レディース異世界満喫禄

日の丸

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この平和を堪能するべ!!

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エルスさんが真剣な顔であたしを見ながら口を開く。



「レン様、前にも言いましたがブロードさんにはまだその事は言わない方がいいと思います」



あたしは何も言わずエルスさんをみてエルスさんの言葉を聞く。



「確かに討伐者はいつか引退すると思いますが、それを決めるのは本人です。それを他の人から引退を示唆されその後の道を示されればその気も無いのに、その可能性を考えはじめ引退してその後に後悔する・・・・・なんて事が出てくるかもしれません、自分の人生なのですから後悔の無いように生きてもらいたいじゃないですか」



あたしはそれを聞き頷く。



「確かにその通りだね、友達には後悔して欲しくないから言わない事にするよ」



あたしの返事を聞き満足そうに頷いた後エルスさんが立ち上がり口を開く。



「では早速ギルドに行ってきます、セイさんお願いしますね」



セイは頷きあたしに視線をを向けて口を開く。



「エルスさんと一緒にギルドに行ってきます」



あたしは頷き口を開く。



「2人供いってらっしゃい」



あたしの言葉を聞きエルスさんとセイは出かけて行った。



「さてと・・・・ご飯にしようか」



まだ朝食がまだだし・・・・それにアリーヌさんが目で訴えてるんだよ『おなかがすいた!!』って!!



「畏まりました、少しお待ちください」



カナデがそう言ってキッチンへと向かうとポーラの声が聞こえ少し経ったらポーラとミズキガ料理を作って持って来た。



「おお」



ポーラとミズキが作ってくれたのはオムライスだった。

あたしは早速手を合わせて口を開く。



「いただきます」



アリーヌほどじゃないけどあたしも腹が減っていたから待ちきれず急いでスプーンでオムライスを掬い取り口に入れる。



「うまっ」



ふわトロ卵がまたいい感じで美味しい!と思ってアリーヌにそう言おうと思いアリーヌをみると無茶で食べてるので止めた。

そしてあたしもオムライスを堪能すべくオムライスに向かい合った。





朝食を終えてアニマルズとドラゴンズ達とまったりしているとフィーナがあたしを見ながら口を開く。



「お姉さま今日はどうされるんですか?」



そう聞かれたのでギンガを撫でながら少し考えた後口を開く。



「今日は家でのんびりしておくよ」



サッサとハウダック王国に行かないのは子供達と過ごす為だからね、今日子供達は用事があるから午前中はいないけど昼からはいるって言ってたから家でのんびりして午後から子供達と過ごそうかと思う。

まあそれにエルスさんが帰って来たらどうなっなったのか聞く事になると思うからね。



「そうですか、なら私も!!」



そう言った後ギンガ達と戯れるあたしの隣に座りニコニコしながらあたしを見る。



「ちょ!フィーナ?もう少し離れた場所に座れば?座る場所なんていっぱいあるべ?」



「私は此処な良いんです!!ここに座る事が私の幸せです!!」



目を血ばらさせて鼻息荒くそう言い切るフィーナが怖い!!



「お・・・・おぅ」



そう言いながらドン引きするあたしを見ても気にせずにニコニコしているフィーナが口を開く。



「平和っていいですね」



・・・・・・・・思えばあたしが望んでいるのってこんな日常じゃなかったっけ?まあフィーナの行動はあたしは望んでないけど!!



「そうだね、こういう日が続けばいいね」



この頃物騒な事ばかりだったからね、この平和を堪能するべ!!

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