レディース異世界満喫禄

日の丸

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スキルの有効活用だ!!

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あたしはしばらくこの街で過ごそうと思い色々な店を教えてもらった。

食料品・衣服・武器・書物・生活道具etc.

もちろんいつ旅に出てもいいように様々な調理器具、あと携帯コンロ(魔道炎と言うらしい)とテントも買って【アイテムボックス】に放り込んである。

料理ができるかって?もちろん向こうではお湯を入れて3分くらい待つことはできるよ!

なのになぜ調理器具とかを買ったかというと、ふと思ったのだ!!

【叡智の書】で料理に関する情報調べて1回でも料理をすれば料理スキルがMAXになるはずと!!

うんうんスキルの有効活用だ!!




「ありがとうね色んな場所教えてくれて」




そして今この街の中央公園で3人でベンチに座って話をしていた。

この公園かなり広く多分東京ドームくらいはあるんじゃなかろうか。

常に屋台が出ているらしくお昼はそれですませた。

もちろんニアとエステルにもおごった。

もうね、ギンガ大喜びだよ、臭いで惹きつけられ食べて喜んでまた臭いでを4回くらい繰り返してご満悦のご様子ですよ。




「喜んでもらってよかったです!私達も楽しかったもん」




とまたニアたちとお話していたら5歳位の女の子がもじもじしながらきて




「あのお姉ちゃん・・・・おおかみさんさわっていい?」




上目ずかいでたずねてきた。

なのでこの子の目線になるまでしゃがみ込み




「いいよ、でもギンガが嫌がることはしないでね?君も嫌がることをされたらいやでしょ?」




あたしの目を見て女の子がこくこくうなずく。




「ならいいよ、ニア、エステル、一緒にお願い、ギンガ食後の運動で子供たちと遊んであげて」




「「はーい」」「ガルゥ♪」




で・・・・・・10分後くらいには子供が20人くらいになってその周りに大人たち(親だとおもう)が微笑んでいるという光景が出来上がっていた。




うーーーーーん平和だ。




そのあとニアとエステルを送って昨日泊まった宿に戻り晩御飯を食べた。

めっちゃ上手い!!この世界のご飯てハズレなしなんだけど!

今日のメニューはオーク肉の香草焼きとパンと野菜スープだ。

うまうま!だから今日も!




「5人前追加で!!」




部屋に戻って風呂に入った後あたしは針を武器に黒いスカーフを相手にチクチク戦いを挑んでいた。




チクチクチクチクチクチク




「できたー!!ギンガおいでー!!」




ギンガのの首に今刺繍を施したスカーフを巻き付けちょっと離れその姿を確認する。




「うんうん!似合っている!これで完全にあたしのチーム入りだ!」




そう黒いスカーフにはあたしの特攻服と同じ刺繍を入れたのだ!!!

ちなみに特攻隊長 ギンガと名を入れた。




ギンガが気に入ってくれたのか尻尾の振りがすごい。

今日もギンガを抱き枕にして眠りについた。

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