レディース異世界満喫禄

日の丸

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これはびっくり!!

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オレオ達もそうだったけどランクが高くなればなるほど魔物は自分の仲間を守る気持ちが強くなってくるみたいで決して自分だけ逃げようとは思わないようだ。



「レン様我々が行きます」



シンがそう言ったけどあたしは左右に首を振る。



「大丈夫だよ、あたしが行こう」



アズエルの【大災害】の時にブロードに魔物を見逃した時怒られたことをあたしは忘れていない。

怪我をしてるのに情けをかけて見逃した後にこのドラゴン達が他の人を殺す事があるかもしれない、それはその人をあたしが殺すも同じ事になる、だから決して見逃したりはしない。



「いえそうでは無くてドラゴン2匹にレン様が動く事は無いという事ですこちらでお寛ぎください」



「ほへ?」



え?かなりやる気になったたよあたし?さっきまでやる気がなかったのに、やる気が出て来たんだよ?



「レン様どうぞお座りください」



ミズキが【アイテムボックス】からテーブルと椅子を取り出してあたしに進めて来たので取り敢えず座る。



「ミズキ私はクーロムがのみたいわ!!」



もうアリーヌさんがお寛ぎモードになってる!!一応ドラゴンと戦ってる最中なんだけど? 



「さあレン様もどうぞ」



ミズキがクーロムを入れてくれたので一口飲んで・・・・ほっと一息つく。



「レン様。終わりました」



クーロムを飲んでいるとシン達が戻って来た。



「皆ご苦労様、カナデ、この周りに何かいる?」



もしかしたら見落としして魔物を見逃してるかも知れないからカナデに調べてもらう。



「この辺りには魔物はいないと思います」



どうやらしっかりと倒し切ったようだ。



「レン様これからどうしますか?」



「うーん」



思ったよりもあっさりと倒してしまったのでどうするべ?もう少しこの辺りを見回ろうかな?



「此処で昼ご飯を食べた後に少し見回ろうか」



近くにいなくても周囲を見回ればもしかしたら魔物にかち合うかもしれないからね。



「いい考えね!!私はカレーが食べたいわ!!」



アリーヌの言葉にミズキがちらりとあたしを見たのであたしは苦笑しながら頷く。



「わかりました少しお待ちください」



ミズキとカナデがお昼の用意をし始めた所にシンがあたしの所に来て口を開く。



「レン様先程の怪我をしたドラゴンなのですが、怪我は切り傷がほとんどでした」



「切り傷か」



って事は討伐者達との戦闘で負った傷と考えていいだろうね。



「ここに来るまでに人の遺体とかなかったよね?」



「はい」



ならかなわないと思い手を引いたのかな?討伐者ってその辺の見極めが大事だからね。



「恐らく逃げたかと、そのおかげでこの場所が師団長クラスに知らされたと思われます」



ああ!そう言えばソルティさん達が知って討伐チームをどうするか悩んでいたんだったね・って事は犠牲者は少ないかな?だといいんだけど。



「お待たせしました、今日は卵を使いましてオムカレーにしてみました」



おおおお!お馴染みのカレーかと思ったら、まさかのオムカレー!!これはびっくり!!



「可愛いわねこれ!!そして美味しい!!」



可愛いとか言いつつすぐさま食べてるのは凄いと思うんだ、まあアリーヌらしいけどね。



「どれ・・・・うまっ!」



しっとりオムレツにカレーがまた合う!!これはいいね!!







「さあ行こうか」



お昼を食べ後に少し休んで鍾乳洞を出て周囲を探索する事にした。



「さて」



あたしは【アイテムボックス】から日光を取り出して地面に軽く突き立てて手を放す。

すると日光が揺れ始めて倒れる。



「よしこっちに行こう」



行先なんて決めてなかったので適当に決めればいいかともいこの方法にした。

出来れはこの方角にあたしの天敵がいませんように!!

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