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特攻服は万国共通の万能服のはずだ!!
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「さて・・・・・王宮にいこう・・・・ん?その荷物は?」
あたしが転移を使おうと思ってルミナリアさんを見たらルミナリアさんの足元に大きな袋が置いてあったのに気がつきそう聞いてみた。
「これは教皇様の衣装です」
ああ!ルミナリアさんみたいに身なりを気にしなきゃいけないからね!!
「なるほどね、じゃあ行こうか」
転移先はコーリアスさんと教皇さんを置いて来た部屋、あたしはそこをイメージして転移した。
転移先についたらいきなりコーリアスさんの声が聞こえた。
「使徒様いらしたのですね」
どうやら転移先がコーリアスさんの眼の前だったらしくそう声をかけてきたみたいだった。
「呼ばれたからね、きょう外にいる兵達を中に入れるんだって?」
あたしがそう言うとコーリアスさんと一緒に居た第一王子のラスターが口を開く。
「その通りです、その時に私の即位も公表します」
お!ラスターが王様になるんだね!!
「決まったんだ?」
あたしがラスターにそう聞くと真剣な顔で頷く。
「お爺様と弟のダレスと話し合いをして・・・・決めました」
覚悟を決めた顔でそう言って来たのであたしは微笑みながら口を開く。
「そうかい・・・なら頑張りな、あたしも此処まで関わっちまったからね、何かあったら声をかけておくれ、力になるよ・・・・・ってどうしたのさ?」
何で顔を真っ赤にして恥ずかしがってるの?耳まで真っ赤だよ?え?あたしの恰好が変?いや!!それは無い!!特攻服は万国共通の万能服のはずだ!!
「何でもありません!!話を戻しますがお爺様と教皇様の話が終ったら私の即位の件が公表されその後に王都へ兵を受け入れ始めます」
視線を逸らしながらそう言って来たのであたしは頷く。
「って事はあたしいらなくね?」
見守って欲しいとか言ってたけどこれならあたし必要無いよね?と思いそう言うとコーリアスさんが口を開く。
「いえ・・・身勝手ではありますが最後まで見ていて欲しいのです、我が王族の起こした事をの結末を」
ふざける訳でも無く真剣な顔でそう言われては断れないじゃん!!
「わかったべ」
とことん付き合うよ!!
「教皇様、頼まれていた衣装をお持ちしました」
ルミナリアさんがそう言って衣服の入っているであろう袋を教皇さんに渡す。
「助かりました、では着替えたのち見張り台の上で話を始めましょうか」
あ!
「ねえ話を始めるってキチンと表の兵士達に聞こえるの?声を大きくする魔道具を使うとか?」
もしかしたらこの世界に拡張機みたいな魔道具があるのかの知れないしね。
「いえ・・・頑張って大声ではなすだけですが?」
コーリアスさんがそう言って来たのであたしは思わず溜息をつく。
「聞こえない奴の方が多くなるじゃん、カナデ出来る?」
多分カナデなら外に居る兵士達に聞こえるように『声』を届けてくれると思うんだ。
「勿論でございます」
自信満々にそう言って来るカナデの頭を撫でながらコーリアスさんに視線を向けて口を開く。
「2人はいつも通り話す感じにしていいよ、カナデが声を兵士達に届けてくれるから」
あたしがそう言うとコーリアスさんは理解できないのか首を傾げながら口を開く。
「どういうことですか?意味が分からないのですが?」
教皇さんとルミナリアさんも同じ気持ちなのかあたしに視線を向けてあたしの言葉を待っていた。
「さっき言った言葉のままだよ、カナデは離れた場所に言葉を届ける事が出来るんだよ、だからその能力を使って外にいる兵達に教皇さんやコーリアスさんの声を届ける事が出来るのさ」
やっとあたしの言葉の意味を理解したのかコーリアスさん達全員がカナデを見て驚いた顔をしていた。
あたしが転移を使おうと思ってルミナリアさんを見たらルミナリアさんの足元に大きな袋が置いてあったのに気がつきそう聞いてみた。
「これは教皇様の衣装です」
ああ!ルミナリアさんみたいに身なりを気にしなきゃいけないからね!!
「なるほどね、じゃあ行こうか」
転移先はコーリアスさんと教皇さんを置いて来た部屋、あたしはそこをイメージして転移した。
転移先についたらいきなりコーリアスさんの声が聞こえた。
「使徒様いらしたのですね」
どうやら転移先がコーリアスさんの眼の前だったらしくそう声をかけてきたみたいだった。
「呼ばれたからね、きょう外にいる兵達を中に入れるんだって?」
あたしがそう言うとコーリアスさんと一緒に居た第一王子のラスターが口を開く。
「その通りです、その時に私の即位も公表します」
お!ラスターが王様になるんだね!!
「決まったんだ?」
あたしがラスターにそう聞くと真剣な顔で頷く。
「お爺様と弟のダレスと話し合いをして・・・・決めました」
覚悟を決めた顔でそう言って来たのであたしは微笑みながら口を開く。
「そうかい・・・なら頑張りな、あたしも此処まで関わっちまったからね、何かあったら声をかけておくれ、力になるよ・・・・・ってどうしたのさ?」
何で顔を真っ赤にして恥ずかしがってるの?耳まで真っ赤だよ?え?あたしの恰好が変?いや!!それは無い!!特攻服は万国共通の万能服のはずだ!!
「何でもありません!!話を戻しますがお爺様と教皇様の話が終ったら私の即位の件が公表されその後に王都へ兵を受け入れ始めます」
視線を逸らしながらそう言って来たのであたしは頷く。
「って事はあたしいらなくね?」
見守って欲しいとか言ってたけどこれならあたし必要無いよね?と思いそう言うとコーリアスさんが口を開く。
「いえ・・・身勝手ではありますが最後まで見ていて欲しいのです、我が王族の起こした事をの結末を」
ふざける訳でも無く真剣な顔でそう言われては断れないじゃん!!
「わかったべ」
とことん付き合うよ!!
「教皇様、頼まれていた衣装をお持ちしました」
ルミナリアさんがそう言って衣服の入っているであろう袋を教皇さんに渡す。
「助かりました、では着替えたのち見張り台の上で話を始めましょうか」
あ!
「ねえ話を始めるってキチンと表の兵士達に聞こえるの?声を大きくする魔道具を使うとか?」
もしかしたらこの世界に拡張機みたいな魔道具があるのかの知れないしね。
「いえ・・・頑張って大声ではなすだけですが?」
コーリアスさんがそう言って来たのであたしは思わず溜息をつく。
「聞こえない奴の方が多くなるじゃん、カナデ出来る?」
多分カナデなら外に居る兵士達に聞こえるように『声』を届けてくれると思うんだ。
「勿論でございます」
自信満々にそう言って来るカナデの頭を撫でながらコーリアスさんに視線を向けて口を開く。
「2人はいつも通り話す感じにしていいよ、カナデが声を兵士達に届けてくれるから」
あたしがそう言うとコーリアスさんは理解できないのか首を傾げながら口を開く。
「どういうことですか?意味が分からないのですが?」
教皇さんとルミナリアさんも同じ気持ちなのかあたしに視線を向けてあたしの言葉を待っていた。
「さっき言った言葉のままだよ、カナデは離れた場所に言葉を届ける事が出来るんだよ、だからその能力を使って外にいる兵達に教皇さんやコーリアスさんの声を届ける事が出来るのさ」
やっとあたしの言葉の意味を理解したのかコーリアスさん達全員がカナデを見て驚いた顔をしていた。
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