レディース異世界満喫禄

日の丸

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間違ってますよアリーヌさん!!

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リュージュにお金を渡した後あたし達はアズエルの家へと戻り待っていたガイルに先程受け取った小太刀2振りをガイルに差しだす。



「レンお姉ちゃん?これは?」



差し出された小太刀を見ながらガイルがそう訊ねてたので微笑みながら口を開く。



「この小太刀はリュージュが魂を込めて打った物だよ、アンタのメインの片手剣が壊れた時の為にこれを買った、使いな」



恐る恐るという感じで二振りの小太刀を受け取りそのうちの1振りを鞘から抜き掲げながらその刃を見る。



「・・・・・・・・凄い」



目を輝かせてそう言うガイルを見て微笑みながら口を開く。



「リュージュが言うにはアンタなら小太刀二刀も行けるんじゃないかって事で2振り買ったんだ、今のスタイルとは違う戦闘スタイルになるから二刀にするかどうかはアンタが良く考えて使いな。

小太刀1振りでも十分に戦闘は出来ると思うけどね」



あたしがそう言うと小太刀を見ていたガイルが視線をあたしに向けて嬉しそうに口を開く。



「レンお姉ちゃんありがとう!!!この小太刀は大切に扱うよ!!!それとリュージュさんこのような素晴らしい武器を作ってくださりありがとうございます!!」



うっ!!ガイルの笑顔がとても眩しい!!でも喜んでもらえて良かったよ。



「大切にすることは良い事だけど、その子達は戦う為に生み出されたのよ、それを忘れないで」



嬉しそうにお礼を言って来たガイルにリュージュは真剣な顔でそう語り掛け、ガイルはその言葉を聞き真剣な顔になりしっかりと頷く。



「ならいいわ、その子達をよろしくね」



リュージュがそう言うとガイルは真剣な顔でもう一度頷く。



そのやり取りを見ていたフィルミナが2人のやり取りが終るのを見終わった後口を開く。



「さっき聞いた話じゃ明日から依頼でアズエルを離れるんでしょ?お守りをもらえてよかったじゃない」



フィルミナがそう言うとガイルが真剣な顔から笑顔に変わり頷く。



「これ以上ないお守りだよ!!」



うん・・・・本当に渡して良かった。



その後皆で話をしていたらジンとキリカの声が聞こえた。



「ただいまー」



「ただいま」



今日はキリカとジンが最後に帰って来たのでこれでさいごだね。



「ならご飯にしよう」



あたしがそう言うと『誰』とは言わないけどめちゃくちゃ嬉しそうに頷き席に着く食いしん坊が口を開く。



「今日はお腹が空いたわ!楽しみね」



間違ってますよアリーヌさん!!貴女はいつも腹ペコ状態なので『今日は』じゃなくて『今日も』ですよ!!



「今日はレン様から教わったポトフという料理に挑戦してみました」



テレスががそう言った後カナデ達が料理を運んできてくれた。



「美味しそうだね」



向こうで見た感じそのままで出て来たからあたしは少し驚いた。



「いただきます」



「「「「「「「「いただきます」」」」」」」



あたしはしっかりとポトフを味わいリュージュ達や子供達と一緒に楽しい食事をした。







「さて呑むべ!!」



子供達と一緒に食事をしてお風呂に入った後子供達とおしゃべりをし子供達が寝るのを見届けてからあたし達はあたしの部屋に集まり宅飲みを開始した。



「これが私が言っていた美味しいウイスキーよ」



フィルミナがそう言ってグラスにウイスキーを注いでいき皆に注ぎ終わってからグラスを掲げて口を開く。



「楽しい夜に」



ウインクをしてそう言うフィルミナを見て苦笑しながらグラスを掲げて口を開く。



「楽しい夜に」



さあ!これからは大人の時間だべ!!
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