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閑話 騎士の剣は誰が為に3
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【ドラクーン】の首魁の作戦提案に乗り陣の向きを変えて暫くするとわが軍の探知持ちが魔物を捉え味方に知らせる為に大声で叫ぶ。
「魔物がきたぞぉぉぉぉぉぉ!!」
その後魔物が大量に出てきたところにあいつのがパーティーが向かって行って、個々に魔法を放ち殲滅させた・・・・それを見て俺達はあ然とする。
「あいつ等従魔がいなくても強くねえか?」
「もしかして3000人いても勝てないかもしれねぇ」
部下達がその光景を見ながらそう言ってるが、その気持ちはとてもわかる・・・・俺も同じだからだ。
「何なのだあの女は」
迫りくる魔物を瞬殺し森の中へと入っていく姿を見ながらそう呟きながら頬に伝わる冷や汗をぬぐう。
スタンピードが起きなければあの力は俺達に向けられているはずだったのだ、それを考え体中に冷や汗が出る。
「ラッチ隊長!次が来ました!!」
見ると先程よりは少ないが魔物が来たので武器を構え声を張り上げる。
「来るぞ!!気は抜くな!決して一人で当たろうとするなよ!協力しながら戦え!」
そう言いながら向かい来るゴブリンを切り捨てる。
スタンピードが起きたのに魔物の数が思ったより少なく感じる、多分あいつらがダンジョンに向かいながら倒してくれているのであろう、正直認めたくはないがあいつらのお陰で俺の部隊の被害は少なくなるかもしれない・・・そう思っていたら視線の先の空に炎の竜巻が見えたので俺は声を上げる。
「合図だ!もう少し耐えたら動くぞ!!」
その後は消化試合のようだった、囲んで魔法や弓で狩り動けなくなった奴に武器でとどめを刺す・・・を繰り返し一応の収束を得る事が出来た。
その後
食事を提供され休んだ後彼女の提案を受け各部隊に魔物殲滅の命を出して俺も出発することにした。
「本当に俺達は何をやっているのだろうな」
思い出されるのは彼女の話・・・・・国が起こした内戦後の政策の影響を彼女にひたすら聞かされどうすべきかを考えさせられた。
本来なら口だけの言葉に誰も耳を貸さないだろうが、彼女は違う・・・・これまでの対応・・・・街を攻めた部隊とスタンピードへの対応全てが民の為なのだ、しかも今回の『散らばった魔物狩り』も民の為・・・・放置していたら『絶対に犠牲者が出る』そう言って俺を睨みながら『あんた等が暴れ出したせいで討伐者達は王都方面に逃げた、だから戦う人間が足りないのさ、だから協力して』と言われれば断れる訳もない。
そして俺達は部隊を分けて魔物を狩りに出て狩りをし、戻った時それは起こった。
「なに?お前の部隊の奴が78人もあいつに殺されただと?」
合流し再編成している最中各部隊のリーダーを集め情報共有しているときの報告に俺はしかめ面で聞き返した。
「はい!いきなり襲ってきました、不意打ちを受けなすすべもなく78人も失いました、申し訳ありません」
あいつとの約束はスタンピードが収まるまでの共闘だ、それをあいつ自らが破ってきた?今までのあいつの言動を見る限り約束を破る奴とは思えないのだが?どうすべきだ?・・・・・・・・・・・よし。
「ケネスダスの前に陣を張る!!急げよ!!」
俺の指示にあわただしくなる騎士達、そしてそんな俺を驚いた顔で見ている報告してきた騎士。
「隊長!何を考えているのです!このまま街に攻め込みましょう!」
「あいつらが帰ってくるのを迎え撃つ!仲間の無念を晴らす」
俺がそう言って睨むと渋々頷きさがっていった。
「なかなか気合の入ったお出迎えだけどこれはどういうことだい」
それから一日後あいつらが帰ってきて俺達を睨みながら言ってきたので俺もあいつ等を睨みながら大声で答える。
「貴様等!!なぜ我らの仲間を手をかけた?貴様の手にかかって78人が命を落としたのだぞ」
「あんたに一つ聞きたい」
睨みながら口を開いた彼女が思いもよらない事を聞いてきた。
「あんた等の部下は盗賊上がりの奴が多いのか」
「何?」
何を言っている?そんな訳はないではないか、俺達は国の為に尽くす騎士で会って、決して盗賊上がりなどとは違う。
「いきなりあたし達を囲んで『犯罪者と手をを組んで魔物退治とかまったく副長は何考えてんだか』とか
『そう言うなよ、おかげで俺達に手柄が転がってきたんだからな』とか『こいつらを殺して食糧を奪ってさっさと国境に行こうぜ』とか言われた後襲われたんだけどね」
「何だと?」
それを聞いた途端少なからず失望感が俺を襲う。
「あたし達も大人しく殺される訳にはいかなかったから抵抗させてもらったのさ」
「隊長!あんな奴と部下である我々とどっちを信じるんですか!!我々でしょう!!早く奴らを倒し国境に向かいましょう!!」
部下の言葉に俺はあの女の方が正しいと確信した・・・・そして俺はあいつのしてきたと事と俺達がしてきた事を思い浮かべ・・・・決心した。
「まあ信じる信じないはアンタに任せる、んじゃやり合おうか?」
構えをとるあいつと従魔を見、俺は冷静を装い提案する。
「待て・・・・・代表者同士での戦いを提案する」
あいつは魔法、判断、行動、カリスマ、どれもがかなりのものだと思うが本人の『武』を見せてもらっていないのでぜひ知りたい。
・・・・・・・・・・そう思っていたのだがすぐに負けた。
だがこれで吹っ切ることができた、俺は国の騎士としてではなくアラビータに住む一人の人間としてこの女・・・・・いやジャンヌダルクに仕えこの国を立て直して見せる。
この剣と騎士の誇りに誓って。
「魔物がきたぞぉぉぉぉぉぉ!!」
その後魔物が大量に出てきたところにあいつのがパーティーが向かって行って、個々に魔法を放ち殲滅させた・・・・それを見て俺達はあ然とする。
「あいつ等従魔がいなくても強くねえか?」
「もしかして3000人いても勝てないかもしれねぇ」
部下達がその光景を見ながらそう言ってるが、その気持ちはとてもわかる・・・・俺も同じだからだ。
「何なのだあの女は」
迫りくる魔物を瞬殺し森の中へと入っていく姿を見ながらそう呟きながら頬に伝わる冷や汗をぬぐう。
スタンピードが起きなければあの力は俺達に向けられているはずだったのだ、それを考え体中に冷や汗が出る。
「ラッチ隊長!次が来ました!!」
見ると先程よりは少ないが魔物が来たので武器を構え声を張り上げる。
「来るぞ!!気は抜くな!決して一人で当たろうとするなよ!協力しながら戦え!」
そう言いながら向かい来るゴブリンを切り捨てる。
スタンピードが起きたのに魔物の数が思ったより少なく感じる、多分あいつらがダンジョンに向かいながら倒してくれているのであろう、正直認めたくはないがあいつらのお陰で俺の部隊の被害は少なくなるかもしれない・・・そう思っていたら視線の先の空に炎の竜巻が見えたので俺は声を上げる。
「合図だ!もう少し耐えたら動くぞ!!」
その後は消化試合のようだった、囲んで魔法や弓で狩り動けなくなった奴に武器でとどめを刺す・・・を繰り返し一応の収束を得る事が出来た。
その後
食事を提供され休んだ後彼女の提案を受け各部隊に魔物殲滅の命を出して俺も出発することにした。
「本当に俺達は何をやっているのだろうな」
思い出されるのは彼女の話・・・・・国が起こした内戦後の政策の影響を彼女にひたすら聞かされどうすべきかを考えさせられた。
本来なら口だけの言葉に誰も耳を貸さないだろうが、彼女は違う・・・・これまでの対応・・・・街を攻めた部隊とスタンピードへの対応全てが民の為なのだ、しかも今回の『散らばった魔物狩り』も民の為・・・・放置していたら『絶対に犠牲者が出る』そう言って俺を睨みながら『あんた等が暴れ出したせいで討伐者達は王都方面に逃げた、だから戦う人間が足りないのさ、だから協力して』と言われれば断れる訳もない。
そして俺達は部隊を分けて魔物を狩りに出て狩りをし、戻った時それは起こった。
「なに?お前の部隊の奴が78人もあいつに殺されただと?」
合流し再編成している最中各部隊のリーダーを集め情報共有しているときの報告に俺はしかめ面で聞き返した。
「はい!いきなり襲ってきました、不意打ちを受けなすすべもなく78人も失いました、申し訳ありません」
あいつとの約束はスタンピードが収まるまでの共闘だ、それをあいつ自らが破ってきた?今までのあいつの言動を見る限り約束を破る奴とは思えないのだが?どうすべきだ?・・・・・・・・・・・よし。
「ケネスダスの前に陣を張る!!急げよ!!」
俺の指示にあわただしくなる騎士達、そしてそんな俺を驚いた顔で見ている報告してきた騎士。
「隊長!何を考えているのです!このまま街に攻め込みましょう!」
「あいつらが帰ってくるのを迎え撃つ!仲間の無念を晴らす」
俺がそう言って睨むと渋々頷きさがっていった。
「なかなか気合の入ったお出迎えだけどこれはどういうことだい」
それから一日後あいつらが帰ってきて俺達を睨みながら言ってきたので俺もあいつ等を睨みながら大声で答える。
「貴様等!!なぜ我らの仲間を手をかけた?貴様の手にかかって78人が命を落としたのだぞ」
「あんたに一つ聞きたい」
睨みながら口を開いた彼女が思いもよらない事を聞いてきた。
「あんた等の部下は盗賊上がりの奴が多いのか」
「何?」
何を言っている?そんな訳はないではないか、俺達は国の為に尽くす騎士で会って、決して盗賊上がりなどとは違う。
「いきなりあたし達を囲んで『犯罪者と手をを組んで魔物退治とかまったく副長は何考えてんだか』とか
『そう言うなよ、おかげで俺達に手柄が転がってきたんだからな』とか『こいつらを殺して食糧を奪ってさっさと国境に行こうぜ』とか言われた後襲われたんだけどね」
「何だと?」
それを聞いた途端少なからず失望感が俺を襲う。
「あたし達も大人しく殺される訳にはいかなかったから抵抗させてもらったのさ」
「隊長!あんな奴と部下である我々とどっちを信じるんですか!!我々でしょう!!早く奴らを倒し国境に向かいましょう!!」
部下の言葉に俺はあの女の方が正しいと確信した・・・・そして俺はあいつのしてきたと事と俺達がしてきた事を思い浮かべ・・・・決心した。
「まあ信じる信じないはアンタに任せる、んじゃやり合おうか?」
構えをとるあいつと従魔を見、俺は冷静を装い提案する。
「待て・・・・・代表者同士での戦いを提案する」
あいつは魔法、判断、行動、カリスマ、どれもがかなりのものだと思うが本人の『武』を見せてもらっていないのでぜひ知りたい。
・・・・・・・・・・そう思っていたのだがすぐに負けた。
だがこれで吹っ切ることができた、俺は国の騎士としてではなくアラビータに住む一人の人間としてこの女・・・・・いやジャンヌダルクに仕えこの国を立て直して見せる。
この剣と騎士の誇りに誓って。
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