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第一部/2組目・ギルドからの調査員
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しおりを挟むーーー4部屋目ーーー
半ば強制的に転移させられたルーカスとシルバー。
体勢を整えられぬまま転移した先は、一見すると何も無い部屋。
2部屋目のように奇襲されるようなこともなく、ルーカスは僅かに安堵したが…
「いらっしゃ~い♡1名様…じゃなくて、1名様と1匹様ごあんな~い♡」
「っー!」
部屋の奥から聞こえてきたのは緊張感のない間延びした声と人らしきものの足音。
ルーカスは咄嗟に弓矢を手にしたが…その声の主を見た瞬間、言葉を失った。
(黒い蝙蝠の羽、露出の多い服装…そしてこの甘ったるい匂い…間違いない)
相手の容貌を、そして纏う魔力を見て、ルーカスはこのダンジョンの真意を悟る。
「貴方は…淫魔、ですね。それも上位の……このダンジョンの主は、貴方ですか?」
高位のインキュバスが支配するダンジョンならばあの性的欲求の強いゴブリンも、人の恥ずかしい過去をさらけ出す鏡のトラップも頷ける。
ルーカスはそれを理由にこのダンジョンがインキュバスによるものだと考えたが…意外にも彼は首を横に振った。
「んにゃ、違うよ?たかだか4部屋目でダンジョンの主が出るわけないじゃん。…俺はインキュバスロードのキール。このダンジョンを作ったご主人サマの小間使いってとこかな?」
「なっ…!?」
淫魔…キールの言葉にルーカスは絶句した。
インキュバスロードとは、淫魔の中でもサキュバスロードと並ぶ最上種であり、高レベルの冒険者数名を集めてようやく倒せる相手だ。
それに加え…キールは自らを『小間使い』と宣った。
(つまり、このダンジョンの主はこれ以上のバケモノ…!)
勝てるわけが無い。
ルーカスは即座に親子枝を手に取り、それを折ろうと力を……
「だめだめ、逃がさないよ♡」
ーーヒュンッ
「っ、あ…!」
その瞬間、キールの影から細い触手が現れ、素早い動きでルーカスを拘束してしまう。
そしてうつ伏せになるように床に縫い付けられ、ルーカスは歯を食いしばりながらキールを睨みつけた。
「くっ…」
「アンタからはいっぱい精力を搾り取れそうだからね。…むっつりスケベのエルフさん♡」
「っ…!し、シルバー!この拘束を外し……シルバー?」
『……グルルル…』
咄嗟にシルバーを呼び、触手の拘束を外そうとしたルーカス。
しかしシルバーからの反応はなく、それどころか背後から聞こえるのは何かを堪えるような唸り声。
「あぁ、そのワンちゃん。かなり苦しそうだったから解放してあげたよ」
「(解放…?)シルバーに…何を…」
「んっふっふ♡知りたい?」
キールが不敵に笑ったかと思うと、ルーカスの視界にシルバーの前足が見えた。
思わず視線をそちらに向ければ…そこには、異常なほどまでに性器を勃起させたシルバーの姿が。
「ひっ…!(嘘…グランのより、大きい…)」
「よっぽど溜まってたんだね。軽く補助魔法かけただけなのに、こんなにおちんちん立派にしちゃって…♡」
淫魔の魔法はその名の通り、性的行為に関することが殆どだ。
精力の増強、快楽の増大、性欲の強制発露…などなど。
今回キールがシルバーにかけたのは、シンプルな『理性を消し飛ばす魔法』と『性器を大きくする魔法』だった。
「こんなにぶっとくて長いおちんちんで犯されたら、いくら他種族のオスでも孕んじゃうかもね?」
「や、やめ…シルバー、いい子だから…」
『ウゥゥ……』
ルーカスは震える声でシルバーを宥めようとしたが、その目はルーカスを相棒ではなく1匹の雌としてしか見ていなかった。
「じゃあワンちゃんも我慢出来なさそうだし…そろそろ交尾しよっか♡」
「あ、い、いや…!」
ルーカスは抵抗も出来ず、キールが操る影の触手に無理矢理体勢を変えられる。
…それは先程の部屋で見せられたのと同じ、獣と交尾するための四つん這い。
ご丁寧に下半身の衣類まで剥ぎ取られ、シルバーの目の前にはルーカスの慎ましい尻穴が晒されていた。
『……フンッ…』
「ひっ…!や、に、匂いなんて、嗅がないで…!」
入念にルーカスの尻穴の匂いを嗅ぎ、シルバーはいよいよその体にのしかかる。
そして淫魔…キールの魔法により凶悪なまでに硬くなった性器を、ルーカスの狭い尻へと強引にねじ込んでいく。
ーーズプッ…
「ひ、ぁ、あぁあっ…!」
メリメリと割り開くように挿入されていく獣の性器。
100年以上前に1度体験した時とはまるで違い、この行為はルーカスに激痛を与えるのみ。
しかし…
「痛そうだねぇ。…あんまり痛がられると精力も上手く搾り取れないし、ちょこっとお手伝いしてあげるよ」
ーー『感覚共有』
「っー!」
キールが小声で詠唱した瞬間、ルーカスはシルバーの快感と感情を強制的に共有させられてしまう。
その結果押し寄せてきたのは、『種付けしたい』という獣の本能と、雌の胎内に収まった性器の快感。
「(うそ…だ、だめ♡こんなの…昔を思い出しちゃいますっ…♡♡)あ…♡あっ♡んぁああっ♡♡♡♡」
100年以上収まっていたはずの性欲が一気に蘇り、ルーカスは甲高い嬌声をあげる。
その声に呼応したかのようにシルバーも腰を打ち付け、本格的に種付け交尾を始めた。
ーーパンッ パンッ パンッ パンッ!
「おっ♡おひっ♡♡しる、ばぁ♡♡♡しょんにゃ♡はげし、すぎますぅ♡♡♡」
『っ…ワウッ!』
「あっ♡あぁん♡♡お、おく♡♡おくは、らめれぇ♡♡♡」
雌…ルーカスを孕ませようと容赦なく腰をうちつけ、ナカを突き上げるシルバー。
最初こそ戸惑うように言葉を発していたルーカスだが、その瞳は時間と共に濁り始め、体は雄を求め始める。
『ハッハッハッ…!』
「ひぁ♡し、シルバーの♡ケモノおちんちん♡とっても、かたいぃ♡♡そこ、だめ♡♡ほんとに♡ほんとに、雌犬にされちゃうぅ♡♡♡」
いつしか自ら腰を揺らし、ルーカスは嬉々として交尾に興ずる。
その様子をキールは満足気に見下ろすと、にんまりと笑みを浮かべて踵を返した。
「よしよし。ま、ざっとこんなもんかな♡」
『俺の仕事はここまで』と誰にともなく宣言し、その黒い蝙蝠の羽を大きく広げる。
「じゃ、俺帰るから。…文字通り精根尽き果てるまで、交尾頑張ってね♡」
そうしてキールは2人にウィンクをすると、闇に溶けるようにして部屋を去るのであった。
「あひぃっ♡♡し、シルバー♡そこ♡おく♡ゴツゴツ、しにゃいれぇ♡♡♡」
『バウッ!』
パァンッ!
「んほぉお♡♡ご、ごめんにゃさいぃ♡も♡おちんちんに、逆らいませんからぁ♡♡ゆるひて♡い、イク♡♡ひゃくねんぶりに♡メスイキしちゃいますぅ♡♡♡」
キールが立ち去った後もルーカスとシルバーは夢中で交尾に興じていた。
既に影の触手は消え失せていたが、ルーカスは逃げようともせずシルバーの情欲を嬉しそうに受け入れる。
「イク♡イクイクぅ♡♡しるばぁ♡らひて♡おちんぽ汁で、わたしを雌犬にしてぇえ♡♡♡」
『グルル…!』
その叫び声に答えるかのように、シルバーは更に奥まで性器をねじ込むと不意に動きを止める。
…すると次第に性器の根元が膨らみ、ルーカスの尻穴に栓をするような形となった。
「あっ…♡(くる…♡シルバーの…オスの、本気の種付けっ♡♡♡)」
覚えのある感覚にルーカスは嬉しそうな声を上げ、下半身に意識を集中する。
そして……
『ウゥ……アォォォオン!!!!』
ービュクビュクッ!
ーーどぷっ!
「おほぉぉおお♡♡♡い、イク♡♡たねつけされて、イグぅぅう♡♡♡」
遠吠えと共に注がれた大量の精液に、ルーカスは淫らなアヘ顔を晒しながら絶頂する。
…しかし、100年以上抑圧されてきた性欲はこの程度では収まらなかった。
「はぁ…はぁ…♡シルバー…♡もっと、シてくれますよね…?」
『……ワウッ!』
淫靡な瞳で誘う雌犬に、シルバーは肯定するかのように吠える。
こうして2人は何時間もの間…キールの言った通り『精根尽き果てるまで』、夢中で交尾を続けたのであった。
ーー4部屋目 淫魔の部屋 脱落ーー
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ルーカス エルフ・狩人
Lv.64 性別:男 年齢:186
HP:0/380[戦闘不能]
MP:0/100
状態:淫乱、雌落ち、獣姦狂い
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シルバー 狼
Lv.30 性別:男 年齢:16(人換算)
HP:192/420[戦意喪失]
MP:0/0
状態:発情、性器長大、絶倫
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