしまいますし」
そっか
「じゃあ、ウェイン私の荷物持ちなさいよ。
私がミシェルおぶって行くからさ」
「まじか、分かった。
途中でバテても知らないぞ」
「えっ?ほんとに私をおぶって行くんですか?」
「だいじょーぶ、しっかり捕まってね」
私は荷物をウェインに渡して背中にルシールがあるのを思い出した。
「痛くない?」
「大丈夫です。
アリスさんこそ本当に大丈夫ですか?」
「ミシェルのリュックはそのまま良いのか?」
私のショルダーバックを肩に掛けながらウェインが聞いた。
「ミシェル軽いから大丈夫よ。
さっ!行くわよ!」
そう言って軽めに走り出した。
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