辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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楽しみにしていた遺跡調査の始まりだ!!

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「起きてリア」



名前を呼ばれながら体をゆすられて私は目を覚ました。

目を開けて最初に視界に入ったのはディアナで起きたのにまだ私を一生懸命にゆすっている。



「起きたよディアナ」



そう言うとディアナは手を放して微笑む。



「おはよう、もう朝よ」



「起こしてくれてありがとうね」



なんてったって今日から遺跡の調査が始まる!なのに寝過ごしました!!ってなったらかなりへこむからね!!



「あ!おはようティファ」



ディアナと話していたらティファが体をすり寄せて来て『ウミャ』と挨拶をしてくれたので私も挨拶をする。



「んじゃ外に出よう」



そう言った後にテントを出ればもう他の皆は起きていて様々な作業をしていてどうやら綿債が一番最後に起きたみたいだ。



「起きたみたいね、おはようリア」



テントから出てすぐに私を見つけたユリアンがそう声を掛けて来たので私も『おはようユリアン』と反しもう一度周囲を見渡す。



「どうやら昨日の夜はお客さんが来なかったみたいだね」



周囲を見た感じ魔物が出た感じは無いし死体も無かった。



「ええ・・・おかげで静かに過ごす事が出来たわ」



やっぱりオーガが『活性化』の原因かな?と思っているとユリアンが真剣な顔で口を開く。



「リアの仮説が正しかったみたいね、これからどうなると思う?昨日言ってたみたいに『活性化』は収まると思う?」



「多分ね」



オーガがいなくなった事で他の魔物も落ち着きを取り戻すと思うんだよね。



「なら予定通り今日から此処の遺跡の調査を始めましょう」



「わかった」



さあさあ!!楽しみにしていた遺跡調査の始まりだ!!











「・・・・・・・・と意気込んだのはいいけど」



さあ調査開始だ!!と意気込んだのはいいけど目の前にあるのは『建物がありました』と言わんばかりの蔦に覆われた建物を支えたであろう石柱や原形をとどめていないボロボロな壁があるだけで他にはオーガ達が住むために集めて来た木材らしき物やオーガ達が生活に必要な物だけ。



「取り合えず石柱や壁を調べてみようか」



私がそう言うと調査隊の皆が石柱と壁を調べ始めて私も近くの石柱を調べ始める。

・・・・・・ただの石柱だね!と結論付けて周りを見てみると他の皆も同じ結論に達したのか『何もない』とか『ただの壁だ』とか知らせてくれた。



「ティファ・・・何かあると思う?」



私の隣でお座りしているティファにそう聞くとティファが立ち上がり周りを調べるように歩き回る。

その姿を見た後に私はユリアンに視線を向ける。



「もし見つからなかったらどうする?少しの間此処に滞在して周囲も調べてみる?」



私の問いにユリアンは少し考えてから頷き口を開く。



「今ティファが調べてみるからなくても2日は滞在して周囲も調べてみましょう、遺跡の事もあるけど『活性化』の事も気になるし」



まあ昨日の夜に魔物が襲ってこなかったから沈静化に向かってるとは思うけど確かに気にはなるよね。



「ん?どうだったティファ?」



いつの間にか周囲を調べ終わったティファが私の隣に座って見上げていたので私は屈みこみティファの頭を撫でながらそう聞くとティファが尻尾をだらんとさせ『きゅーん』と悲しそうな声を上げた。



「見つけられなかったんだね?気にしなくていいんだよティファ」



悲しそうに私を見るティファをさらに撫でてその後に抱きつく。



「頑張って探してくれてありがとうね」



本当にこの子はいい子だね!!

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