71 / 82
つまらぬ者を斬ってしまった…
しおりを挟む
食糧自給率という数字がある。
簡単に言えばどれだけ国内で食べ物を生産できているかという数値であり、これが低いともし輸入が途絶えた時国内の食事事情が悲惨なことになってしまう。
今の我が王国の食糧自給率はかなり低いと思われる。
我が国で生産されている食糧はベーコンキャベツとみかんジュース。他にも色々作ってはいるが、微々たる量だ。
農業ロボ猪鹿蝶にも言われたが、確かに農業は大切だ。
今でこそ植物成長剤によるベーコンキャベツの異常成長と掲示板による取引でどうにかなっているが、もしかしたらいつかそれがなくなる時が来るかもしれない。
それに、これからどんどんホムンクルスを生産していく予定だ。最終的に何百万ものホムンクルスを生産する。
今の輸入に頼ったままではいつか限界がやってくる。
自分で食糧を生産しなくてはならないのだ。
そんなわけで、俺は農業を始めた。
肥沃な土地は有り余っている。水だって魔法でいくらでも生成できる。
ホムンクルスと農業ロボ猪鹿蝶に命じて、もう既に多くの土地を耕してる。
植えているのは小麦、米、ジャガイモなどの主食となるものからトマトやキャベツなどの野菜類。
農業に関して何の知識もない俺たちは取引で手に入れた学術書と農業ロボの適切な指導の元、拙い技術で土地を耕していく。
生産が得意なホムンクルスたちもビニールハウスなどを作り、惑星開拓本部所属の人員は一丸となって土地を耕す。
収穫の時期が楽しみだ。
…シームルグの作ったよくわからない種は隔離して育てている。何が育つか予想ができないからだ。
今日のログインボーナスはユニット確定ガチャコイン!
ガタンッ
HR『人質』
犯罪者が自身の要求を通すために拘束された人のこと。または約束を守る保証のために敵国などに送られた人。
戦国から江戸時代の日本ではお互いを信用できず約束を守らせるため、人質を送りあった。
徳川家康も幼少期人質だった。
出現したのは縛られたアンドロイドだった。
半分機械のサイボーグホムンクルスとは違う、全身が機械のアンドロイド。生身の部位が一つもない。
…そんなアンドロイドが、これでもかというぐらいに縛られていた。
手錠と足枷、体を縛る拘束服。その他もろもろ。
俺とホムンクルスは助けてと叫ぶアンドロイドを面倒だと思いながら解放した。
「人間。お前が私を解放したことは感謝している。だが下等生物である人間に従うつもりはない。」
何だこいつ。恩人に向かって何だそこ口の聞き方は。スクラップにしてシンオオサカニウムと混ぜてやろうか。
などと考えたが、辞めた。
俺は、このアンドロイドに見覚えがあったからだ。
ずいぶん昔にガチャから排出された応援ポスター。名前PDEHSMAKEN。政党は神学機械党。
公約は第十二の使徒の建設。
意味不明な応援ポスター。そのポスターに貼られていた写真のアンドロイドと目の前のアンドロイドが瓜二つなのだ。
いやいや、同じタイプの見た目なだけで別人だろう?
俺はこのポスターに書かれている名前と政党、公約について聞き込む。
「なぜ私の名前を知っている?神学?使徒?馬鹿げたことを。神などと言うありもしない幻想を信じ込むのは愚かな人間だけだ。機械である私がそのようなことはしない。」
こいつ応援ポスターのアンドロイド本人かよ。
だがどうも神学のことなどは知らないらしい。どういうことだ?同姓同名の別人なのか?
そう考えていると、農業ロボの蝶がこちらに向かって着陸してきた。
『山田様。指定された第4区域の開墾作業完了しました」
「よし、計画に従い、次の区域の開墾を始めよ。」
『はっ』
そうして蝶は飛び去っていった。
俺はアンドロイドに視線を戻すと、アンドロイドは空を飛ぶ蝶を見て呆然としていた。
「そうか…所詮我々アンドロイドなど人間と同じ…」
「いや、何でもない。ところであれは?ガチャより出した?なるほど…ガチャも一種の機械と言えるのか」
アンドロイドは一人でぶつぶつと独り言を話し始めた。
俺は知っている。この顔はマッドサイエンティストが自分の世界に入って深く考えごとをしている時の顔だ。そしてこの状態に邪魔が入ると烈火の如く怒り出すのだ。そしてその後、とんでもない発想で俺を驚かせ役に立ってくれる。
俺はアンドロイドを一旦放置することにした。後で何を考えていたのか聞いておこう。
その後、アンドロイドは運命教会に入信した。
どういうことだ!さっきと言ってることが違うぞ!
それでは、今日の無料ガチャ。
ガタンッ
UC『ハニートラップ』
イギリス人小説家ジョン・ル・カレの造語。1974年に出版された『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』に初登場。
基本的に女性の工作員が重要情報を知る男性を誘惑し、懐柔するまたは脅迫し、機密情報を要求する。
イメージでは女性がスパイ側だが、ハニートラップを仕掛ける男性スパイも存在する。
出現したのは、黄金色に輝く小さな池だった。
池の周りは花々が咲き誇り、黄金色の泉からは甘ったるい匂いが放たれている。
そう、この池はただの黄金色に輝く水ではない。花の蜜である。
もしこの辺りに虫がいたら、すぐに池に群がっただろう。
鑑定!
●ハニートラップ
蜜の精霊エレンシア。異世界の妖精です。蜜の泉の主人であり甘い香りに誘われた動物や人間を溺死させ養分とする恐ろしい妖精。
蜜の妖精はユニットではありません。生命体ではありますが罠アイテムに近い存在であり、山田様にも攻撃してくるので、注意が必要です。
なるほど、敵か?敵だな!
俺は花畑を踏み、池へと進みだす。
特に何の攻撃もなく、すぐに池までたどり着いた。
…まだか。俺は泉に触れる。ベタベタして気持ち悪いな。
うまっ!何だこれ⁈すっごい美味しい。ホットケーキにかけて食べたら美味しいだろうなぁ。
俺が蜜に夢中になっていると、突如として女性が泉の中から現れ、俺の手を掴もうとする。
俺はすぐに後方に飛び、剣を構えた。
「ワタシノイズミニフレルナォォァァァァァァ!」
「五月蝿い!邪魔だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「グワァーーーッ!」
梅花剣法 第七招式
『霜染梅枝』
俺は一歩踏み込み、凍りついた冬の梅枝のように、素早く剣を振り相手を真っ二つに切り裂く。
冬の寒さを表した鋭い剣戟の前に妖精はなす術もなく倒れた。
「違う!こんなものじゃない。師匠の剣はもっと冷たく、鋭かった!」
師匠…拳銃の第七招式は鋭過ぎて本当に凍るのだ。そしてもっと繊細に、冷たく固い冬の剣。
もっと鍛錬しなくては。俺は泉を飲みながらそう思った。美味い!
その後、妖精は首なしの手によりアンデッドとして蘇生、念入りに洗われてから泉に戻した。
哀れ、今では意志のない蜜を汲み取るだけの作業員である。
●第32層司令官 粛清王 ユリウスが撃破されました。
報酬として処刑確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第50層司令官 魔拳闘士 マクシミリアンが撃破されました。
報酬として戦闘型ユニット確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第55層司令官 魔龍賢者 ミュラーが撃破されました。
報酬としてドラゴン確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第82層司令官 魔人王 ヴォルガノフが撃破されました。
報酬として権力確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第93層司令官 大監獄長 ジェラルドが撃破されました。
報酬として監獄確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されました。
●第32層司令官 粛清王 ユリウス
親ダンジョンマスター派。文字が汚いことで有名。
昔ダンジョンマスターより褒美として第1層から第29層までの魔物を殺すことを許可され、数多くの上層司令官を仲間ともに殺してきた。
第61層への攻撃命令には喜んで参加し、少数の仲間と共に暗黒魔術師狩りを楽しんでいたが側近に化けたスライムにより暗殺された。
上層司令官達にとって恐怖の象徴は去った。反乱へのハードル低下。
●第50層司令官 魔拳闘士 マクシミリアン
中立派。ペットはイノシシと鷹。
戦いがあれば何処へでも向かう拳闘士たち。戦いが大好き過ぎて数百年前勝手に敵対陣営のダンジョンを攻め落とし、しかしそのダンジョンはシュラハトのスパイだった。罰としてダンジョン外の勢力に対する命令なき攻撃は禁止された。
今回の中層暗黒魔術師団殲滅命令には喜んで向かった。
拠点であるキャンプにてスライムが化けた料理を食べようとしたが直感で異常に気づきテーブルをひっくり返す。唖然とする幹部を無視してつまみ食いをした幹部の腹を直感で殴り嘔吐させる。
しかし2割の仲間がスライム料理を食べ侵食されてしまった。
拳で戦う拳闘士はスライム相手に相性が悪い。
彼は生き残った仲間を逃すため殿として孤軍奮闘した。
だが仲間思いの彼は、仲間の姿をしたスライムを殺すことができず、最後は死亡。
ダンジョンマスターは最強の一角を失い、拳闘士の怒りは暗黒魔術師団とダンジョンマスターへ。
●第55層司令官 魔龍賢者 ミュラー
反ダンジョンマスター派の中でも穏健派に位置する老龍。最近腰痛がひどい。
第61層への遠征は望まない攻撃命令により死んでいく中層暗黒魔術師団の保護のために向かったが、対龍装備のホムンクルス2500名に奇襲され死亡。
反ダンジョンマスター派はブレーキを失った。
●第82層司令官 魔人王 ヴォルガノフ
親ダンジョンマスター派筆頭 好物はアロエとミートパイ。
中層暗黒魔術師団殲滅のために軍勢を率いて向かうが、ゲリラ兵4人とスナイパー、カワウソ偵察兵による観測、アリクイ火炎放射器兵の空気操作能力による超ロングレンジ狙撃により五発の弾丸を叩き込まれ死亡。
親ダンジョンマスター派筆頭格の死亡、そしてその後の82層司令官を決める権力争いにより82層は火の海と化すだろう。
●第93層司令官 大監獄長 ジェラルド
親ダンジョンマスター派。趣味は拷問とバラの育成。
魔のダンジョンマスターに敗北したダンジョンマスターやその配下、生き残りを収監する大監獄の長。
中層暗黒魔術師団長を捕らえようと61層に向かおうとしたが、反乱を起こされて死亡。
第93層という下層エリアが陥落、大規模なレジスタンスが結成された。
簡単に言えばどれだけ国内で食べ物を生産できているかという数値であり、これが低いともし輸入が途絶えた時国内の食事事情が悲惨なことになってしまう。
今の我が王国の食糧自給率はかなり低いと思われる。
我が国で生産されている食糧はベーコンキャベツとみかんジュース。他にも色々作ってはいるが、微々たる量だ。
農業ロボ猪鹿蝶にも言われたが、確かに農業は大切だ。
今でこそ植物成長剤によるベーコンキャベツの異常成長と掲示板による取引でどうにかなっているが、もしかしたらいつかそれがなくなる時が来るかもしれない。
それに、これからどんどんホムンクルスを生産していく予定だ。最終的に何百万ものホムンクルスを生産する。
今の輸入に頼ったままではいつか限界がやってくる。
自分で食糧を生産しなくてはならないのだ。
そんなわけで、俺は農業を始めた。
肥沃な土地は有り余っている。水だって魔法でいくらでも生成できる。
ホムンクルスと農業ロボ猪鹿蝶に命じて、もう既に多くの土地を耕してる。
植えているのは小麦、米、ジャガイモなどの主食となるものからトマトやキャベツなどの野菜類。
農業に関して何の知識もない俺たちは取引で手に入れた学術書と農業ロボの適切な指導の元、拙い技術で土地を耕していく。
生産が得意なホムンクルスたちもビニールハウスなどを作り、惑星開拓本部所属の人員は一丸となって土地を耕す。
収穫の時期が楽しみだ。
…シームルグの作ったよくわからない種は隔離して育てている。何が育つか予想ができないからだ。
今日のログインボーナスはユニット確定ガチャコイン!
ガタンッ
HR『人質』
犯罪者が自身の要求を通すために拘束された人のこと。または約束を守る保証のために敵国などに送られた人。
戦国から江戸時代の日本ではお互いを信用できず約束を守らせるため、人質を送りあった。
徳川家康も幼少期人質だった。
出現したのは縛られたアンドロイドだった。
半分機械のサイボーグホムンクルスとは違う、全身が機械のアンドロイド。生身の部位が一つもない。
…そんなアンドロイドが、これでもかというぐらいに縛られていた。
手錠と足枷、体を縛る拘束服。その他もろもろ。
俺とホムンクルスは助けてと叫ぶアンドロイドを面倒だと思いながら解放した。
「人間。お前が私を解放したことは感謝している。だが下等生物である人間に従うつもりはない。」
何だこいつ。恩人に向かって何だそこ口の聞き方は。スクラップにしてシンオオサカニウムと混ぜてやろうか。
などと考えたが、辞めた。
俺は、このアンドロイドに見覚えがあったからだ。
ずいぶん昔にガチャから排出された応援ポスター。名前PDEHSMAKEN。政党は神学機械党。
公約は第十二の使徒の建設。
意味不明な応援ポスター。そのポスターに貼られていた写真のアンドロイドと目の前のアンドロイドが瓜二つなのだ。
いやいや、同じタイプの見た目なだけで別人だろう?
俺はこのポスターに書かれている名前と政党、公約について聞き込む。
「なぜ私の名前を知っている?神学?使徒?馬鹿げたことを。神などと言うありもしない幻想を信じ込むのは愚かな人間だけだ。機械である私がそのようなことはしない。」
こいつ応援ポスターのアンドロイド本人かよ。
だがどうも神学のことなどは知らないらしい。どういうことだ?同姓同名の別人なのか?
そう考えていると、農業ロボの蝶がこちらに向かって着陸してきた。
『山田様。指定された第4区域の開墾作業完了しました」
「よし、計画に従い、次の区域の開墾を始めよ。」
『はっ』
そうして蝶は飛び去っていった。
俺はアンドロイドに視線を戻すと、アンドロイドは空を飛ぶ蝶を見て呆然としていた。
「そうか…所詮我々アンドロイドなど人間と同じ…」
「いや、何でもない。ところであれは?ガチャより出した?なるほど…ガチャも一種の機械と言えるのか」
アンドロイドは一人でぶつぶつと独り言を話し始めた。
俺は知っている。この顔はマッドサイエンティストが自分の世界に入って深く考えごとをしている時の顔だ。そしてこの状態に邪魔が入ると烈火の如く怒り出すのだ。そしてその後、とんでもない発想で俺を驚かせ役に立ってくれる。
俺はアンドロイドを一旦放置することにした。後で何を考えていたのか聞いておこう。
その後、アンドロイドは運命教会に入信した。
どういうことだ!さっきと言ってることが違うぞ!
それでは、今日の無料ガチャ。
ガタンッ
UC『ハニートラップ』
イギリス人小説家ジョン・ル・カレの造語。1974年に出版された『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』に初登場。
基本的に女性の工作員が重要情報を知る男性を誘惑し、懐柔するまたは脅迫し、機密情報を要求する。
イメージでは女性がスパイ側だが、ハニートラップを仕掛ける男性スパイも存在する。
出現したのは、黄金色に輝く小さな池だった。
池の周りは花々が咲き誇り、黄金色の泉からは甘ったるい匂いが放たれている。
そう、この池はただの黄金色に輝く水ではない。花の蜜である。
もしこの辺りに虫がいたら、すぐに池に群がっただろう。
鑑定!
●ハニートラップ
蜜の精霊エレンシア。異世界の妖精です。蜜の泉の主人であり甘い香りに誘われた動物や人間を溺死させ養分とする恐ろしい妖精。
蜜の妖精はユニットではありません。生命体ではありますが罠アイテムに近い存在であり、山田様にも攻撃してくるので、注意が必要です。
なるほど、敵か?敵だな!
俺は花畑を踏み、池へと進みだす。
特に何の攻撃もなく、すぐに池までたどり着いた。
…まだか。俺は泉に触れる。ベタベタして気持ち悪いな。
うまっ!何だこれ⁈すっごい美味しい。ホットケーキにかけて食べたら美味しいだろうなぁ。
俺が蜜に夢中になっていると、突如として女性が泉の中から現れ、俺の手を掴もうとする。
俺はすぐに後方に飛び、剣を構えた。
「ワタシノイズミニフレルナォォァァァァァァ!」
「五月蝿い!邪魔だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「グワァーーーッ!」
梅花剣法 第七招式
『霜染梅枝』
俺は一歩踏み込み、凍りついた冬の梅枝のように、素早く剣を振り相手を真っ二つに切り裂く。
冬の寒さを表した鋭い剣戟の前に妖精はなす術もなく倒れた。
「違う!こんなものじゃない。師匠の剣はもっと冷たく、鋭かった!」
師匠…拳銃の第七招式は鋭過ぎて本当に凍るのだ。そしてもっと繊細に、冷たく固い冬の剣。
もっと鍛錬しなくては。俺は泉を飲みながらそう思った。美味い!
その後、妖精は首なしの手によりアンデッドとして蘇生、念入りに洗われてから泉に戻した。
哀れ、今では意志のない蜜を汲み取るだけの作業員である。
●第32層司令官 粛清王 ユリウスが撃破されました。
報酬として処刑確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第50層司令官 魔拳闘士 マクシミリアンが撃破されました。
報酬として戦闘型ユニット確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第55層司令官 魔龍賢者 ミュラーが撃破されました。
報酬としてドラゴン確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第82層司令官 魔人王 ヴォルガノフが撃破されました。
報酬として権力確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されます。
●第93層司令官 大監獄長 ジェラルドが撃破されました。
報酬として監獄確定ガチャコインがプレゼントボックスに追加されました。
●第32層司令官 粛清王 ユリウス
親ダンジョンマスター派。文字が汚いことで有名。
昔ダンジョンマスターより褒美として第1層から第29層までの魔物を殺すことを許可され、数多くの上層司令官を仲間ともに殺してきた。
第61層への攻撃命令には喜んで参加し、少数の仲間と共に暗黒魔術師狩りを楽しんでいたが側近に化けたスライムにより暗殺された。
上層司令官達にとって恐怖の象徴は去った。反乱へのハードル低下。
●第50層司令官 魔拳闘士 マクシミリアン
中立派。ペットはイノシシと鷹。
戦いがあれば何処へでも向かう拳闘士たち。戦いが大好き過ぎて数百年前勝手に敵対陣営のダンジョンを攻め落とし、しかしそのダンジョンはシュラハトのスパイだった。罰としてダンジョン外の勢力に対する命令なき攻撃は禁止された。
今回の中層暗黒魔術師団殲滅命令には喜んで向かった。
拠点であるキャンプにてスライムが化けた料理を食べようとしたが直感で異常に気づきテーブルをひっくり返す。唖然とする幹部を無視してつまみ食いをした幹部の腹を直感で殴り嘔吐させる。
しかし2割の仲間がスライム料理を食べ侵食されてしまった。
拳で戦う拳闘士はスライム相手に相性が悪い。
彼は生き残った仲間を逃すため殿として孤軍奮闘した。
だが仲間思いの彼は、仲間の姿をしたスライムを殺すことができず、最後は死亡。
ダンジョンマスターは最強の一角を失い、拳闘士の怒りは暗黒魔術師団とダンジョンマスターへ。
●第55層司令官 魔龍賢者 ミュラー
反ダンジョンマスター派の中でも穏健派に位置する老龍。最近腰痛がひどい。
第61層への遠征は望まない攻撃命令により死んでいく中層暗黒魔術師団の保護のために向かったが、対龍装備のホムンクルス2500名に奇襲され死亡。
反ダンジョンマスター派はブレーキを失った。
●第82層司令官 魔人王 ヴォルガノフ
親ダンジョンマスター派筆頭 好物はアロエとミートパイ。
中層暗黒魔術師団殲滅のために軍勢を率いて向かうが、ゲリラ兵4人とスナイパー、カワウソ偵察兵による観測、アリクイ火炎放射器兵の空気操作能力による超ロングレンジ狙撃により五発の弾丸を叩き込まれ死亡。
親ダンジョンマスター派筆頭格の死亡、そしてその後の82層司令官を決める権力争いにより82層は火の海と化すだろう。
●第93層司令官 大監獄長 ジェラルド
親ダンジョンマスター派。趣味は拷問とバラの育成。
魔のダンジョンマスターに敗北したダンジョンマスターやその配下、生き残りを収監する大監獄の長。
中層暗黒魔術師団長を捕らえようと61層に向かおうとしたが、反乱を起こされて死亡。
第93層という下層エリアが陥落、大規模なレジスタンスが結成された。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ポンコツと蔑まれた冒険者は最強クランをつくる
ぽとりひょん
ファンタジー
エアハルトは、幼なじみのエルメンヒルトを追ってダンジョンの町「ゴルドベルク」で冒険者になろうとする。しかし、彼のアビリティを見た人たちは冒険者を諦め村へ帰るように説得する。彼には魔力がなかった。魔力がなければ深層で魔物と戦うことが出来ないのだ。エアハルトは諦めきれずエルメンヒルトと肩を並べて冒険するため、冒険者となってポンコツと蔑まれながら、ソロでダンジョンに挑み始める。
貧乏神と呼ばれて虐げられていた私でしたが、お屋敷を追い出されたあとは幼馴染のお兄様に溺愛されています
柚木ゆず
恋愛
「シャーリィっ、なにもかもお前のせいだ! この貧乏神め!!」
私には生まれつき周りの金運を下げてしまう体質があるとされ、とても裕福だったフェルティール子爵家の総資産を3分の1にしてしまった元凶と言われ続けました。
その体質にお父様達が気付いた8歳の時から――10年前から私の日常は一変し、物置部屋が自室となって社交界にも出してもらえず……。ついには今日、一切の悪影響がなく家族の縁を切れるタイミングになるや、私はお屋敷から追い出されてしまいました。
ですが、そんな私に――
「大丈夫、何も心配はいらない。俺と一緒に暮らそう」
ワズリエア子爵家の、ノラン様。大好きな幼馴染のお兄様が、手を差し伸べてくださったのでした。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
タイム連打ってなんだよ(困惑)
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」
王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。
パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。
アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。
「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」
目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?
※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。
『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
無能はいらないと追放された俺、配信始めました。神の使徒に覚醒し最強になったのでダンジョン配信で超人気配信者に!王女様も信者になってるようです
やのもと しん
ファンタジー
「カイリ、今日からもう来なくていいから」
ある日突然パーティーから追放された俺――カイリは途方に暮れていた。日本から異世界に転移させられて一年。追放された回数はもう五回になる。
あてもなく歩いていると、追放してきたパーティーのメンバーだった女の子、アリシアが付いて行きたいと申し出てきた。
元々パーティーに不満を持っていたアリシアと共に宿に泊まるも、積極的に誘惑してきて……
更に宿から出ると姿を隠した少女と出会い、その子も一緒に行動することに。元王女様で今は国に追われる身になった、ナナを助けようとカイリ達は追手から逃げる。
追いつめられたところでカイリの中にある「神の使徒」の力が覚醒――無能力から世界最強に!
「――わたし、あなたに運命を感じました!」
ナナが再び王女の座に返り咲くため、カイリは冒険者として名を上げる。「厄災」と呼ばれる魔物も、王国の兵士も、カイリを追放したパーティーも全員相手になりません
※他サイトでも投稿しています
アポカリプスな時代はマイペースな俺に合っていたらしい
黒城白爵
ファンタジー
ーーある日、平穏な世界は終わった。
そうとしか表現できないほどに世界にモンスターという異物が溢れ返り、平穏かつ醜い世界は崩壊した。
そんな世界を自称凡人な男がマイペースに生きる、これはそんな話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる