15 / 72
作り話(1/2)
しおりを挟む
準備ができたのでロビーに向かう。もうすぐ19時だ。
「殿下が到着されたようです。」と執事長が言ったので扉のほうを見ると数名の人たちがガヤガヤとロビーに入って来た。
(このお出迎え、私も参加する必要があるのかな?)
見るとレオンハルト殿下はアダルベルト様に支えられてフラフラだ。
「リリーシア嬢!手伝って!」
「あ、はい!」
私を見つけたアダルベルト様が名前を呼んだので近付いていく。
「かなり具合が悪いようですが、どうされたのですか。」
「大丈夫・・・戦闘機酔いだ。」
戦闘機酔い?初めて聞く単語だ。
殿下は今日は陸・海・空軍の入隊式で5都市21箇所の入隊式に参列した。サルニア帝国は広大で4つのタイムゾーンがあり、西と東で4時間の時差がある。最初に朝9時を迎える都市を起点に全ての都市を音速を超える速さの戦闘機で移動させられたらしい。
「最後に乗せてくれたパイロットがアクロバット飛行を披露して、それでちょっと目眩がするようになった。」
酷い!帝国の皇太子が何でこんな目に合わなければならないのだろう。
「殿下はもっと憤慨してもいいと思います。」
「彼の上官が鬼の形相で怒ってたから俺は怒るタイミングを逃してしまって・・・」
「部屋はもうすぐですが、少し服を緩めていいですか?」
「ああ」
私はレオンハルト殿下の首元に手を伸ばして軍服のホックとボタンを外して上着を緩めた。
服を開けさせると熱を帯びたベルガモットと今まで嗅いだことのない良い香りがして心臓がドキッとした。鼓動が早くなって困惑する。
(何この動悸・・・ベルガモットと思いきや実は神経毒なんじゃ?)
いや、動機はあるけど息切れも痺れもないから違うか。でも運動もしていないのに心臓がこんなに早く脈打つなんて絶対におかしい。
「リリーシア嬢、俺と君でレオを部屋まで連れていくぞ。今の時間、3階以上にいける人間は少ない。」
3階以上は皇室の居住区でそもそも出入りできる人たちが限られているし、清掃作業などをするスタッフは入館できる時間帯が決まっていて、24時間3階以上に自由に出入りできる人達はかなり限られている。
眼球認証で管理されていて、入館が許されているスタッフも勤務が無い日は入館できなくなっている。
3階以上に行けるエレベーターに3人で乗った。
「侍従長でも良かったのではないですか?」
「いや、加齢臭漂うおっさんの肩といい匂いがする美女の肩のどっちを借りたいかって愚問じゃないか?」
うーん、殿下はどっちでもいいんじゃないかな。
5階に着くと豪華な廊下が現れる。絨毯だけでいくらかかっているんだろう。こんな立派な絨毯を前にすると、誰も見ていなかったら開脚前転をする人が20人に1人はいると思う。ちなみに4階は大理石の廊下だ。子供が使うことを想定して汚れないような配慮と思われる。
廊下は天井がガラスで採光できるようになっていて明るい時間帯だったら素敵だったのだろうな。
広いフロアに扉は7つ。皇太子の居間、皇太子妃の居間、温室、侍女侍従の部屋が4つのようだ。
ところで、最初に鼓動が早くなってから収まる気配がない。どうしよう、どうなるの私。飲み物を飲んで落ち着きたい。
20代前半くらいのかわいい顔をした侍女と10代後半くらいの少しきつめな顔の侍女と警備の男性が扉の前にいた。
「「おかえりなさいませ。」」
レオンハルト殿下は黙ってうなずいた。侍女は扉を開けて殿下の脱いだ上着を受け取ってドレスルームに殿下を案内した。可愛い顔の方の侍女は殿下の着替えの手伝いをしていて、キツめな顔の方の侍女はお茶を3人分淹れてくれていた。
「リリーシア嬢、もう少し準備に時間がかかるだろうからリシア嬢に温室を案内してもらったら?」
アダルベルト様・・・藪から棒だなと思ったけれど、そういえばレオンハルト殿下が間諜を泳がせているようなことを前に言っていたからもしかしたらこの人を遠ざけて何か話がしたいのかもしれない。
「それではお願いできますか?」
キツめの顔のリシア嬢は少し不満そうに応じた。彼女はバーグハー伯爵家の令嬢らしい。
さっきまで満たされていた私の気持ちは、みるみるうちに萎んでいって、早かった鼓動もすっかり落ち着いていた。
「ナイトプール、きれいですね。」
「ええ」
う・・・会話が続かない!間諜なのであればあまり余計なことを話さないほうが良いかもしれないけどね。30分ほど経ってからレオンハルト殿下とアダルベルト様が迎えに来てくれた。
私達は3階の食堂に向かった。食堂は30人が着席で食事ができる広さだ。シガールームとティールームも併設されている。
その広い食卓にテーブルセットは2つだけだった。あれ?アダルベルト様と二人で食事するつもりだったのか。
私は部屋に簡単なものを運んでもらえばいいや。
「それでは私は部屋に戻ります。」
「「は?」」
「?」
「俺、ここで一人寂しく食事しなきゃいけないの?」
「アダルベルト様と二人で食事されるのかと思いまして・・・」
「いや、俺もう今日はもう4時間以上超過勤務しているし開放されたいよ!じゃあ、初めての二人の夕餉を楽しんでください。リリーシア嬢は念の為、今日はレオが倒れないように肩を貸して移動してもらえると助かるな。」
アダルベルト様は「じゃーね」と言いながら手をヒラヒラさせて出ていった。アダルベルト様が出ていくと給仕がシャンパンとアペタイザーを持って入室してきた。
「飲むんですか?!」
「だって、船酔いしないためにお酒を飲むじゃん。」
「あれは乗る前に飲むみたいですよ。」
大丈夫だと言うのでお相伴させていただくことにした。私も社会人初日記念だしね。あの卒業式の日以来のお酒だ。
「疲れたー。気分変えるために何か面白い話がききたいなー」
レオンハルト殿下はシャンパンを飲み干してそう言った。
「無茶振りしますね。面白い話と銘打った話はたいてい面白くないっていうのが定説です。」
「じゃあ、オチのない話でもいいよ。」
そういわれても漠然としすぎじゃないですか。
「うーーん、じゃあ作り話でもしましょうか。」
「作り話・・・いいんじゃない?」
「そうですね・・・えーと・・・。父がマクレガー領に製薬会社を作ろうとした切っ掛けについて話しますね。」
「ふむ」
「マクレガー領にシュノー湖っていう湧き水を水源にしたきれいな湖があるんですけど・・・父がある日、釣りにでかけたら、突然水の中からブクブクと水疱が湧いてきて突然獣が顔を出したそうなんです。」
「ほぉ」
「それは川藻をかつらのように被ったカピバラで」
「ふっ・・・うん。」
「父をジッと見つめたらしいんですね。父は頭の中でカピバラの声を聞き取ったらしいんですよ。」
「へえ、何て?」
「この川藻の成分を使って毛生え薬が作れる、と。それを元に作った発毛促進剤が順調に行けば来年認可される予定です。」
「マジか。」
「いえ、作り話ですから。」
「ふふふ、ジワジワとくるな。カピバラ」
本当にどうでもいい話をしてしまった。「じゃあ、俺もやってみようかな。」と殿下が言う。
「ちょっとだけ本当の話を混ぜると作り話しやすいですよ。」
「今の話の本当の部分はどこなの?」
「発毛促進剤を開発しているって話と川藻から発見した成分が入っていることです。」
殿下は10秒ほど天井を見て作り話を考えているようだった。
「先帝陛下の顔を覚えているか?」
「はい。」
「殿下が到着されたようです。」と執事長が言ったので扉のほうを見ると数名の人たちがガヤガヤとロビーに入って来た。
(このお出迎え、私も参加する必要があるのかな?)
見るとレオンハルト殿下はアダルベルト様に支えられてフラフラだ。
「リリーシア嬢!手伝って!」
「あ、はい!」
私を見つけたアダルベルト様が名前を呼んだので近付いていく。
「かなり具合が悪いようですが、どうされたのですか。」
「大丈夫・・・戦闘機酔いだ。」
戦闘機酔い?初めて聞く単語だ。
殿下は今日は陸・海・空軍の入隊式で5都市21箇所の入隊式に参列した。サルニア帝国は広大で4つのタイムゾーンがあり、西と東で4時間の時差がある。最初に朝9時を迎える都市を起点に全ての都市を音速を超える速さの戦闘機で移動させられたらしい。
「最後に乗せてくれたパイロットがアクロバット飛行を披露して、それでちょっと目眩がするようになった。」
酷い!帝国の皇太子が何でこんな目に合わなければならないのだろう。
「殿下はもっと憤慨してもいいと思います。」
「彼の上官が鬼の形相で怒ってたから俺は怒るタイミングを逃してしまって・・・」
「部屋はもうすぐですが、少し服を緩めていいですか?」
「ああ」
私はレオンハルト殿下の首元に手を伸ばして軍服のホックとボタンを外して上着を緩めた。
服を開けさせると熱を帯びたベルガモットと今まで嗅いだことのない良い香りがして心臓がドキッとした。鼓動が早くなって困惑する。
(何この動悸・・・ベルガモットと思いきや実は神経毒なんじゃ?)
いや、動機はあるけど息切れも痺れもないから違うか。でも運動もしていないのに心臓がこんなに早く脈打つなんて絶対におかしい。
「リリーシア嬢、俺と君でレオを部屋まで連れていくぞ。今の時間、3階以上にいける人間は少ない。」
3階以上は皇室の居住区でそもそも出入りできる人たちが限られているし、清掃作業などをするスタッフは入館できる時間帯が決まっていて、24時間3階以上に自由に出入りできる人達はかなり限られている。
眼球認証で管理されていて、入館が許されているスタッフも勤務が無い日は入館できなくなっている。
3階以上に行けるエレベーターに3人で乗った。
「侍従長でも良かったのではないですか?」
「いや、加齢臭漂うおっさんの肩といい匂いがする美女の肩のどっちを借りたいかって愚問じゃないか?」
うーん、殿下はどっちでもいいんじゃないかな。
5階に着くと豪華な廊下が現れる。絨毯だけでいくらかかっているんだろう。こんな立派な絨毯を前にすると、誰も見ていなかったら開脚前転をする人が20人に1人はいると思う。ちなみに4階は大理石の廊下だ。子供が使うことを想定して汚れないような配慮と思われる。
廊下は天井がガラスで採光できるようになっていて明るい時間帯だったら素敵だったのだろうな。
広いフロアに扉は7つ。皇太子の居間、皇太子妃の居間、温室、侍女侍従の部屋が4つのようだ。
ところで、最初に鼓動が早くなってから収まる気配がない。どうしよう、どうなるの私。飲み物を飲んで落ち着きたい。
20代前半くらいのかわいい顔をした侍女と10代後半くらいの少しきつめな顔の侍女と警備の男性が扉の前にいた。
「「おかえりなさいませ。」」
レオンハルト殿下は黙ってうなずいた。侍女は扉を開けて殿下の脱いだ上着を受け取ってドレスルームに殿下を案内した。可愛い顔の方の侍女は殿下の着替えの手伝いをしていて、キツめな顔の方の侍女はお茶を3人分淹れてくれていた。
「リリーシア嬢、もう少し準備に時間がかかるだろうからリシア嬢に温室を案内してもらったら?」
アダルベルト様・・・藪から棒だなと思ったけれど、そういえばレオンハルト殿下が間諜を泳がせているようなことを前に言っていたからもしかしたらこの人を遠ざけて何か話がしたいのかもしれない。
「それではお願いできますか?」
キツめの顔のリシア嬢は少し不満そうに応じた。彼女はバーグハー伯爵家の令嬢らしい。
さっきまで満たされていた私の気持ちは、みるみるうちに萎んでいって、早かった鼓動もすっかり落ち着いていた。
「ナイトプール、きれいですね。」
「ええ」
う・・・会話が続かない!間諜なのであればあまり余計なことを話さないほうが良いかもしれないけどね。30分ほど経ってからレオンハルト殿下とアダルベルト様が迎えに来てくれた。
私達は3階の食堂に向かった。食堂は30人が着席で食事ができる広さだ。シガールームとティールームも併設されている。
その広い食卓にテーブルセットは2つだけだった。あれ?アダルベルト様と二人で食事するつもりだったのか。
私は部屋に簡単なものを運んでもらえばいいや。
「それでは私は部屋に戻ります。」
「「は?」」
「?」
「俺、ここで一人寂しく食事しなきゃいけないの?」
「アダルベルト様と二人で食事されるのかと思いまして・・・」
「いや、俺もう今日はもう4時間以上超過勤務しているし開放されたいよ!じゃあ、初めての二人の夕餉を楽しんでください。リリーシア嬢は念の為、今日はレオが倒れないように肩を貸して移動してもらえると助かるな。」
アダルベルト様は「じゃーね」と言いながら手をヒラヒラさせて出ていった。アダルベルト様が出ていくと給仕がシャンパンとアペタイザーを持って入室してきた。
「飲むんですか?!」
「だって、船酔いしないためにお酒を飲むじゃん。」
「あれは乗る前に飲むみたいですよ。」
大丈夫だと言うのでお相伴させていただくことにした。私も社会人初日記念だしね。あの卒業式の日以来のお酒だ。
「疲れたー。気分変えるために何か面白い話がききたいなー」
レオンハルト殿下はシャンパンを飲み干してそう言った。
「無茶振りしますね。面白い話と銘打った話はたいてい面白くないっていうのが定説です。」
「じゃあ、オチのない話でもいいよ。」
そういわれても漠然としすぎじゃないですか。
「うーーん、じゃあ作り話でもしましょうか。」
「作り話・・・いいんじゃない?」
「そうですね・・・えーと・・・。父がマクレガー領に製薬会社を作ろうとした切っ掛けについて話しますね。」
「ふむ」
「マクレガー領にシュノー湖っていう湧き水を水源にしたきれいな湖があるんですけど・・・父がある日、釣りにでかけたら、突然水の中からブクブクと水疱が湧いてきて突然獣が顔を出したそうなんです。」
「ほぉ」
「それは川藻をかつらのように被ったカピバラで」
「ふっ・・・うん。」
「父をジッと見つめたらしいんですね。父は頭の中でカピバラの声を聞き取ったらしいんですよ。」
「へえ、何て?」
「この川藻の成分を使って毛生え薬が作れる、と。それを元に作った発毛促進剤が順調に行けば来年認可される予定です。」
「マジか。」
「いえ、作り話ですから。」
「ふふふ、ジワジワとくるな。カピバラ」
本当にどうでもいい話をしてしまった。「じゃあ、俺もやってみようかな。」と殿下が言う。
「ちょっとだけ本当の話を混ぜると作り話しやすいですよ。」
「今の話の本当の部分はどこなの?」
「発毛促進剤を開発しているって話と川藻から発見した成分が入っていることです。」
殿下は10秒ほど天井を見て作り話を考えているようだった。
「先帝陛下の顔を覚えているか?」
「はい。」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる