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愛するがゆえに
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「ベリル様はお元気でしょうか」
「大丈夫よ、サン。いつか一緒にベリル王子の王宮へ戻れるわ」
「マリンにそう言われると、本当に叶う気がするわ」
サンは笑顔を見せて、花の小道を進む。
毎日のようにベリルを楽しませるために用意していた花も今は必要がない。それでもサンは毎朝花を眺めに庭園へ出る。
「ガーネが生きていたら、ベリル様は今頃お幸せに暮らしていたかしら」
「サンがいるんだもの。今でも幸せなはずよ」
「マリンと話すと元気が出るわ」
「じゃあ、ローズマリーを摘んでお茶にしましょう」
マリンは軽やかに石畳を進む。
アウイの王宮での生活は、王宮から出られないこと以外は自由だった。セオも同じ生活をしているのだと思うだけで、真凛は心強くいられた。いつかまた会える。生きていればその日は必ず来るのだと。
真凛はサンから離れて、ローズマリーの咲く花畑へ一足先に向かった。花の群衆の前へしゃがみこもうとした真凛は、ハッと振り返る。視界の隅に銀色の何かが見えたからだ。
セオかもしれない。そう思った真凛の前へ、一人の男が現れる。銀色の髪をした兵士。顔だけは覚えておくようにとアルマンに言われたのはつい昨日のことだ。だから記憶は鮮明で、真凛はすぐに彼が誰であるか気づくことができた。
「近衛隊長のクレーズ様」
「これはこれはマリン様、ご機嫌うるわしゅう」
アルマンほどの年齢の男は深々と頭を下げる。短い銀髪に聡明なグレイの瞳。クレーズは確か、生粋のケルドの民だったか。
「私に何かご用ですか?」
真凛は警戒しながら尋ねる。クレーズの様子からして、真凛の秘密を知っていると確信したからだ。
「いえ、お見かけしたのでお声をかけたまででございます」
「私のことは気にかけない方がいいわ」
「おやおや。噂でございますよ。セオ王子の髪結を陛下が気に入られて連れ去ってきた娘は、なるほど見目麗しいと」
「そんな噂が?」
だからか、と真凛は納得する。
アウイの髪結は何人もいて、真凛にアルマンから与えられる仕事はままごと程度のことばかりだ。形ばかりにアルマンが仕事を作っているだけで、真凛はアウイの夜伽相手とでも思われているのだろう。
「心配しないで。噂は噂でしかないわ」
「ええ、承知しておりますとも。ですからお話が」
クレーズは不意にかがみ、真凛の耳元で囁く。
「今夜セオ王子がいらっしゃいます。マリン様は門の前までお越しください」
「え……」
クレーズはそっと微笑むと一礼して立ち去る。
「マリンっ」
クレーズを呼び止める前に、すぐにサンが現れて真凛の肩をそっと抱く。
「今の方はクレーズ様ね?」
「ええ」
「何のお話を?」
「大した話じゃないわ。私が白の髪結ドレスを着ているから気になったのよ」
真凛はそう言って、胸にそっと手を当てる。今夜セオに会える。その思いばかりが胸を占めて、サンが険しい顔をしているのに気づけなかった。
「私、あの方は好きではないわ」
サンは不安そうに、上の空の真凛の手をぎゅっと握った。
アウイが寝静まるのを確認して、真凛はベッドを抜け出した。真夜中の王宮はひどく静かだ。見回りの兵士も真凛とすれ違っても関心を示さない。
王宮の門の前には居眠りする門兵がいた。真凛はあきれながらも、好都合とばかりに門を押して外へ出る。あっけなく開いた門の先には城下が広がる。
王宮を出て生きていきたい。そう願う気持ちはいまだにある。それでも知らない世界に一人で踏み込む勇気はなく、セオがいてくれたら、と願わずにはいられない。
静かな夜だ。こんなにも街には人がいないのかと思うほど、静寂が目の前には広がっている。
セオが来るなんて、幻聴だったのだろうか。クレーズの言葉が今となっては真実のものだったのかさえわからなくなる。
帰ろう、アウイの部屋へ。そう思って門へ向き直ると、視界の片隅にぼんやりとした白い影がかすめて、真凛はハッとそちらを見やった。
「セオさま……っ」
それはセオの分身だった。いつかのように彼の身体にはセドニーの景色が透けてみえる。
セオに駆け寄り、手を伸ばす。しかしその手は悲しげに微笑む彼を突き抜ける。
触れることも叶わない。寄り添うことも。ただ見つめ合うしかできない。それでも真凛は幸せで、涙があふれた。
「セオ様、聞こえる?」
そう問えば、セオは肯定するようにまばたきをした。
「私のこと……、まだ好き?」
何を言えばいいのかわからなくて、真凛はそう尋ねてしまう。
嫌いになったなら会いになんか来ない。じゃあ愛してるなら? ……それも姉と弟では叶わない恋だ。
「困らせて、ごめんなさい。でもまだセオ様のことが好きだから、姉としてこれからも会ってほしいの」
そんなの嘘。心の中でつぶやいて、無駄だと知りながらセオの手に手を伸ばす。
彼は悲しげに目を伏せて、真凛の手を握ろうとする。指先が触れ合いそうになる。しかし、やはりそれは素通りしてしまう。
セオは真凛を、ひとりの女として会いたいと願ってくれているだろう。アウイが許すなら、今すぐにだって……。
「セオ様、今度はいつ会える?」
そう尋ねると、セオは困り顔をうつむけて、一歩後ずさった。
「もう……、会えない?」
そんなことはない、とセオは首を振るが、スッと闇の中へ溶け込むように消えた。
「セオさま……」
涙がほおを伝ってこぼれ落ちる。
地面に落ちた雫が黒いシミをつくり、乾ききらないうちに真凛は突如首の後ろに強い衝撃を受けて足を崩した。
「ベリル様はお元気でしょうか」
「大丈夫よ、サン。いつか一緒にベリル王子の王宮へ戻れるわ」
「マリンにそう言われると、本当に叶う気がするわ」
サンは笑顔を見せて、花の小道を進む。
毎日のようにベリルを楽しませるために用意していた花も今は必要がない。それでもサンは毎朝花を眺めに庭園へ出る。
「ガーネが生きていたら、ベリル様は今頃お幸せに暮らしていたかしら」
「サンがいるんだもの。今でも幸せなはずよ」
「マリンと話すと元気が出るわ」
「じゃあ、ローズマリーを摘んでお茶にしましょう」
マリンは軽やかに石畳を進む。
アウイの王宮での生活は、王宮から出られないこと以外は自由だった。セオも同じ生活をしているのだと思うだけで、真凛は心強くいられた。いつかまた会える。生きていればその日は必ず来るのだと。
真凛はサンから離れて、ローズマリーの咲く花畑へ一足先に向かった。花の群衆の前へしゃがみこもうとした真凛は、ハッと振り返る。視界の隅に銀色の何かが見えたからだ。
セオかもしれない。そう思った真凛の前へ、一人の男が現れる。銀色の髪をした兵士。顔だけは覚えておくようにとアルマンに言われたのはつい昨日のことだ。だから記憶は鮮明で、真凛はすぐに彼が誰であるか気づくことができた。
「近衛隊長のクレーズ様」
「これはこれはマリン様、ご機嫌うるわしゅう」
アルマンほどの年齢の男は深々と頭を下げる。短い銀髪に聡明なグレイの瞳。クレーズは確か、生粋のケルドの民だったか。
「私に何かご用ですか?」
真凛は警戒しながら尋ねる。クレーズの様子からして、真凛の秘密を知っていると確信したからだ。
「いえ、お見かけしたのでお声をかけたまででございます」
「私のことは気にかけない方がいいわ」
「おやおや。噂でございますよ。セオ王子の髪結を陛下が気に入られて連れ去ってきた娘は、なるほど見目麗しいと」
「そんな噂が?」
だからか、と真凛は納得する。
アウイの髪結は何人もいて、真凛にアルマンから与えられる仕事はままごと程度のことばかりだ。形ばかりにアルマンが仕事を作っているだけで、真凛はアウイの夜伽相手とでも思われているのだろう。
「心配しないで。噂は噂でしかないわ」
「ええ、承知しておりますとも。ですからお話が」
クレーズは不意にかがみ、真凛の耳元で囁く。
「今夜セオ王子がいらっしゃいます。マリン様は門の前までお越しください」
「え……」
クレーズはそっと微笑むと一礼して立ち去る。
「マリンっ」
クレーズを呼び止める前に、すぐにサンが現れて真凛の肩をそっと抱く。
「今の方はクレーズ様ね?」
「ええ」
「何のお話を?」
「大した話じゃないわ。私が白の髪結ドレスを着ているから気になったのよ」
真凛はそう言って、胸にそっと手を当てる。今夜セオに会える。その思いばかりが胸を占めて、サンが険しい顔をしているのに気づけなかった。
「私、あの方は好きではないわ」
サンは不安そうに、上の空の真凛の手をぎゅっと握った。
アウイが寝静まるのを確認して、真凛はベッドを抜け出した。真夜中の王宮はひどく静かだ。見回りの兵士も真凛とすれ違っても関心を示さない。
王宮の門の前には居眠りする門兵がいた。真凛はあきれながらも、好都合とばかりに門を押して外へ出る。あっけなく開いた門の先には城下が広がる。
王宮を出て生きていきたい。そう願う気持ちはいまだにある。それでも知らない世界に一人で踏み込む勇気はなく、セオがいてくれたら、と願わずにはいられない。
静かな夜だ。こんなにも街には人がいないのかと思うほど、静寂が目の前には広がっている。
セオが来るなんて、幻聴だったのだろうか。クレーズの言葉が今となっては真実のものだったのかさえわからなくなる。
帰ろう、アウイの部屋へ。そう思って門へ向き直ると、視界の片隅にぼんやりとした白い影がかすめて、真凛はハッとそちらを見やった。
「セオさま……っ」
それはセオの分身だった。いつかのように彼の身体にはセドニーの景色が透けてみえる。
セオに駆け寄り、手を伸ばす。しかしその手は悲しげに微笑む彼を突き抜ける。
触れることも叶わない。寄り添うことも。ただ見つめ合うしかできない。それでも真凛は幸せで、涙があふれた。
「セオ様、聞こえる?」
そう問えば、セオは肯定するようにまばたきをした。
「私のこと……、まだ好き?」
何を言えばいいのかわからなくて、真凛はそう尋ねてしまう。
嫌いになったなら会いになんか来ない。じゃあ愛してるなら? ……それも姉と弟では叶わない恋だ。
「困らせて、ごめんなさい。でもまだセオ様のことが好きだから、姉としてこれからも会ってほしいの」
そんなの嘘。心の中でつぶやいて、無駄だと知りながらセオの手に手を伸ばす。
彼は悲しげに目を伏せて、真凛の手を握ろうとする。指先が触れ合いそうになる。しかし、やはりそれは素通りしてしまう。
セオは真凛を、ひとりの女として会いたいと願ってくれているだろう。アウイが許すなら、今すぐにだって……。
「セオ様、今度はいつ会える?」
そう尋ねると、セオは困り顔をうつむけて、一歩後ずさった。
「もう……、会えない?」
そんなことはない、とセオは首を振るが、スッと闇の中へ溶け込むように消えた。
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