レディース異世界満喫禄

日の丸

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これでドラゴン料理が食べれる!!

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「モンドいる?」



バックヤードに入って近くで作業していた店員に声を掛ける。



「オーナーいらしてたんですね、店長は今奥で作業していますよ」



そう言って奥にある調理場に視線を向けたのであたしは頷く。



「わかったべ、仕事中ごめんね作業に戻って」



そう言った後調理場に入りモンドを見つけたので声を掛ける。



「モンド」



調理しているモンドはあたしを見ずに口を開く。



「少し待て」



声を掛けたら即答でそう言われたので黙って待つ。



「野菜レバーできたぞ!」



美味そう!!でももうお腹いっぱいなんだよねぇ・・今度食べてみよう。



「すまんが少し離れる、後は頼む」



一緒に料理をしているスタッフにそう言うとあたしの所まで歩いて来て口を開く。



「待たせたなレン、なんか用か?」



「うん、モンドに渡したい物があるんだ」



「何を持って来たんだ?」



「肉」



あたしの言葉にモンドの顔が真剣な顔になる。



「なんの肉だ?」



「色々あるよ、今ちょっと【スタンピード】に対応してんだけど、いろんな魔物を狩る事が出来たからモンドにあげようと思ってね」



ん?何でモンドはため息をつくんだべ?あたしおかしなこと言ってないよね?



「・・・・・・・そうかなら有難くもらう事にする」



良し!これでドラゴン料理が食べれる!!



「色々な魔物があるけど頑張って研究して欲しい肉があるんだよ」



「なんの肉だ?」



「アースドラゴン、ファイヤードラゴン、サンダードラゴンの肉」



種類が違うから多分味も違う感じになると思うけどどれも美味しく食べたいのでモンドに研究してもらって美味しく食べたい!!



「お前・・・・・・それを売れば一財産築けるぞ?」



「美味い物の方がいい!!」



お金はあるし、お金が欲しい時は【アイテムボックス】に眠ってる物を売るから問題はないべ!!



「わかった・・・・ドラゴンの肉はもらう、どれくらいもらえるんだ?」



「えっと・・・・・・シン?」



あたしどれくらいドラゴンを倒したのかと回収してるのか覚えてないんだよ!!



「アースドラゴンが56匹、サンダードラゴンが20匹、ファイヤードラゴンが23匹ですね」



へ?



「ねえシン?この数って防衛戦の時の奴だよね?」



「はい」



・・・・・・・・めっちゃ来てる!!戦った時は夢中になっていたからきずいてなかったけど、この数はヤバいって!!あたし達でもやられてた可能性があったよこれ!!

しかもファイヤードラゴンをの一匹はあのでかい奴じゃん?本当に下手すりゃ王都まで行かれてたかもしれないよこれ。



「レン・・・・・本当に売れば一財産だぞ?」



モンドが真剣な顔でそう言って来たけどあたしはそれに真剣な顔で口を開く。



「さっきも言ったけどあたしは美味いもんが食いたいのさ、それもモンドが腕を振るってくれた料理がいい」



モンドが研究して作った料理・・・・・もうそれは超高級料理店でご飯を食べると同義だからね!!そんな機会を逃すものか!!

あたしの言葉にモンドは目をつぶり何度か頷いてから目を見開き真剣な顔で口を開く。



「わかった各種何匹かもらって少し考えてから料理させてもらう」



「やった!!!あ!食べる時はうちの子達やエルスさん達も一緒だからね!!」



「わかってる」



美味いもも物を食べるんだったら皆で食べないとね!!



「それに他になんの肉があるんだ?」



あ!そうだった!!ドラゴンの肉の事ばかり考えてた!!他の肉も渡さないと!!



「どんな肉が欲しい?多分店に出してる肉殆どあると思うけど」



【スタンピード】で確か900は倒していたはず・・・・どんだけ回収したかは分かんないけどね。



「ならオークの肉とレットボアの肉それと・・・・シャドースネークも欲しい」



多分全部渡せるね。

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