俺の異世界生活~お詫びチートで最強になった件~

#かふぇもか*

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森での生活

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目が覚めたら森だった。
服は、長袖と長ズボンの上に、少し厚めの上着を羽織ってある。姿は小学三年生くらい...?
胎児からじゃないだけマシか。

「おお、ほんとに漫画の世界みたいだなぁ...そういえば、魔法って使えるのかな...?」

物は試しだ。まずは王道のファイアボールとかかな?

「ファイアボール!」

俺が手に力を込めて、唱えた瞬間、ボッという音と共に、手のひらから火の玉が飛び出して行った。ん、待てよ...ここ、森だよな?火って...。

「うわぁ!?」

気づいた時には時すでにお寿司。いや遅し。メラメラと炎が俺の周りを囲っていた。
こういう時には水属性魔法で...

「ウォーター!」

ファイアボールと同じように、手のひらから水が飛び出た。
ジューっという音と共に炎は収まった。

「何とか収まったか...」

他にもいろいろな属性の魔法を試してみたが、どれも良好。神すげぇ。
そんなこんなで色々やっているともう夕方になっていた。グーーッという音と共にある問題に気づく。そう。食料がない。

「森だから果物でも木の実でもないのかな...?」

と思い、辺りを散策してみるが、前世のような果物は見つからない。やっぱり歪な形だが食べてみるしかないのか...?でも毒があったら...。そんな事を考えてると重要なことに気づく。

「鑑定スキルとアイテムボックス!!」

これで毒がないかは確認出来るので、とりあえずさっき見つけたラグビーボールのような形の、青とピンクの果物に手をかざして鑑定してみる。

【ラミリネア】
・前世でいうライチのような味のする果物。。毒はない。主に森等に生えている。

おお、前世に例えてくれるのか。分かりやすくていいな。ライチのような味のする果物...か。毒はないようだし、ひと口食べてみる。

シャクッという音と共に口の中に果汁が広がる。とても美味しい。食感はりんごや梨のような...不思議な味わいだ。色と形は歪だが、味は美味しいのでこれは食料としてアイテムボックスにいくつか入れておこう。なくなってもここら辺に沢山生えてるしな。
それよりも、もう辺りも暗いし、寝床を探さねば...。魔物とかもいるかもしれないし。

辺りを見渡すが、木とラミリエアしか周りにはない。木に登って寝るしかないか...?

俺は前世でも運動神経は悪い方だ。そんな木なんて登れるだろうか。漫画でもよくある身体強化というものをやってみようかな。と思い、ファイアボールと同じように、体に力を込めてみる。
試しにぴょんと少し跳ねてみる。

ヴンッという音がして、次の瞬間、俺は木を優に超える高さまで飛んでいた。

「ふぇぇぇ!?!?」

驚いておかしな声が出てしまった。シュタッと着地して、次は力を少し押えて、木の枝の中でもかなり太い枝に向かって飛んでみる。

ビュンッ。

着地は成功したようだ。とりあえず、上着を下に引いて、寝そべってみる。
少し試してみただけだったが、疲れていたのか、すぐに俺は眠りについた。


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